SP1で、安定したWindows Vista
2008年3月以降、最初のVistaからアップデートしたWindows Vista SP1(Service Pack 1)のインストールとなっています。パフォーマンスの改善、ユーザビリティの向上、セキュリティ強化、新しいテクノロジーへの対応がなされています。改良点、修正点だけで500ほどあるのだとか。
性能面での改善点は、「基本性能の向上、ファイルのコピー速度向上、起動時間とスリープ復帰の速度向上、ノートパソコンにおいてはバッテリーの駆動時間が延びる」などがあります。
OSとしての安定度が格段に良くなっているので、まだVistaに移行していないユーザーならベストタイミングではないでしょうか
。
パフォーマンスの改善で、高速化&安定化
同じパソコン内(同じHDD内)でのファイルのコピーが25%速度アップ
SP1同士のパソコンでLAN経由のファイルコピーが50%速度アップ
(SP1とその他のOSでLAN経由のファイルコピーが45%速度アップ)
ファイルコピーの残り時間表示が正確になった。
ZIPの解答、圧縮が高速化
省電力機能の強化で、ノートパソコンならバッテリーの駆動時間が延長・・など
ユーザビリティの向上
ユーザーアカウント制御の表示回数が少なくなった
デスクトップ検索エンジンの変更が可能・・など
セキュリティ強化
Bit Lockerでシステムドライブ以外も暗号化が可能
セキュリティチップとUSBキー、暗証番号といった複数の認証システムを併用可能に
SSTP、NAPへの対応・・など
新テクノロジーに対応
Direct X 10.1のサポート
ブルーレイドライブなどのサポート向上
無線LAN規格「IEEE502.11n」のサポート強化
SDメモリカードの新しい転送方式「SD ADMA」をサポート・・など
SP1のアップデートは、Vista移行のいい機会
最初のVistaを使っていたユーザーの声なども反映し改善がなされ、Vistaに対応したアプリケーションも揃ってきています。基本性能も向上し、SP1以前を体験した者にとって確実にサクサク感を感じています。
Vista初登場の時よりもパソコン自体の性能も向上していますので、動作が心配で移行を見送ったユーザーにはよい機会ではないでしょうか。
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