納得パソコン購入術!パソ兄さんは、DELL(デル)購入ガイド Studio hybridとStudio 17
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パソ兄さんのパソコン記事 ≫ 2009年3月4日

Studio hybridにするか、Studio 17にするか?

2009年3/4に「Studio hybridにするか、Studio 17にするか?」で迷われている方からアドバイス依頼のメールをいただき、その回答をご紹介します。
質問・購入条件の内容:
候補はStudio 17かStudio hybrid。
使用ソフトはエクセルと一太郎が中心。VHSテープの視聴資料をブルーレイディスクへ収録して、プロジェクターや大型テレビとパソコンをHDMIでつなぎ授業に使う。
内蔵HDDはソフトのみで、データは外付けHDDに保存するためeSATAが有る方を希望。
Studio hybridでは19インチワイドモニタとのセット購入を考えているようですが、eSATAがないところに、ややためらいがちのようです。あと、持ち運びに問題は無いか、懸念があるとのこと。

 

パソ兄さんの回答

ブルーレイディスクに視聴資料のダビングをお考えとのことですが、デルでサポートしているのは ブルーレイコンボドライブなので、ブルーレイディスクの再生は可能ですが 記録はできません。ただし、CDやDVDへの記録は可能です。 (2009年3月時点)
他社製も探してみましたが、ノートではブルーレイの読み込みのみが ほとんどです。
外付けで対応するしかなさそうです。

ダビングについて

ノートでダビングをするには、記録可能な外付けブルーレイドライブとVHSを取り込むための ビデオキャプチャカードが必要です。(ピンコードからUSBに変換するタイプがあります。) 家電のブルーレイディスクレコーダーがあれば、そちらで記録してパソコンで再生というのが いいかもしれません。 VHSの視聴資料をダビングするそうですが、コピープロテクトが入っているビデオテープは ダイビングできないのでご注意ください。 ちなみに映画のビデオテープのほとんどはダビングできません。

e-SATAについて

e-SATAはUSBの5倍の速度を持ち、HDDから外付けHDDへ大容量のデータを 頻繁にコピーするなら重宝できます。それ以外のことでは あまり重要性はありません。
今のUSBの10倍の速度を持つ、USB3.0の登場が 決まっているので、e-SATAは長く使われる規格ではないかもしれません。

Studio Hybridはお勧めしない

ご要望の使用目的を考慮すると、StudioHybridをやめておいたほうが いいでしょう。
持ち運んでも問題はありませんが、一応デスクトップ機なので、 キーボード、マウス、音を出すならスピーカー、外部モニタ、ACアダプタの ひとつでも欠けると使い物になりません。さらに電源コンセントがあることが必須です。
決まった場所で使うならまだしも、そのほか外出先で使うことがあれば不便になるでしょう。
それとStudioHybridをお勧めしない理由第一は、 性能に対しての価格が割に合わないことです。私からいうとホビーPCです。 というのも、チップセットが今買うには古すぎます。チップセットとは、パソコンの システム全体の制御をするパーツで、単体のグラフィックを搭載しない場合は チップセット内蔵のグラフィック、つまりオンボードグラフィックが使われます。
StudioHybridはオンボードグラフィックのみ対応です。
StudioHybridのオンボードグラフィックは「GMA X3100」で、 ブルーレイなどのHDコンテンツを再生できるグラフィック性能はありません。 しかもVista環境でで動画を扱うものなら、もたつきます。 (DVD再生ぐらいなら問題ありませんが。)
「StudioHybridにブルーレイのカスタマイズがあるけど?」と 思われたでしょうが、デルでブルーレイドライブを搭載したときのみ、 再生支援機能としてグラフィックアクセラレータと呼ばれるパーツが 取り付けられます。これは汎用パーツではないので、パソコンショップでも 売っていません。 つまり、ブルーレイドライブを搭載しなかったStudioHybridは 後で外付けブルーレイドライブをつけても、使い物になりません。
読み込みのみのブルーレイコンボドライブを内蔵して 外付けのブルーレイドライブもつけるというのは、効率悪いですよね。
StudioHybridのオンボードグラフィック「GMA X3100」は2007年ごろ 主流なオンボードグラフィックで、いまはその後継である「GMA 4500MHD」が主流です。
そして「GMA 4500MHD」を搭載しているのが、 Inspiron 15、Studio 15、Studio 17です。 そのなかでも、Studio 15、Studio 17は、RADEONといった単体のグラフィックを 搭載できるので「GMA 4500MHD」以上のグラフィックパフォーマンスが可能です。

