15.6インチのコストパフォーマンス・ノート、DELL Inspiron 15 3000 (3567)レビュー
Core i3-6006U搭載時のベンチマークテスト
KabyLake設計のInspiron 15 3000シリーズこと、Inspiron 15(3567)をレビューしている。前世代のSkylakeとは互換性があり、今回レビューしているInspiron 15(3567)では第6世代 Core i3-6006Uを搭載している。グラフィックは内蔵仕様(インテル HD グラフィックス 520)。以下の構成におけるInspiron 15(3567)で、ベンチマークテストを行った。
2017年2月論評 KabyLake設計 Skylake互換 (Uシリーズ) |
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※2017年2月28日時点のレビューであり、手元の実機における現状レポートである。
Core i3-6006Uのスペックと、パフォーマンス
Core i3-6006UはUシリーズでTDP(熱設計電力)15Wの低消費電力CPUだが、最近はこれが標準になりつつある。2コア実装でHTテクノロジーによって4スレッド動作する。Core i3-6006Uに内蔵するグラフィックは、インテル HD グラフィックス520。Inspiron 15(3567)はKabyLake設計モデルだが、互換性により前世代(Skylake設計)のCore i3-6006Uが搭載可能となっている。
※最近(KabyLake)のトレンドとして低消費電力版が一般化している。そのため現在のポジションではUシリーズが「標準扱い」であり、Yシリーズが「低消費電力」、HQおよびHが「ハイパフォーマンス」となっているようだ。
CINEBENCH R15のレンダリングで、Core i3-6006Uのパフォーマンスチェック
CINEBENCH R15は、MAXON社のプロ用3DCG作成ソフト「CINEMA 4D」をベースとしており、レンダリングにかかった時間でスコアが算出される。CPUを100%稼働させるのでCPU性能指数の目安になる。コア数が多く、高クロックのCPUほど短時間で処理でき、スコアが高い。搭載グラフィックの性能にはあまり左右されない。掲載しているスコアは、すべて当方がレビューしたPCにて計測したものである。(環境による違いや、バックグランドの状態などで起きる個体差にはご容赦願う。)
Core i3-6006Uのスコアは209。近いパフォーマンスのものは同じくSkylake設計のCore m3-6Y30だった。Core i3-6006Uは第6世代Coreの下位ポジションだが、Core m3-6Y30に近いとなると、高性能タイプのタブレットや2-in-1ノートあたりのパフォーマンスと言える。
当サイトがこれまでレビューしたPCで計測した各CPUのスコア。重複するCPUは最大スコアのみを残している。Inspiron 15(3567)ではCore i5-7200Uが搭載できるが、これを参考にするとスコアは330あたり。Core i3-6006UとCore i5-7200Uでは、高負荷で比較すれば体感差はあるが、ネットやビジネスソフト程度では、大した差を感じない。用途に合わせればいいだろう。
ゲームのベンチマークテスト~Core i3-6006U搭載時
ストリートファイター4の1280×720 ウィンドウ表示(品質デフォルト)では50.16 FPSで、快適の60 FPSは超えられなかった。ドラゴンクエストX では1280×720 ウィンドウ表示(標準品質)でも、スコア2347で「やや重い」の評価。Core i3-6006U&インテル HD グラフィックス520では、比較的ライトなゲームでもちょっと厳しい。
ドラゴンクエストXで、過去PCと比較
「1280×720 標準品質 ウィンドウ」で、ベンチマークテストを実施。 過去PCと比較してみると、 Core i3-6006U 搭載だとスコアの伸びがよくない。 やはりCore i5-7200U (インテル HD グラフィックス620)搭載の方に目移りしてしまう。【 設定 】 | ドラゴンクエストX (1280×720 標準品質 ウィンドウ) |
スコア |
2017年2月論評 |
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2347 |
2017年2月論評 |
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10069 |
2017年2月論評 |
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6042 |
2016年12月論評 |
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5547 |
2015年12月論評 |
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4791 |
2016年9月論評 |
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4502 |
2017年2月論評 |
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4438 |
2016年9月論評 |
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3996 |
2013年4月論評 |
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3403 |
2016年5月論評 |
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2160 |
2010年7月論評 |
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1985 |
2016年9月論評 |
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1933 |
2010年4月論評 |
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1281 |
【 設定 】 | ドラゴンクエストX (1280×720 標準品質 ウィンドウ) | スコア |
ストリートファイター4で比較
2009年のミドルノーでト、Core i7-720QM + ATI Mobility RADEON HD 4570 構成 の Studio 15(1557)に近い性能であった。そのほか、数年前のPCと比較。 初期のインテル HD グラフィックスと比べるとパフォーマンスは大分高くなっている。ストリートファイター4 、ベンチマークテスト比較 1280 × 720 ウィンドウ表示 / 画質:デフォルト / ディスプレイ垂直同期OFF※GPU性能が主体だが、このゲームはCPU性能の影響がそこそこある。 |
AVERAGE FPS |
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50.16 | |
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49.74 | |
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48.48 | |
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48.05 | |
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48.01 | |
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47.70 | |
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47.42 | |
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45.26 | |
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43.73 | |
|
43.31 | |
|
42.54 | |
|
42.28 | |
|
41.52 | |
|
40.91 | |
|
40.89 | |
|
39.75 | |
|
38.68 | |
|
34.48 | |
|
34.65 | |
|
34.55 | |
|
30.20 | |
|
28.60 | |
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27.18 | |
|
25.09 | |
|
24.77 | |
|
24.62 | |
|
24.57 | |
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23.61 | |
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16.33 | |
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14.52 |
消費電力
ディスプレイ輝度最大、満充電済み、ACアダプタ接続で消費電力を測ってみた。アイドル時では7W程度、CINEBENCH R15ベンチマークテスト中では16W、ドラゴンクエストX では13Wあたり、BDよりちょっと重い高精細コンテンツ再生では11W程度だった。かなりの低消費電力であることは確認できた。
ストレージ(東芝製MQ01ABD100)
Inspiron 15(3567)ではSSDも搭載できるが、今回の構成では1TB HDDの搭載。採用されていたのは東芝製MQ01ABD100。これは9.5mm厚の2.5インチHDDである。回転数は5400rpm。2.5インチHDDはシーケンスQ32T1で100MB/s前後がトレンドだが、それよりもちょっと速めのパフォーマンスであった。いずれにしてもベンダーは供給時期により異なる。以下、比較用に掲載。
2016年にレビューしたPCにおける、2.5インチHDD(SATA接続)のパフォーマンス。
レビューは以上。
Inspiron 15(3567)について詳しくは、DELLサイトへ
2017年2月論評 KabyLake設計 Skylake互換 (Uシリーズ) |
基本的なインターフェースを装備した15.6インチエントリーノート。「USB3.0端子×2基、USB2.0端子、HDMI端子、100BASE-LAN端子、SDカードスロット」を装備する。テンキー付きキーボード搭載。これといった付加機能はなく、デザイン面でも低コストであるが、コストパフォーマンスに優れている。ブラック (非光沢)のモデルでは、天板およびパームレストが立体的なテクスチャ加工。光学ドライブは構成により有無がある。ディスプレイの選択もあり。 KabyLake設計で低消費電力の第7世代Core-Uシリーズを搭載するモデルだが、前世代のSkylake設計と互換性があるため、第6世代Core-Uシリーズの搭載も可能となっている。 |
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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レビュー項目
- Inspiron 15(3567) ~概要・デザイン
- Core i3-6006U 搭載時~ Inspiron 15(3567)ベンチマークテスト