広視野角IPSパネル搭載の、21.5インチ一体型。シンプルなスタイリッシュPC
HP 22-b000jp レビュー
スノーホワイトの21.5インチ一体型。広視野角のIPSパネル搭載で、非光沢なので目に優しい。高解像度のフルHD(1920 × 1080)搭載。下部のスピーカーとスタンド部分は金属加工されており、重厚さのあるデザイン。つなぎ目の少ないユニボディ設計で強固な筐体。奥行き約18.7cmのコンパクト設置が可能。USB3.0端子×2基、USB2.0端子×2基、HDMI出力端子などを装備。左右側面に端子がないのはやや不便か。 プラットフォームは2つあり、低コスト・ロースペックのAirmont設計と、Skylake設計(低消費電力 Uシリーズ)のモデルがある。 |
※掲載情報は2016年9月15日レビュー時点。採用パーツの構成やベンダーに関しては、供給状況により仕様変更の場合がある。この実機に基づくレポートであり、購入された場合との一致性は保証していない。詳しくは上記HPサイトでご確認を。
HP 22-b000jpの概要とテクノロジー
HP 22-b000jpではプラットフォームの異なるモデルが混在している。ベーシックモデルではAirmont設計であり低スペック仕様。ネットブックで培ってきた第4世代AtomにあたるPentium J3710 を搭載している。
エントリーモデルとスタンダードモデルでは、Skylake設計のUシリーズ仕様で、Core i3 / i5 のUシリーズを搭載する。無論、Airmont設計のベーシックモデルよりもパフォーマンスは高い。プラットフォームが異なるので、内蔵グラフィックも異なる。またメモリの規格も違っており、Airmont設計ではPC3L-12800 (1600MHz)、Skylake設計(Uシリーズ)ではPC4-17000 (2133MHz) となっている。
レビュー時点では、Airmont設計が最安値で¥56,800 (税抜)~、Skylake設計(Core i3-6100U)搭載モデルの最小構成で¥57,300 (税抜)~となっている。性能とコスパで考えると、Skylake設計のモデルのほうがお勧め。ただし、少しでも低消費電力で低発熱、低価格のモデルと言うなら、Airmont設計のモデルとなる。
アーキテクチャ | Airmont設計-Braswell (第4世代Atom) |
CPU |
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内蔵グラフィック |
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ストレージ |
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メモリ |
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他は、以下のSkylake設計モデルと共通
アーキテクチャ | Skylake設計(低消費電力 Uシリーズ) |
ディスプレイ |
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CPU |
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内蔵グラフィック |
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メモリ |
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ストレージ |
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装備する主要端子 | USB3.0端子 × 2基、USB2.0端子 × 2基、HDMI 出力端子、 SDカードリーダ、ギガビットイーサーLAN端子 |
サイズ(公称値) | 約 540mm (幅) x 402mm (高さ) x 187mm (奥行き) ※通常使用時・傾斜角度100° 時 約 4.80kg |
備考 |
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パーツの組み合わせはモデルによって制限されている。
今回レビューした、HP 22-b000jpの構成
今回レビューしたHP 22-b000jpは、 Core i3-6100U搭載のHP 22-b030jpというモデル。 Pentium J3710搭載のHP 22-b010jp はプラットフォームが違うので、デザイン上で若干異なる面があるかもしれない。
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広視野角IPSディスプレイ
HP 22-b000jpでは、21.5インチディスプレイで、広視野角のIPSパネルを採用している。解像度はフルHD(1920 × 1080)なので、表示できる領域も広い。また非光沢なので、ビジネスなど長時間使用でも目が疲れにくい。
21.5インチの画面にフルHDなので、ドットバイドット表示でも、文字やアイコンはさほど小さくならない。
(ドットバイドットとは、1pxの情報を「ディスプレイの1ドットで表示させること」で、拡大縮小をしていない状態のこと。ドットバイドット表示以外は尻切れや滲みの原因となる。)
視野角チェック。奥の方は若干、陰になっているが、TNパネルのような気になる色度変移はなく、IPSならではのすっきり感がある。
ディスプレイベゼルにはWebカメラとデュアルマイクを内蔵、下部にhpロゴのプリント。下部では横一列のスピーカグリル・デザインとなっている。また、パンチング穴の1つが電源ライトとなっており、白く点灯する。あまり目立たないのが目的かもしれないが、最初に見つけたときは、「何か?」と不思議に思った。
HP 22-b000jpのユニボディデザイン
HP 22-b000jpのカラーリングは非光沢で真っ白なスノーホワイト。背面ではさざなみをイメージしたという筋目のテクスチャーデザインになっている。ユニボディなので、つなぎ目が少なく、ポリカーボネート(工業プラスチック)のボディにしては堅牢性がある。
