納得パソコン購入術!パソ兄さんは、DELL(デル)購入ガイド 液晶モニタのアスペクト比
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パソ兄さんのパソコン記事 ≫ 2009年1月13日

液晶モニタのアスペクト比は、16:9へ移行するのか

SP2409W
ハイビジョンコンテンツに最適な、アスペクト比16:9に対応した24インチフルHD光沢液晶モニタ「S2409W」
2008年7月にデル初となるアスペクト比「16:9」の液晶モニタが発売されました。
2008年からパソコン用の液晶モニタで、16:10から16:9への移行が始まっているように感じます。「16:9」のパソコン用液晶モニタは22〜24インチワイドが中心となっています。(2009年1月時点)

アスペクト比とは

液晶モニタのチェック項目として、アスペクト比がありますが、アスペクト比とは液晶画面の「横と縦の比率」です。2009年1月現在では、パソコン用モニタでは16:10、液晶テレビでは16:9となっています。
液晶モニタのアスペクト比
写真を見れば分かるように、液晶テレビの画面はやや細長く見えます。アスペクト比違いのパソコンモニタ
左:従来どおりの16:10のパソコン用液晶モニタ(24インチワイド)
右:2008年ごろから登場した、16:9のパソコン用液晶モニタ(22インチワイド)
また、この比率は、解像度からでも読み取ることが出来ます。
解像度※解像度とは
画面は、「画素(ドット)」と呼ばれる小さな点の並びで構成されています。解像度は「1024×768」というように液晶画面の幅×縦のドット数で表示され、このドットの数が多ければ多いほど、きめ細かい表示ができます。画面が大きいからたくさんの情報を表示できるというのは誤りで、正しくは解像度が高いから、たくさんの情報が表示できるということです。

これまでのパソコン用液晶モニタ

12〜17インチワイドノートに多い標準解像度モニタ、1280×800
15〜17インチワイドノートのやや高解像度モニタ、1440×900
15〜17インチワイドノートの高解像度モニタ、1920×1200
20〜22インチワイドモニタに多い、1680×1050
≪これらの数値を計算すれば分かりますが、比率は16:10です。≫
液晶テレビおよび、同じアスペクト比のパソコンモニタ
フルHDでないテレビに多い解像度、1366×768
フルHDテレビの解像度、1920×1080
≪これらの数値を計算すれば分かりますが、比率は16:9です。≫

パソコン用モニタで、地デジテレビを視聴するとどうなるのか?

フルHD画質で放送されている地デジは1920×1080。つまり解像度がそれ未満の液晶モニタでは本来の高画質では視聴できないことになります。
そのため、液晶テレビの販売では1920×1080(フルHD対応)をセールスポイントにしています。
では、パソコン用液晶モニタで地デジを観るとどうなるか。
解像度でいえばパソコン用モニタの場合、1920×1200がフルHD対応になりますが、地デジのフルHD放送は1920×1080なのでアスペクト比が異なります。そこで、
地デジの字幕表示
このように、上下に黒い帯を置くことで、縦伸びにならないようになっています。
ですから地デジパソコンや映画鑑賞などで、映像が変形することはありません。
しかし、パソコンを介さない使い方の場合は、変形します。
最近のパソコン用液晶モニタは、地デジ放送を映すのに必要な機能「HDCP」に対応しているためテレビ代わりに使ったり、ゲーム機につなげたりすることができます。
HDCP対応の液晶モニタ
そこで家電のDVDレコーダーに接続したところ、縦伸びしました。(テニス選手がひょろ長くなっています。)とくにドラマでは役者の顔が面白くなります。
これを解決する方法は2つ。16:9の液晶モニタを導入するか、16:10の液晶モニタならアスペクト比固定機能が付いた液晶モニタを導入するしかありません。アスペクト比固定機能があれば、上下に黒い帯が入って、液晶モニタ単独で比率を固定することが出来ます。
(パソコンを介する場合は、液晶モニタにアスペクト比固定機能がなくても、ソフトウェアが調整してくれます。)

パソコン用液晶モニタを16:9にするメリットは

紹介したように通常のパソコン用液晶モニタ(16:10)でテレビ視聴すれば、上下に黒い帯が入りますが、16:9なら帯なしのフルスクリーン表示されます。
あと、テレビモニタやゲーム機用モニタとして使う場合、アスペクト比固定機能の有無を気にせず、フルスクリーン表示できます。
インターネットしか使わない人、映像視聴しない人には、まったくメリットはありません。テレビにも
基本的に、フルHDの地デジ視聴を考慮した16:9のパソコン用モニタなので、製品化されているモニタの解像度は1920×1080になります。(2009年1月現在)。
パソコン用もテレビ用もアスペクト比が共通になれば、液晶パネルの生産ラインが兼用になるので、いっそう液晶モニタ・テレビの価格が下がるのではないかと推測できます。
(何で、はじめから共通にしなかったのかが、根本的な問題ですね。)

16:10も16:9も、映画鑑賞ならどちらでもいい

映画作品の多くは「スコープ・サイズ」が採用されるため、約2:1の比率です。(正確には2.35:1)。そのため、モニタが16:10であっても16:9であっても、結局は黒い帯が入ってしまいます。
パソコンモニタ
16:10のパソコン用液晶モニタで、DVD映画を鑑賞。液晶テレビ
16:9の液晶テレビで、DVD映画を鑑賞。

SP2409W
ハイビジョンコンテンツに最適な、アスペクト比16:9に対応した24インチフルHD光沢液晶モニタ「S2409W」

デルから16:9のノートパソコンが発売されました

studio xps13の写真
新登場
Inspiron 15
15.6インチワイド光沢液晶を搭載。Core 2 Duoプロセッサー搭載可能。低価格のためオンボード・グラフィックですが、グラフィック機能が強化されたチップセット内蔵のため、ブルーレイや地デジなどのHDコンテンツの再生が可能です。一世代前の低価格ノートでは不可だった娯楽使用が可能になりました。ライトなゲームや低解像プレイならゲーム用にも可能です。
アスペクト比が液晶テレビと同じ16:9で、地デジ放送などを観ても上下に黒い帯が入ることはありません。
DLNA対応。DLNA対応の家電(レコーダーやテレビなど)があれば家庭内LANで接続が可能。パソコンに保存されている動画を離れたリビングのテレビに映したり、LANを通じて相互利用が可能です。
Webカメラを搭載すれば、ビデオチャットだけでなく、顔認証ソフトウェアによってセキュリティ管理が出来ます。


studio xps16の写真
Studio XPS 16 DELL販売終了
Studio XPS 16
16インチワイド液晶を搭載。上位クラスのCore 2 Duoプロセッサー搭載可能で、ゲームや動画編集など高度な使用が可能。
アスペクト比が液晶テレビと同じ16:9で、地デジ放送などを観ても上下に黒い帯が入ることはありません。
今となっては高画質でないDVD映像でも、高画質にアップコンバージョンし再生する機能を持ち、5.1chドルビーサウンド対応、サブウーファースピーカー付きで、映像コンテンツに最適な高性能ノート。
Webカメラ搭載でビデオチャットだけでなく、顔認証ソフトウェアによってセキュリティ管理が出来ます。
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