DELLの14インチ2-in-1ノート(Inspiron 5482) レビュー!
【Whiskey Lake】 Inspiron 14 5000 2-in-1のシルバーモデル
Inspiron 14 5000 2-in-1(Whiskey Lake設計)こと、Inspiron 5482(コンピューターモデル名)をレビューしている。360度回転するヒンジ構造の14インチ2-in-1ノートである。前ページではInspiron 5482のグレー・モデルを紹介したが、ここではシルバーのカラーバリエーションを紹介する。ほぼデザインメインのギャラリーになっているので、詳細はグレーモデル記事を参考にされたし。
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※2018年11月26日時点のレビュー。本製品の発売日は2018年10月5日である。
Inspiron 5482のシルバーモデル~各側面ごとのデザイン
Inspiron 14 5000 2-in-1(Whiskey Lake設計)こと、Inspiron 5482シルバーモデルのデザインをチェックしていく。まず、シルバーペイントされた天板の材質はポリカーボネート(工業プラスチック)。DELLサイトでは、「つや消しアルミニウム仕上げのボディ」と言うからややこしい。アルミ部分はパームレストのみである。触れたときの熱伝導で、天板とパームレストの材質の違いがわかる。中央にはクロム調のDELLロゴを配置しており、少し溝になった加工になっている。
サイズは、幅: 328 mm × 奥行き: 233 mm × 厚み: 20 mm。基本的にはホームモバイルというジャンルであり、バッテリー駆動にて家中のどこへでも自由に使うというニーズである。しかし、このサイズなら屋外へのモバイルでも無理のないサイズだろう。
底面、ユニボディ
底面は天板と同じくポリカーボネート(工業プラスチック)にシルバーのペイント。底面から端子がある側面まで一体型の「ユニボディ設計」であり、比較的堅牢性に長けた設計である。中央には溝になったInspiron ロゴが刻印されている。
前面
前面には装備するインターフェースはなし。
背面
背面には2つのヒンジと、その間に排気口がある。
ヒンジの隙間にも排気口はある。
右側面
左右側面にある装備端子は奥に配置しているため、有線マウスなどを常時接続していてもケーブルが煩わしくなりにくい。
右側面では、SDカードスロット、USB2.0端子×1基、セキュリティロック・スロットを配置。
左側面
左側面のデザイン。
左側面では、電源コネクタ、USB Type-C端子(USB3.1-Gen1、Display Port 対応)、HDMI端子、USB3.1-Gen1端子×2基(右側はPowerShare対応)、ヘッドセット端子を配置。なお、電源コネクタの右隣に電源ライトを配置している。
45WのACアダプタ(統合型-内蔵グラフィックの場合)
統合型-内蔵グラフィックの場合、つまりGeForce MX130非搭載の場合は、容量の低い45WのACアダプタが付属する。PC側へのケーブルは細めだが、メガネ型3P(C5とC6)でジョイントする電源ケーブル(アース付)は太めなので、取り回しはよくない。測量したところ、電源ケーブルを含め256gだった。65WのACアダプタよりも少しだけ軽め。
2-in-1ノートのInspiron 5482
Inspiron 14 5000 2-in-1(Whiskey Lake設計)こと、Inspiron 5482のディスプレイを反対側に折りたたんで、タブレットモードにする。この実機では1.711 kgだったため、タブレットPCとしては重量級。これは本来はノートPCそのものであるため、「2-in-1タイプ全般に言えるデメリット」である。
ジャイロセンサーにより自動で画面が回転する。(任意で回転ロックも可能)。
タブレット用途のスタンドモード。置き方を変えるとテントモード。
14ンチ 光沢 IPS タッチディスプレイ(解像度1920 × 1080)。広視野角の IPS パネル採用であるが、ガラス面(アクリル面?)にARコーティングが無いためか、斜めからは黒っぽく見える。パネルはともかく、実質的には広視野角と言い難い。それでもTNパネルのような著しい色度変移はない。
キーボードとアルミのパームレスト
天板と底面は、ポリカーボネート(工業プラスチック)であるが、パームレストはアルミ製で高級感と剛性あり。アルマイト加工でさらっとした手触り。グレーのモデルと異なりヘアライン加工はない。シルバーのモデルでは、サンドフィニッシュの梨地加工になっている。
キーボードのある上半分が全般的に窪んだデザインとなっており、やや斬新な印象。
電源ボタンが指紋認識リーダー(Windows Hello対応)になっている。その周囲はダイヤモンドカット加工されているが、アルマイト処理のためアルミの金属光沢は無くなっている。
タッチパッドの周囲では、グレーモデルと違ってダイヤモンドカット加工がなく、フラットな印象になっている。
以上がInspiron 14 5000 2-in-1(Whiskey Lake設計)こと、Inspiron 5482のシルバーモデル紹介。グレーモデルか、シルバーモデルかは、個人の好みに分かれそう。特にパームレストでは、グレーモデルのほうが「ヘアライン加工」と「ダイヤモンドカット」のアクセントでプレミアムイメージが強い。シルバーモデルは落ち着いたシンプル好みと思われる。
次はベンチマークテストを行う。構成はCore i7-8565U + GeForce MX130、およびCore i5-8265U + UHD グラフィックス620であり、パフォーマンスの差を検証してみる。
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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レビュー項目
- DELL Inspiron 14 5000 2-in-1 (5482)レビュー ※グレーモデル
- レビュー導入機2台目、Inspiron 5482 シルバー・モデルのデザイン
- ベンチマークテスト: Core i7-8565U + GeForce MX130、Core i5-8265U + UHD グラフィックス620