Vostro 430 レビュー
設置しやすく拡張性もあるミニタワー型。2世代目となるCore i7(800シリーズ)が搭載可能なハイエンド機。
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DELL Vostro 430の内部をレビュー


Vostro 430の内部をチェックしていきます。Vostro 430は比較的コンパクトなMicro ATX仕様のマザーボードを採用しています。


マザーボードのアップ写真。


CPUクーラーはインテル純正ではなく、DELLのオリジナルっぽいです。CPU周りを見ると、どうやらVRMは5フェーズでした。少なすぎても不安定になるし、多すぎても消費電力が高くなるので、スタンダードな数です。

VRM(Voltage Regulator Module)
VRMはCPUに供給する電流を生成する装置。その数をフェーズ(回路数)といいます。フェーズ数が多いほどコンデンサの負担が減り、安定した電流供給ができますが、コスト高になってしまうのと消費電力が上がってしまうデメリットがあります。
通常、3~4フェーズあれば標準と言われます。


DDR3 SDRAM メモリを採用。4基のメモリスロットを装備します。64bit Windows搭載なら最大16GBメモリまで拡張が可能。


背面にあるPCケースファン。ケース内のこもった熱を排気するファンです。

拡張スロットをチェック!


拡張スロットは、上からPCI Express x16 (グラフィックスカード用)が1基、PCIe x1が1 基、PCI を2基装備。PCI が2基あるところで、ビジネス向けに考慮された設計と分かります。


PCI Express x16 に搭載されたグラフィックカードの様子。


グラフィックカードの先(Vostro 430の前方)にはまだスペースがあります。

ドライブとドライブベイをチェック


光学ドライブは2基まで搭載可能。1ドライブに対してビス止め2箇所で固定が可能です。反対側は溝にはまって固定される機構になっています。


光学ドライブの下には、外部3.5インチベイが1基。フロッピードライブやメモリカードリーダーなどの3.5インチドライブ搭載用です。


ハードディスクは縦置きで2台搭載できます。

350Wの電源ユニット


350Wの電源ユニットを搭載。ATX電源なので、保証対象外でよければ市販の電源と交換が可能です。DELLの法人モデルは非常に安いので、自作感覚で雛形PCして購入するのも面白いです。


今回はLITEON製の電源ユニットでした。マーカーはオーダー時によって異なると思います。


電源で肝心な+12V系は2系列。それぞれの最大は12Aと18A。(Wで見るときは100Vをかければいいです)。

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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2020年 ノートPC部門2年連続1位」
出典-日経コンピュータ 2019年8月22日号 顧客満足度調査より

レビューは以上。
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