VESAマウントには対応していないので、モニタアームの取り付けはできない。
上部には僅かな隙間があり、排気口となっている。負荷時には風切音がするので、ファンを内蔵していれうようだ。背面のhpロゴは少しだけ立体。
HP 22-b000jpの右側面では、DVDスーパーマルチドライブを配置している。トレイ式なので配置の際は若干スペースが必要。
左側面では装備する端子はない。音量ボタンなどもないので、Windows 10で調整することになる。USBメモリなど頻繁にアクセスするユーザーでは、背面しか端子がないので不便かもしれない。その際は延長ケーブルを使うのの手だろう。ディスプレイの傾け角度は写真の通り。あまり傾く方ではないが、通常の用途であれば支障はない。
背面の装備端子。USB2.0端子×2基、ギガビットイーサーLAN端子、電源コネクタ、USB3.0端子×2基、HDMI出力端子、ヘッドセット端子を配置。上にはセキュリティロック・スロットを配置。
HDMI出力端子(マルチ画面用)があるので、更に大きなディスプレイや、拡張として他のディスプレイに出力が可能。
もしもHDMI端子の入力だったら単なる液晶モニタとして使えるので、個人的にそっちのほうがニーズがあると思うのだが、これはユーザー次第だろう。
底面では電源ボタンとSDカードスロットを配置。どちらも視界に入らないので扱いはやや不便。電源ボタンも手探りとなるが、電源ボタンの位置がだいたい目安になる。ここは慣れるしかないかな、という印象。横長の隙間が吸気口となっている。
HP 22-b000jpのスタンド
四支点のスタンドとなっている。股下にはケーブル等を通すことができる。見た目では、スタンドがバインバイン跳ねそうに見えるが、スタンド自体はスチール製で強固なので安定している。
設置例と付属品
HP 22-b000jpの配置例。一体型なので、机が広々使える。市販でもなんでもワイヤレスキーボードを使えば、簡単にどかせられるので、アナログ作業とのコンビネーションにいい。
65WのACアダプタが付属。ジョイントする電源ケーブルはアース付きなので太め。PCへのケーブルは細めでプラグ先はL字型になっている。
付属している白いキーボードはコンパクトタイプで有線。幅は38センチほどで、狭さはテンキー付きのノートパソコンと似ている。比較として下にDELLの付属キーボードを置いてみた。付属キーボードくらいでこだわることはないのだが、せっかくのデスクトップPCなのに、キーボードを狭くする理由がイマイチ理解できない。
アイソレーションタイプ。Enterキーの左隣あたりのキーがいくつか小さくなっている。ファンクションキーの印字が小さくて読みにくい。
テンキー部分。境目もなく、カーソルキーも同化した配列。デスクトップ用として個人的にNGなキーボード。せっかくの一体型なので市販のワイヤレスキーボードの購入をおすすめする。
チルトスタンドはなく、はじめから勾配になっている。中央には半立体のhpロゴを配置。
付属のマウス。2クリックボタンとホイールの通常マウス。topが光沢なので、指紋の付きがやや気になるかも。マウスの中央を押してもカチカチとクリック音がなるため、ちょっと気になる。
HP 22-b000jp ベンチマークテスト(Core i3-6100U)
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この構成におけるHP 22-b000jpのベンチマークテストを実施。
Core i3-6100Uのスペック。TDP 15Wの低消費電力のUシリーズ。2コア実装でHTテクノロジーによって4スレッド動作する。これに内蔵するグラフィックは、インテル HD グラフィックス520。
CINEBENCH R15のレンダリングでは、Core i3-6100Uのスコアが246。別のPCの例だが、Core i5-6200Uでは291あり、若干のパフォーマンスアップは期待できる。これくらいだと、体感速度では大きな差を感じられないだろう。
Pentium J3710 の検証はないが、同設計のPentium N3700が141しかないのを見ると、Core i3-6100Uよりだいぶ低処理能力と思われる。
ストリートファイター4およびドラゴンクエストXの ベンチマークテスト。画質デフォルト、1280×720 ウィンドウ表示で測ったところ、いずれも快適レベル。本格ゲームでもこれくらいの負荷のゲームであれば遊べる。
消費電力
いずれもディスプレイ輝度を最大で測っている。PCとディスプレイの合わせた消費電力をチェックした。
アイドル時では31Wほど。CINEBENCH R15のレンダリングでは44Wほど。 ストリートファイター4ベンチマークテスト中では50~55Wあたり、ドラゴンクエストX ベンチマークテスト中では47Wあたり。もともとウルトラブック向けのCPUを搭載しているだけあって、消費電力は低い。
3.5インチHDD
このHP 22-b000jp実機では、HDDにウエスタンデジタル製が搭載されていた。品番から3.5インチHDDが搭載されている事がわかる。パフォーマンスはこの通り。
詳しくはHPサイトにて
プラットフォームは2つあり、低コスト・ロースペックのAirmont設計と、Skylake設計(低消費電力 Uシリーズ)のモデルがある。 |
スノーホワイトの21.5インチ一体型。広視野角のIPSパネル搭載で、非光沢なので目に優しい。高解像度のフルHD(1920 × 1080)搭載。下部のスピーカーとスタンド部分は金属加工されており、重厚さのあるデザイン。つなぎ目の少ないユニボディ設計で強固な筐体。奥行き約18.7cmのコンパクト設置が可能。USB3.0端子×2基、USB2.0端子×2基、HDMI出力端子などを装備。左右側面に端子がないのはやや不便か。
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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