DELLパソコン使用レビューTOPInspiron Mini 10vをレビュー
DELLの第4弾となるミニノート。定番ともいうべき10インチワイドで、コストパフォーマンスがいいモデル。100%ユーザー視点で、パソ兄さんが購入ガイド。
納得パソコン購入術!パソ兄さんは、DELL(デル)購入ガイド

DELL Inspiron Mini 10vの購入アドバイス

最後にInspiron Mini 10vことInspiron 1011の購入アドバイスとして、上位機種であるInspiron Mini 10との比較を交えて解説します。Inspiron Mini 10はエンタテインメント要素を取り入れた仕様になっており、将来的はGPS機能やテレビチューナー内蔵のサポートを考慮しています。(2009年6月時点)。そして、HDMI端子を装備するなどInspiron Mini 10vよりも一歩進んだ構成です。また、オンボード・グラフィックにGMA 500を採用するため、動画再生においてもInspiron Mini 10が優勢です。ただし、基本的なデザインはほぼ同じで、サイズ、重量ともほぼ同じです。画面サイズ、キーボードも同じです。

どちらも安価を売りにしているミニノートなので、性能差やコストパフォーマンスの差はどんぐりの背比べに近い感じもしますが、どちらかを選ぶなら違いをはっきり把握したいものです。

外部モニタ出力端子比較

ミニノートは一般的なパソコンより画面解像度が低いし、画面サイズも小さいです。
そこで、外部モニタ出力端子を使って、大画面液晶モニタに出力することができます。
そうすれば、自宅にいるときくらいは大画面で操作することが可能です。

右側面をチェックします
Inspiron Mini 10v
Inspiron Mini 10vではアナログ出力のVGA端子を装備。出力時に信号の劣化が生じるため、デジタル出力時と比べると若干画質が落ちます。インターネット使用時やビジネス使用で気になるものではありません。
また、VGA端子では音声出力ができません。Inspiron Mini 10v本体から発するか、ヘッドフォン端子で出力することになります。

、HDMI端子
Inspiron Mini 10
HDMIInspiron Mini 10では、HDMI端子を装備。1本のケーブルで「映像データ・音声データ・著作権保護などの制御信号」をまとめて転送することができます。
HDMI端子は液晶テレビではかなり一般化しており、アメリカではHDMI端子がないテレビは販売禁止されているほどです。HDMI端子は開発元に対し高い使用ライセンス料が発生するので、当然、製品価格にも影響しています。
本当にHDMI端子が必要なのか、ユーザー側が考える必要があります。
ミニノートでHDコンテンツ再生はありえませんから、制御信号出力の意味がありませんし、劣化のないデジタル出力といっても、セカンドPC的なミニノートにそこまで求めるのか疑問です。そもそも、外部モニタ出力端子を使わないユーザーには無駄な出費になるでしょう。しかし、接続が楽ですし音声も出力できるので、外部モニタを使うユーザーには便利な端子です。

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Inspiron Mini 10vを分解してカスタマイズ!!

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液晶画面の比較

デル Inspiron Mini 10vの液晶画面
Inspiron Mini 10v
Inspiron Mini 10vの解像度は、ミニノートでは一般的な1024×576。
カスタマイズでも、これより上の解像度にすることはできません。ですから、文字は小さくてもいいから多くの情報量を一画面に収めたいユーザーには向きません。
そして画面デザインは、一般的な縁ありデザイン。

ミニノートInspiron Mini 10をレビュー紹介
Inspiron Mini 10
Inspiron Mini 10では解像度を「1024×576、1366×768」から選べます。
1366×768といえば、15インチノートの一般的な解像度です。10.1インチワイドに対してこの解像度は文字が小さくなりますが、あまりスクロールさせたくないなら、選ぶ理由になります。
画面デザインは、Edge-to-Edgeディスプレイ。液晶画面とベゼル(縁)が一体化した液晶ディスプレイ。クリアパネルが覆いかぶさってベゼルと画面に段差がありません。

スペック比較

気になる性能比ですが、Inspiron Mini 10vではCPUに「Atom Nシリーズ」を搭載しており、Inspiron Mini 10では「Atom Zシリーズ」を搭載しています。
Nシリーズはミニノート用に開発され、Zシリーズはもっと小型の「モバイル インターネット デバイス」向けに開発されたといいます。そのためか、Zシリーズのほうが省電力の傾向にあります。
NシリーズとZシリーズとではどうちがうのか、となりますが、
インテル Atom N270 (1.60 GHz/533 MHz FSB/512K L2 キャッシュ)
インテル Atom Z520 (1.33 GHz/533 MHz FSB/512K L2キャッシュ)
インテル Atom Z530 (1.60 GHz/533 MHz FSB/512K L2キャッシュ)
と見る限り、N270とZ530はスペックが同じです。
そのため、Inspiron Mini 10vとInspiron Mini 10を比較するのに、CPUではなくオンボードグラフィックで比較したほうが手っ取り早いです。
オンボード・グラフィックとは、パソコンの中枢ともいうべきチップセットに内蔵されたグラフィック機能です。Inspiron Mini 10vではGMA 950を内蔵、Inspiron Mini 10ではGMA 500を内蔵しています。
技術的にはGMA 500のほうが新しく、ビデオエンコーダーを内蔵しています。
動画再生支援機能を持つため、動画再生時にてCPUに負担をかけずに済みます。
つまり、パフォーマンスはInspiron Mini 10のほうが高いので、エンタテインメント寄りのミニノートとなります。
しかし、どちらもメイン機種にはなれないセカンドPCであることは理解しておきましょう。

次は第二章のInspiron Mini 10v購入レビューへ
購入DELL Inspiron Mini 10vを購入しました