Alienware Auroraレビュー
Core i7搭載可。水冷式システム採用。デュアルグラフィックが可能なモンスター級ゲームマシン。自作で組むより安く、ハイエンドな仕様が手に入ります!
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ヘビーユーザ向けのゲームPC、Alienware Auroraレビュー

ヘビーユーザ向けのゲームPC、Alienware Auroraレビューをレビューします。対象レビュー機は「パソコンフェア2010秋」で展示されていたものです。なお、2010年10月レビュー時点の情報です。

最強マシンのAlienware Aurora
Alienware AuroraはCore i7-860やCore i7-875Kを搭載し、グラフィックにNVIDIA GeForce GTX 460を2枚同時搭載するSLI仕様や、ATI Radeon HD 5770を2枚同時搭載するCrossFireX仕様が可能なモンスターPCです。つまりデュアルグラフィックが可能なヘビーユーザー向けパソコンです。もちろん、シングルでグラフィックカード搭載もできます。(2010年10月時点)。

2009年、Alienware Auroraが登場したときはCore i7-900シリーズ搭載プラットフォームだったのですが、リニューアルしてCore i7-800シリーズ搭載へスペックダウンしていますね。おかげで価格設定がぐっと下げられたようです。ゲームはCPUよりもグラフィックが要となるので、ある意味、歓迎すべきスペックダウンですね。価格も重要ですから。

そして定格を超えるオーバークロック設定が可能。そんなモンスター仕様もあって熱暴走に耐えるため、水冷式のCPU冷却システムが採用されています。動作音も空冷式と比べて半分以下なのだとか。ファイナルファンタジー14のような高度なゲームを長時間プレイしてもへこたれないタフなマシンです。

Alienwareブランドとは

Alienwareはもともと独自のメーカーブランドでしたが、DELLに買収されてからはDELLブランドのひとつとして販売されています。ただし、ほとんどDELLであることを表に出さず、Alienwareブランド一色で展開しています。(事前知識のない方は、DELLパソコンだと気づかないと思います。)

そしてAlienwareといえば、ハードな負荷に耐えられるスペックで構成されており、ゲーム専用機と言わしめる存在です。このようなモンスタースペックPCは、一時期、自作PCで組む人が多かったのですが、今となっては完成度の高いAlienware Auroraを購入したほうがコストを抑えられる傾向にあります。

ちなみにAlienware Auroraはモンスター級PCでありながら、Alienwareデスクトップシリーズでは最下位製品です。上にはAlienware Aurora ALX、Alienware Area-51、Alienware Area-51 ALXがラインナップされており、モンスターの中のモンスターPCも存在します。(2010年10月時点)。それらと比べたら、Alienware Auroraがかなりリーズナブルな販売価格に感じます。


以前、幕張メッセで開催されたゲームショウでは、24インチモニタを縦に3台ならべてゲームをプレイさせる演出がされていました。実際に個人でこのような使い方をしないでしょうが、とてもインパクトがありました。

コズミック・ブラック
今回レビューするAlienware Auroraのカラーはコズミック・ブラックで、非光沢とも光沢ともいえない、まさに宇宙ブラックのカラーです。
サイズは高さ426mm × 奥行 645mm × 幅 250mm 。マザーボードはコンパクトなMicro ATXを採用しており、高さはミニタワー型なみで大した背丈はないのですが、奥行 が645mmと深めになっています。重厚なパーツを上ではなく、奥に奥に設置した仕様です。 構成にもよりますが約20.4kgもあるので、重量級です。

ルナー・シャドウ
ルナー・シャドウという別カラーバージョンも選べます。ルナー・シャドウは両サイドパネルがUFOを彷彿させるシルバーカラーです。

Alienware Auroraでは電源ユニットに、525Wおよび、大容量875Wが選べるようになっています。グラフィックを2枚搭載するなら大容量875Wが安心です。
コストダウンのため、525Wを選んでもいいのですが、大したアップ金額ではないのでゆくゆくのことを考えて875Wを選んだほうが賢明かと思います。(2010年10月時点)

