グラフィックカードの交換
基本的にグラフィックカードに搭載されるビデオチップは、ATI「Radeon」かNVIDIA「Geforce」のどちらかになります。
色味に強い「Radeon」、めっぽうゲームに強い「Geforce」といろいろ好みはあると思います。そこでパソコンを購入した後に、ATI系からNVIDIA系へ交換するときの注意事項を書こうと思います。
グラフィックカードを自由に購入して、規格さえあえば購入済みのパソコンに搭載することができます。今現在であれば、PCI Express×16の規格ですね。
個人で搭載した場合、メーカー保証からは外れますが、失敗する例は少ないでしょう。
そこで注意事項をひとつ。
もし購入したパソコンがATI系のグラフィックカードだったとしましょう。特定のゲームをするため、推奨されているNVIDIA系と交換しました。
ここでよく起きるのが、パソコンの動作が不安定になってしまうことです。
この原因のひとつとして考えられるのが、デバイスドライバーの衝突です。
これを避けるためには、ATI系のグラフィックカードを外す前に、これのデバイスをアンインストールします。コントロールパネル→「プログラムのアンインストールまたは変更」で削除できます。
「グラフィックカードを外すまえに、もとのデバイスを削除する。」これがミソです。
ここでは、ATI系→NVIDIA系で説明しましたが、NVIDIA系→ATI系の場合も同じことです。
Windows Vistaでは、システムが不安定になるようなことは減ったようですが、交換の基礎知識として覚えておきましょう。
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