Studio 17でいいと思います

グラフィックパフォーマンスとコスト面からしてもStudio 17でいいと思います。
それにデルの17インチノートはこれしかありません。 カスタマイズ構成の優先順位をアドバイスをすると、
*第一、グラフィックの強化
インテル(R) GMA 4500MHD (チップセット内蔵)
ATI Mobility Radeon(TM) HD 3650 256MB
上記で説明したGMA 4500MHDでもブルーレイ再生は可能ですが、 今後長く使っていくことや、もし高負荷な作業をすることになっても もたつかないノートにするため、単体のグラフィックである ATI Mobility Radeon(TM) HD 3650 256MBを搭載しておくことをお勧めします。
*第二、メモリ
その次はメモリが2GBよりも4GBがおすすめです。
*第三 、CPU
3番目にCPU(プロセッサー)のアップグレード。 Core 2 Duoになりますが、同シリーズでグレードの高いものにしても 価格に見合ったほどの性能向上はありません。予算オーバーなら アップグレードの必要はありません。グラフィックを第一優先してください。

XPS Studio 16も検討の余地あり

2009年1月27日に発売したStudio XPS 16販売終了は16インチワイドですが、 Studio 17よりやや予算上乗せで、グラフィックパフォーマンスも アップします。(高性能タイプのためオンボードグラフィックは対応していません。) それに画面のアスペクト比(横縦の比率)が液晶テレビと同じ16:9 2011年には完全に地デジ放送になるので、視聴覚教材も16:9で作られていくでしょう。 大型ワイドテレビとつなぐのであれば、パソコンの画面比率そのままで出力できます。 Studio 17では従来の16:10ですので、上下に黒帯が入るなど、比率の違いによる対応が なされます。 最近のパソコンは16:9へ移行しつつあるので、そこもちょっと考慮されるといいかもしれません。 Inspiron15も16:9ですがオンボードグラフィックのみですし、端子が少ない、15インチクラスなので 今回の要望には応えられないでしょう。Studio XPS 16 DELL販売終了
【詳しくはデルのサイトで⇒Studio XPS 16販売終了 】
Studio 17はデスクトップ機と同じ、10キーも付いて操作しやすいので Studio 17でいいと思います。 ちなみにStudio hybridはどうカスタマイズしても、Studio 17の性能より 見劣ります。そのうえ、価格が高いです。 Studio hybridはノートパソコンのパーツで構成されており、ブルーレイコンボを 搭載しなかった場合は7万円くらいのInspiron1525とほぼ同じ性能です。
Studio hybridは見送られたほうが、実用面からいって賢明かと。

 

Studio 17と、Studio hybrid

デル販売終了製品
Studio 17
Centrino 2 対応機種。17インチワイド光沢液晶を搭載。Core 2 Duoプロセッサー搭載可能。マルチメディアやエンタテインメントに最適なノート。ビジネス用からエンタメまで幅広く活用できます。
グラフィック・コントローラーでは、高度なカスタマイズが可能。光学ドライブはスロットイン式。カラーバリエーションが豊富で、8色から選べます。
また、キーボードがノートパソコンでは希少な10キー付きなので、デスクトップなみの入力作業のしやすさがあります。
次世代モニタ出力のHDMI端子や高速ネットワークのギガビットイーサLAN端子、8規格対応のメディアカードリーダーを標準装備。オプションで200万画素の内蔵ウェブカメラや、指紋認識リーダー、ブルーレイ、Bluetooth選択可能

studiohybridデル販売終了製品
Studio hybrid

Studio hybridを選択する理由

机上でも邪魔にならないサイズ。縦置き、横置きが自由。非常に軽くて設置が楽。
極めて低消費電力。ノートパソコン並みの静音性。インテリアにも合うデザイン。
選べる豊富なカラーバリエーション。接続端子が豊富。DVI、HDMI、光デジタル出力、IEEE1394、USB端子×5つ、8規格対応のメモリカードスロット、高速ネットワークのギガビットイーサーLANを標準搭載。カスタマイズの追加なしで、ここまで揃っているのはかなりポイントです。

Studio hybridを選択しない理由
オンボードグラフィックなので、3Dゲームや動画編集など映像系メインの使用には不向き。(ただし、ブルーレイディスクが再生できるブルーレイコンボドライブ搭載時には、再生支援のアクセラレイターが搭載されるので、ブルーレイの映画などは観られる。)
PCIやPCI-Expressといった拡張カードは搭載できない。光学ドライブやHDDの増設もできない。すべては外付けでカバーすることになります。スペックに対してのコストパフォーマンスはあまりいいとはいえません。設置性や省エネ性を重視しない限りは、無駄な買い物になります


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