Alienware Auroraの内部チェック

CPUクーラーに水冷式
CPUクーラーに水冷式を採用しているのが見えます。自作PCで搭載するなら水冷式は結構なお値段ですよ。そして、チップセットにヒートシンクだけでなく空冷ファンまで付く徹底ぶりです。耐熱性に優れた固体コンデンサを多用しているところも特長的です。メモリスロットは4基あり、最大16GBメモリまで搭載できます。メモリの規格は、DDR3-1333 SDRAM。オーバークロックに適したXMPハイパフォーマンスメモリも搭載できます。

グラフィックカードは中央
電源が底面にあるため、グラフィックカードは中央に配置されます。拡張スロットはPCI Express x 16が2つ、PCI Express x 1が2つです。もともとMicro ATX仕様なので拡張スロットは少なめです。

拡張では、Creative Sound Blaster X-Fi Titanium サウンドカードやUSB 3.0 PCI Express カードが搭載できます。

HDDベイは前面底部に存在し、4基
HDDベイは前面底部に存在し、4基も装備します。RAID 0構成やSSDの搭載もできます。パーツの着脱に工具を必要としないアセンブリ仕様で、高いメンテナンス性を誇ります。

自作PCでこのようなPCケースを求めたら、かなりの高額になります。それに自作でハイエンドなパーツを導入して組み立てたら、出費と労力はかなりのものです。だったら、すんなりAlienware Auroraを購入したほうが全然いいですよね。

Alienware Aurora、側面の様子

20色からイルミネーションカラー
左右側面には、一部、シースルーの面があって、20色からイルミネーションカラーを設定できます。見た目にこだわるマニアの心をつかんだギミックです。


化学式のような細胞のような有機体と無機質が融合した感じ。そしてエイリアン文字でAlienwareと書かれています。


暗室での照明代わりにもなります。結構明るい。


ピンクやら、


緑やらと全部で20色から選択して各ゾーンへ設定できます。


イルミネーション設定箇所はサイドパネルの他、エイリアンヘッド、フロントパネル下部の通気口ゾーンにあります。

エイリアンヘッドは電源ボタン
前面のエイリアンヘッドは電源ボタンではなく、フロントパネルの開放ボタン。LEDが仕込んであり、20色からイルミネーションカラーをチェンジできます。

光学ドライブベイが3基
フロントパネルを開放した様子。光学ドライブベイが3基あります。フロッピードライブなどを搭載できる外部3.5インチベイはありません。なお、PC上で操作して光学ドライブのトレイを引き出すときは、フロントパネルの開放を確認しておきましょう。閉まっていると、“ごっつんこ” します。また、19メディア対応カードスロットが標準ではなく、オプション扱いなのがちょっと残念なところ。

イルミネーションを演出するため暗室で使用
光学ドライブを照らす間接照明を装備しています。さらにエイリアンが怪しげに光っています。イルミネーションを演出するため暗室で使用していても、このような照明があるので便利です。

間接照明
間接照明を下から覗き込んで見ます。結構、明るい。

天井にも通気口を施し
天井にも通気口を施し、徹底した排熱機構になっています。

Alienware Auroraのインターフェース

頂上にある菱形に近い形のメッキボタンが電源ボタン
頂上にある菱形に近い形のメッキボタンが電源ボタン。ルーバーを押し込んでやると、端子が現れます。USB端子2つ、IEEE1394が1つ、ヘッドフォンとマイク端子。

装備端子
背面にはUSB 2.0 x 6つ、 IEEE1394a x 1 つ、eSATA x 1つ、 ライン入力 x 1 、マイク入力 x 1 、オーディオ出力 x 4 、光デジタル音声出力端子、ギガビットイーサーLAN端子を装備。

上位機種Alienware Aurora ALXとの違い

4スレッド動作するデュアルコアのCore i3搭載。
上位機種にAlienware Aurora ALXがあります。スペックの違いは、Core i7-900シリーズ搭載プラットフォームで、メモリはトリプルチャンネルに対応します。(※Alienware AuroraではCore i7-800シリーズ搭載で、メモリはデュアルチャンネル対応。)

イルミネーション設定可能箇所が2倍となっており、20色を8箇所へ設定できます。電源875Wが標準搭載。天井に自動排気システムのルーバーを搭載します。もう少し予算が出せるなら、こちらをトライするのもいいですね。

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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2020年 ノートPC部門2年連続1位」
出典-日経コンピュータ 2019年8月22日号 顧客満足度調査より

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