DELL Alienware TactXゲーミングキーボード レビュー
DELLのゲームブランドPCのAlienwareシリーズには、そのデザインや機能にあわせた専用周辺機器が別売りされています。AlienwareシリーズのPCには、基本的にキーボードとマウスが付属していません。(例外はあります)。ここでは、「Alienware TactXゲーミング日本語キーボードをレビュー紹介します。(2010年2月時点)
AlienwareシリーズのPCと組み合わせたいキーボード
Alienware TactXゲーミング日本語キーボードを紹介します。まずは縦長になりますが、全体像をご覧頂きます。
キートップに縁取りラインがされているところは、Alienwareシリーズキーボードの特徴といったデザインです。
やや菱形に近いデザイン。形状からしてすでにマニアックですね。キー配列や機能をみると、ロジクール製品のゲーム向けブランド「Gシリーズ」に酷似しています。おそらくDELLがロジクールに製造依頼しているのではないかと推測しています。
裏面。
チルトスタンドを起こした様子。さほど高くはならない。
着脱可能なパームレストつきです。
接続はUSBケーブル2本です。おそらく、イルミネーション用に補助電源としてもう1本必要なのでしょう。
キーとキーストローク
キーが厚めで押し応えのあるキーボードです。キーストロークが深い!
タイピングする様子。
アイソレーションキーボードではありませんが、はっきりした台形なので接触による誤操作は少ないと思います。
Enterキーを押す様子。多くのキーが波状になっているので指がフィットします。
テンキーを押す様子。
多機能キーについて
上部には、マルチメディアコントロールキーで、コンテンツの再生停止、進む戻るなどの操作が行えます。
指で指している4つ並ぶキーは、ロジクールでいう「Gキーの登録切り替え」とクイック マクロ設定キー。エイリアン用語で書かれているのが厄介ですが、M1~M3とMRと理解しておけばいいでしょう。MはMemoryのMです。
一番左側の縦に5つ並ぶキーは、ロジクールでいう「Gキー」。Gキーはマクロ機能を備えており、事前に操作手順を登録しておけば、キーひとつで実行することができます。
M1~M3ごとに登録が可能なので、つまり「5個のGキー × 3パターン」で計15種類の登録が可能です。M1~M3によって切り替えることができるので、アプリケーションやゲームによって分けることができます。 M3の隣にあるMRはクイック マクロ設定で、操作することでダイレクトにマクロ機能を登録できます。操作手順は「MR押す⇒登録するGキーを押す⇒登録するキー操作をする⇒MR押す」。
ゲームモードスイッチを右側にスライドすることで、Windowsキーやコンテキストメニューのキーを無効化することができます。これでゲーム中に誤操作する心配はありません。ただ、ゲームタイトルによってははじめから無効化してくれる場合もあります。
イルミネーションカラー設定
ユーティリティソフトにAlienware Command Center というのがあり、そのうちのAlienFXという機能で、イルミネーション・カラーをカスタマイズできます。パレットから20色選べます。
設定できるのは2箇所。
暗室で、イルミネーション演出の様子。
視認性もなかなか。
暗室でゲームをやる理由がいまいち分かりませんが、非日常の雰囲気を楽しむことができます。