17インチワイド光沢液晶の大画面!Studio 17
Core 2 Duoプロセッサー搭載可能で、
ノートパソコンでは大画面となる17インチワイド液晶です。グラフィック・コントローラーでは、エントリーモデルより高度なカスタマイズが可能なので、相当ヘビーな3Dゲームでなければゲーム用にも使用できるスペックを持ちます。製品の位置づけは、大画面でマルチメディアやエンタテインメントを楽しむのに最適なノートといったところ。
一般的な15インチワイドのノートパソコンと比較するとサイズは大きく、持ち運びにはとても厳しいですが、据え置き使用であれば配線や設置の煩わしさがないのがいいです。
また、これまで最上機種にしかなかった「ハードディスクを2台搭載」という 豊かな拡張性が実現し、ノートパソコンとは思えないほどの大容量を搭載することが可能です。
右側に13.3インチワイド液晶のモバイルノート「XPS M1330」を置いてみました。
Studio 17を使うなら基本は自宅使用で大画面を堪能し、万が一という時には外出先に持参できることがメリットでしょう。
Studio 17、選べる天板カラー
天板はカラーバリエーションが豊富で、複数色からお気に入りカラーを選べます。
レビューの天板カラーは、クール・ブラック。落ち着いたマット調のブラックです。
こちらはStudio 15ですが、Studio 17も同じくマット調のクラシック・レッドの天板があります。
こちらはStudio 1536。Studio 17も同様にマット調のチェリー・ピンクの天板があります。2008年11月時点では全8色のバリエーションがあります。
天板のDELLロゴ
クロムメッキ仕上げのDELLロゴが中央にあります。これは天板のカラーによって若干異なるようですが、わずかな立体感があります。
Studio 17、キーボードをチェック
キーボードがノートパソコンでは希少な10キー付きなので、デスクトップなみの入力作業のしやすさがあります。大画面ということもあり表計算に重宝できます。
また、従来では高級機種に限られていたキーボードのバックライト機能が追加されました。任意で白のバックライトをオンにできますので、暗闇での操作も安心です。
キーボート上部にはタッチセンサー式のマルチメディアボタンがあり、音量調整や再生、停止、スキップなどの操作をワンタッチで行えます。後のメニューにて詳しくレポートします。
従来機のキーボードと比較
こちらは前期モデルにあたるInspiron 1720のキーボード。
シルバー一色のスプレー塗料によるカラーリングなので、長期使用による摩擦剥げが懸念されましたが、Studio 17に至っては素材自体のカラーがブラックなので、そのような懸念はありません。
感覚的な意見ですが、前期モデルでは少し指先が滑るのに対し、Studio 17ではしっとり指先がフィットする感覚がありました。
Studio 17、パームレストをチェック
パームレストはXPSシリーズにあるようなアルミ製ではなくプラスチック製。
そして、デザイン的な模様がうっすらプリントされています。光にあたるとよく見えないほどなので、くどい印象はありません。
ちなみに天板をグラファイト・グレーにすると天板にもこの模様が入ります。
Studio 17、液晶画面をチェック
画面周りのフチ部分(ベゼル)が随分、薄くなっておりシャープ感を感じさせます。液晶画面のカスタマイズでは、フルHD画質の高解像度(1920×1200)を選ぶことができます。地上デジタル放送やブルーレイの本来の高画質を楽しむならお勧めです。
予算に余裕があれば、WLEDもおすすめ。
液晶画面のカスタマイズでWLEDを選ぶことができます。
WLEDとは「白色発光ダイオード」で、液晶パネルのバックライト光源のことです。現在、携帯電話の液晶によく使われますがパソコンにも使われ始め、ますますの薄型化となりつつあります。
WLEDは、高輝度で視野角が広く、省エネという特徴があります。また、通常のバックライトより長寿命といわれます。
ちなみに従来のDELLノートでは、WLEDにすると更にディスプレイ部が薄くなる特徴がありました。しかしこのStudio 17では通常のバックライトでもすでにWLED搭載時と同様の薄さを実現しています。
Studio 17、ヒンジ部分
ディスプレイ部分と本体をつなぐ蝶番(ヒンジ)は外側にジョイントされており、DELLではよくモバイル機種に多用している設計です。
この写真のようなヒンジのノートよりも、Studio 17のようなジョイント部分に厚みがあるタイプの方が耐久性があると推測できます。
Studio 17の背面
背面は、バッテリー部分と、通気口のみとなります。
据え置き用であれば、背面にUSBやLAN端子があると常時接続には便利ですが、その辺はちょっと不便かもしれません。通気口があるので壁ぎりぎりまで詰めることもできません。
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