



DELLノートパソコンのテンキー付きキーボード
【2014年~2018年】 Inspiron 15(5547)、3576、3565、3567などで採用
2014年が当方の初見となるInspiron 15-5547のテンキー付きキーボード。主に15型ノート向けに搭載されたDELL汎用キーボードパーツであるが、17型ノートでも流用されている。被写体には、同じキーボードパーツを採用しているInspiron 15-3576(2018年レビュー)を用いて紹介する。2020年時点の当レビュー内では、2018年まで採用されていたことを確認している。
キー配列
2014年7月論評のInspiron 15(5547)が初見であるキーボードパーツ。時代はHaswell で第4世代Coreプロセッサ (Uシリーズ)だった。ただし掲載写真はInspiron 15-3576(2018年レビュー)のもの。比較的キレイに撮影されていたため採用した。むろん、キーボード・パーツ自体は同じものである。エントリーモデルのためバックライトキーボードのような付加機能はない。
印字は白一色。地味な印象だが操作に関して目障りな面はない。Deleteキーの周辺など若干しなりが気になる箇所もある。また、中央がややしなるのは剛性の問題か少々チープ感が残る。一応、個人的には許容範囲でコスパの面も考慮して妥当な印象。よほど強く打鍵するユーザーでなければ問題ないだろう。
このキーボードの基本構造
地盤とキーボードを1セットにしたパーツ。このタイプでは割と安価なモデルで見られ、コストダウンまたは軽量化のため耐久用スチールを敷いていないことが多い。一体化のため地盤にも力が伝わりやすく、脆い箇所では「たわみ」や「しなり」が生じやすい。(補足:キーボードの地盤について)
アイソレーション・キーボード採用
このモデルは「アイソレーション・キーボード」を採用している。アイソレーションとは「分離、独立、絶縁」という意味である。キー同士の間隔が広く取られているので、キーが浮石のように独立している。この構造は誤接触が軽減されるため、爪の長いユーザーでも扱いやすい。そしてキーボードの内側にホコリが入りにくいメリットもある。ただし、ゲームユーザーには好まれていないタイプである。現在では主流となっており、当方のレビューを通してみると、2011年を境に急増した。15.6インチノートの幅にテンキー付きなので一部窮屈なキーもある。特にBackSpaceや¥のキーが小さく、ENTERキーもあまり大きくない。この辺は少々慣れが必要かと思われる。
「Enterキーの面積が小さい、Enterキーの上にあるBackSpaceキーと¥キーが小さい」というバランスの悪さは、Inspiron 15(7537)のキーボードを踏襲しているが、次のような改善点も見られる。「Enterキーとテンキーにはちゃんと間隔を開けてある。スペースキーをほどよいサイズにして、横列のキーにもサイズを割り振っている。」 テンキーは微妙にフルサイズではないが、気にならずに使える。
カーソルキーは小さめであるが、エリアが独立しているので誤接触はほとんどない。半角全角キーは小さくされていないので、扱いやすい。
ファンクションキー列のキーは小さいが、アイソレーションキーなので誤接触はほとんどないだろう。
ファンクションキーでは2つの機能を兼用するキーのため、優先設定(プライマリ動作)になっていない方は、キーボード左下側にある「Fnキーと同時押し」により使える。そこで「Fn + Escキー」を押すと、その優先キーを切り替えることができる。これが南京錠マークの「Fnキー・ロックの切り替えボタン」。厳密には、Fn + Escキーを押すことでマルチメディア機能を無効し、ファンクションキーのみにするという概念である。ただ使っている感覚では、プライマリとセカンダリの切替えっぽい印象が強い。ほかの方法では、BIOSセットアップでもファンクションキーの動作を変更することが可能。
F1~F6キーがメディアコントロールキー、F8が外部ディスプレイ切り替え、F9が検索、F11/12がディスプレイ輝度調整、Fn + PrtScr がワイヤレスのオンオフ。電源&バッテリーライトはHDDアクセスライトと兼用になっており、「Fn + Hキー」を押すごとにその表示内容を切り替えられる。(どっちに切り替わっているのか、動作して確認する必要がある)。このキーボードパーツを搭載している製品すべてに、そのライトを搭載しているのかは不明。各々のモデルで確認されたし。
Inspiron 15-3576に搭載されている様子。15型ノート向けのサイズで設計されている。
ホームポジションの様子。テンキーがあるため、やや左寄りのポジションになる。
キートップはほぼフラット。すべて非光沢で微かにザラザラした表面。指先にフィットするキーではなく、滑らすように打鍵するユーザーに向くと。
キーストロークのチェック。2014年時点の据え置きノートにしてはやや浅いが、最低限の底打ち感はキープしている。 定規をあてると、キーストロークは1.5mmあるかないか・・。家庭ではちょっと精密に測れない。指先で押すとこんな感じ。
押下の様子。
このキーボード・パーツを搭載しているDELL製品例(15型ノートにて)
2015年3月論評のInspiron15(3542)も同じキーボード。
このキーボードパーツの採用例は次のように続いている。「2015年7月論評 Vostro 15(3558)/ Inspiron 15(5558)、2015年12月論評 Inspiron 15(7559)ゲーミング、2016年12月論評 Vostro 15(3568)、2017年2月論評 Inspiron 15(3567)、2017年9月論評 Inspiron 15(5576)ゲーミング、2018年4月論評 Inspiron 15(3565)AMD、2018年5月論評 Inspiron 15(3576)、2018年9月論評 Inspiron 15 (3573) / Vostro 15(3572)」
2017年2月レビューのInspiron 15(3567)も同じキーボードパーツ。
2015年7月レビューのVosteo 15(3558)も。
2015年7月レビューのInspiron 15(5558)も。
2015年12月レビューの格安ゲーミングモデル・Inspiron 15(7559)も。
ちなみに当サイトのレビューでは、2014年7月レビューのInspiron 15(5547)がこのキーボードパーツの初見。
17型ノートでの流用例
2014年7月論評のInspiron 17-5000シリーズ(5748)でも採用していた。17.3インチノートなので筐体が大きく、15型向けのキーボードパーツが搭載されると、左右には大きく幅が余ることになる。
レビューは以上。
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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