DELL 15型ノートのキーボード(テンキー無し) ※13型への流用あり
Inspiron 1520、Inspiron 1525、XPS M1530のキーボード
Inspiron 1520などのキーボードは2007年~2009年ごろの間、15型ノートでよく採用されていた。時代はCoreマイクロアーキテクチャで、Core 2 DuoのTシリーズやPシリーズの搭載ノートが多い。OSはWindows Vistaだった。(ちなみに次のWindows7が登場したのは2009年10月)。この頃の15型とは15.4インチ(アスペクト比16:10)が主流。この時期の、この条件のキーボードではEnterキーが2列目に配置されるというDELLノートの特異性が見られた。この特異性は2013年ごろに廃止されたと思われる。なお、このキーボードでは13型ノートでも流用されていた。
Inspiron 1520のキーボードパーツ 【2007年~2009年ごろ】
15.4インチノート Inspiron 1520で採用されたキーボード(2007年12月レビュー / 同年6月発売)。右端キーから左端キーまでの幅は307mm。
特異な箇所としてはEnterキーが2列目に配置されており、一番右端の列にはDelete、Home、Page Up / Down、Endなどのキーが縦に並んでいる。これに難色を示すユーザーもいたが、この頃のDELLでは定番であり慣れるしかなかった。ただ、Enterキーは大きめだし、右側には大きく空間があったので、慣れればなんとかなる印象はあった。シルバーカラーのキーボードは光の当たり具合によっては印字が見えにくくなる。
キーボード左側。
ファンクションキー列。F1~F4、F5~F8、F9~F12・・とブロック分けされており、その境目はやや大きめに空間が開けられている。
ファンクションキーは「スリープ、バッテリ残量表示、外部モニタ切り替え」などの機能キーと兼用になっており、青い印字で分けられている。これらのキーを使う場合は、キーボード左下にあるFnキーとの同時押しする。F8はCRT/LCD(ブラウン管 / 液晶)とあるので外部ディスプレイの切替。この時代(2007年)はまだブラウン管モニタを使っているユーザーがいたのだろうなあ。
カーソルキーの上下キーが、「ディスプレイ輝度調整」と兼用で青い印字になっている。
コンテンツ再生停止、音量調節などの操作に使う「メディアコントロール・ボタン」はキーボード面にはなく、別の位置に装備している。Inspiron 1520の場合では、筐体前面部にメディアコントロール・ボタンを配置。
キートップは湾曲しており指先にフィットする形状だが、表面処理の影響なのかやや滑る感じ。
家庭レベルのアバウトな測定だが、キーストロークは2.5mmあり、しっかりした打鍵感がある。
Inspiron 1520での搭載。キーボード外部(上部)に「Num Lock、Caps Lock、Scroll Lock」のランプが配置されている。
Inspiron 1520にてキータッチの様子。
この型のキーボードを搭載した例
上記ではInspiron 1520を被写体としてキーボードを紹介したが、他のモデルでの搭載事例を紹介する。同じ型のキーボードであるが、色違いや表面加工の違い、兼用キーの設定が異なる派生版などもある。15型だけでなく、13型ノートでも採用されていた。
Inspiron 1525
後にエントリータイプとして15.4インチノート Inspiron 1525が発売されたが、同じキーボードパーツを採用している。(2008年7月レビュー)。このモデルではキーボード右上の枠外に、タッチセンサーの「メディアコントロール・ボタン」を配置している。
XPS M1530(キートップの色違い)
上位機種である、15.4インチノート XPS M1530(2008年5月論評)でも同じキーボードパーツを採用している。こちらはキーの塗装がメタリックっぽくなっている。
Inspiron 13、XPS M1330(13型ノートで流用されていた例)
13型ノートでもこのキーボードパーツは採用されていた。これは2008年12月、展示品撮影のInspiron 13(コンピュータモデル名不明)。梨地表面のキーはブラックカラーである。
13.3インチノートのXPS M1330(2008年1月論評)でも採用されている。カラーも含めばXPS M1530とまったく同じ。
Inspiron 1545(同型キーボード・仕様変更の例)
このキーボードパーツの最期あたりになると派生版が登場している。15型ノート Inspiron 1545ではキーボードの型は同じだが、兼用キーの設定が異なっている。青で印字されたファンクションキーがセカンダリになっており、Fnキーと同時押しで有効となる。さらにこれまで外部にあった「メディアコントロール・ボタン」やワイヤレス・スイッチもキーボードの一部として「兼用キー」で取り込まれた。まずエントリーモデルから、生産コストを下げるための構造に移行しているようだ。
F1には「モニタのアイコン」が印刷され、外部モニタの切替ボタンになっている。前回では「CRT/LCD」という表記だったが、要するに「ブラウン管 / 液晶」という意味だと時代遅れの表記と判断したのだろう。もはや2009年になると、「モニタといえば液晶」の時代になっている。
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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