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DELLのハイスペックPC、Studio XPS 9000をレビュー
インテルの新クアッドコアCore i7搭載モデル
Studio XPS 9000の展示品を観てきたので、外観を中心にレビューしたいと思います。Studio XPS 9000は、DELLとしては3番目のCore i7搭載モデルとなります。なお、2009年9月より姉妹機の登場の都合で、Studio XPS 435からStudio XPS 9000と改名されています。
「Core i7」は4つのコアをひとまとめ(1ダイ)にした、ある意味、真のクアッドコアです。
クアッドコアにはCore 2 Quadがすでに存在していますが、Core 2 Quadは2ダイによる構造なので、正確にいうと2コアを2パッケージ揃えたようなものです。デュアルコアを2つ寄せ集めたものと言っておきましょうか。
当然、コアをのひとまとめにしたCore i7のほうが高性能です。Core i7はハイパー・スレッディング・テクノロジーにより擬似8コアで処理することが可能で、ほかにもターボ・ブースト テクノロジーといった自動オーバークロック機能を持ちます。なお、Core i7の詳しい解説は後に続くページで解説します。
Studio XPS 9000は、DELLのCore i7搭載モデルでは中間マシン
まず、Studio XPS 9000より前に発売されたCore i7搭載モデル2機種を解説します。最初に登場したCore i7搭載モデルのStudio XPSは、ミニタワー型で設置性とコストパフォーマンスには優れますが、電源が360Wなのでハイエンド機構成には厳しく、拡張性はタワー型と比べると控えめになります。
そして最高峰モデル、XPS 730xは1000Wの電源を搭載し、グラフィックカードを2枚搭載するマルチGPUに対応するなど、ウルトラハイエンドマシンです。価格も一般的なパソコンと比べると倍以上します。ほとんどマニアクラスのゲームユーザーか、グラフィック関係の業務に使う上級者が購入するモデルです。
購入しやすい価格で、中級〜上級者も納得のハイスペックモデルがこれまでなかったのです。
そこでStudio XPSとXPS 730xの中間モデルとなるのが、このStudio XPS 9000です。拡張性、コストパフォーマンスも重視したモデルで、ハイスペックなパソコンをいろいろと活用したい中級ユーザーにもお勧めできます。
Studio XPS 9000の電源は、475Wなのでハイエンド機にしては少なめですが、マルチGPU(グラフィックカードを2枚搭載)をするようなマニアックな使用でないかぎり、特に問題はありません。そもそも、Studio XPS 9000は、PCI-Express×16スロットが1つなので2枚以上のグラフィックカードは搭載できません。
ハイエンドクラスのグラフィックカードを搭載すれば、高負荷な3Dゲームもプレイも可能なのでコストパフォーマンスも重視したゲーマーにも最適ですね。
Studio XPS 9000は、上級者も納得の拡張性
タワー型で大きめの筐体なので、設置にはそれなりに場所をとります。そのかわり、内部構造が自作パソコンに近い状態で、随分ゆとりがあります。自己責任で独自にグラフィックカードを用意しても、狭くて干渉することはほとんどないと思います。
DELLを初めメーカーパソコンは、パーツをみっちり詰め込んでゆとりのない構造の製品が多く、その点ではStudio XPS 9000のメリットがあります。HDDは3台、光学ドライブ2台搭載できる拡張性。USB端子はもちろん、15規格対応のメディアカードリーダー、IEEE1394、e-SATA、光デジタル音声出力、高速ネットワークのギガビットイーサーLAN、7.1ch対応のオーディオ出力など接続端子にも恵まれています。
Studio XPS 9000のパフォーマンス
今回チェックしたStudio XPS 9000のの構成は以下の通り。グラフィックカードはATI Radeon HD 4850を搭載していますが、カスタマイズでもっとハイパフォーマンスのカードも搭載できます。しかし、ATI Radeon HD 4850でほとんどの3Dゲームが遊べます。フルHD解像度でプレイできるタイトルも数多いでしょう。
Studio XPS 9000の構成 |
製品画像 |
|
OS |
Windows 7 Home Premium 64bit |
CPU |
インテル Core i7-940
(2.93GHz , 8MB L3キャッシュ)
※クロック数最大3.2GHz |
メモリ |
6GB (2GBx3) DDR3-SDRAMメモリ |
グラフィック |
ATI Radeon HD 4850 512MB |
HDD |
750GB SATA HDD(7200回転) |
Windowsエクスペリエンス・インデックスのスコア |
プロセッサ |
7.5 |
メモリ |
7.5 |
グラフィックス |
7.3 |
ゲーム用
グラフィックス |
7.3 |
プライマリ
ハードディスク |
5.9 |
Studio XPS 9000は販売終了 |
Studio XPS 9000の左側面をチェック!
左側面に通気口が2箇所。
左側面の下部にある高級車のようなグリル板。デザインも凝っています。
左側面の中部ににある通気口。さきほどの通気口と比べるとシンプル。
この通気口は、CPUの放熱用として使われています。
右下には「Studio XPS」のロゴがエンボス加工されています。
Studio XPS 9000の右側面をチェック!
右側面には通気口は無し。すごくシンプルですが、エッジにクリムゾンオレンジが配色されており、アクセントになっています。また、側面から見ると分かりますが、前部は垂直ではなく、やや傾斜が入った形状です。
非常に気づきにくいですが、左下に「Studio XPS」のロゴがエンボス加工されています。
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2020年 ノートPC部門2年連続1位」
出典-日経コンピュータ 2019年8月22日号 顧客満足度調査より
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