キーボードの基本スペック用語
キーボードを選ぶために必要な基本スペック用語。キー配列、キーピッチ、キー・ストローク、アイソレーション・キーボード、キートップ形状、キー荷重について解説します。
キー配列
101キーボード | 英語配列の標準キーボード |
104キーボード | 101キーに、Windowsキー2つとメニューキーを追加したモノ |
106キーボード | 日本語配列の標準キーボード。101キーボードをベースに、「変換」「無変換」「カタカナ/ひらがな」などのキーを追加したモノ |
109キーボード | 106キーに、Windowsキー2つとメニューキーを追加したモノ |
112キーボード | 109キーにACPI対応の電源コントロールキーを追加したモノ。 (ACPIとは電源制御する規格のひとつ。)メールソフトやWebブラウザ、特定のソフトを起動するキーがあったりする。 |
事実上、日本で標準となっているのが、日本語106キーボードです。
印字されている文字が打てない?
キーボードの多くはWindowsで使われていると思いますが、規格はすべてWindowsのためにあるわけではありません。例えば109 キーボードではOADG109 規格で定められているため、「わ」のキーに「~」が印字されていますが、Windowsではこのキーで「~」を入力できません。
※OADG109 規格はWindowsのためだけではないため。 よって「~」の入力は、Shift+「へ」のキーで行う。
キーピッチ
キーピッチとは「キートップの中央から中央までの距離」です。18.5mm~19mm幅が標準とされ、このようなキーボードをフルサイズ・キーボードといいます。キーピッチが狭くなるほど狭いスペースにキーを配置することができますが、操作性は悪くなっていきます。18mm未満だと窮屈な印象を与えます。
ノートパソコンでは13インチクラス以上になると、だいたいメインキーがフルサイズです。
15.6インチノートでテンキーを装備している場合がありますが、筐体サイズの制限からテンキー部分だけがイレギュラーサイズになり、やや手狭になります。一方、17.3インチノートではテンキーもフルサイズがほとんど。
キーピッチがイレギュラーサイズの例
12インチクラス以下のモバイルノートでは筐体の小ささから、フルサイズ・キーボードは困難であり、19mm未満がほとんどです。指の移動範囲が狭いので楽という反面、慣れないとミスタッチが起こりやすいです。
キーピッチがイレギュラーサイズの例を紹介します。10.1インチミニノート(DELL Inspiron mini 10v)で、メインキーのキーピッチが17.5mmでした。
こういうタイプの場合、PCメーカーも極力フルサイズに近づける努力をしており、「フルサイズキーボードの○%で、フルサイズに近い使い心地」といったセールストークが見られます。なお、一部のキー配列が特異になることもしばしばあります。
8.9インチミニノート(DELL Inspiron Mini9)でメインキーのキーピッチが15.6mm。ここまでキーピッチが狭いと、操作性はかなり悪くなってきます。
この手のモバイルノートでは、キーピッチ云々のレベルではありませんね。
カーソルキー
ノートパソコンのカーソルキーの配置では、周辺に他のキーを置かない「独立配置」と、他のキーと列を成す「並列配置」があります。独立配置では関係ないキーを押す誤接触はなくなりますが、フルサイズではない傾向にあります。一方、並列配置ではフルサイズですが、誤接触のリスクがあります。
デスクトップ用キーボードでは、独立配置でフルサイズ。「操作性はノートパソコンよりもデスクトップキーボードのほうが良い」ことは言うまでもないでしょう。
キー・ストローク
キー・ストロークはキーを押し下げたときの深さで、日本語では押下(おうか)と言います。デスクトップ用で一般的な目安は3~4mmです。浅すぎると手応えないし、深すぎてもフカフカした印象だし、操作感覚に直結するのがキーストロークです。「深いと誤入力を防げるが高速入力には向かない、浅いと高速入力できるが誤入力のリスクが高まる」という面を持ちます。
デスクトップで3~4mm、ノートパソコンでは2~3mmといったところ。
アイソレーション・キーボード
キーボードのスタイルとして、2011年ごろよりパソコンメーカー各社からアイソレーション・キーボードのノートパソコンが見られるようになりました。(それ以前では、ソニーやAppleが先行していました。)
アイソレーション・キーボードは見た目から「浮石型キーボード」とも呼ばれます。メーカーによっては「チクレットキーボード」と呼ばれています。
※チクレットとはチューインガムのブランド名。製氷器の裏側のような形状をしていることから、チクレットキーボードと呼ばれている。厳密に言うと、現在のパソコンでは、アイソレーション・キーボードと呼ぶのが正しい。
アイソレーション・キーボードはキー周りに完全な空間があるので、誤って隣のキーに触れてしまうミスタッチが減ります。そのためネイルアートを施した指先でも操作しやすいメリットがあります。このキーボードスタイルは好みで賛否両論ですが、触感でホームポジションが把握しやすいのでブラインドタッチが苦手なユーザーなら扱い易いタイプかと思われます。
キートップ形状
さらにキートップの形状をチェックしておきましょう。キートップとはキーの上面です。キーはアイソレーションでなければだいたい台形ですが、キートップはフラットなものから、波状で指にフィットするものなど様々です。個人的には波状のキートップが使いやすいと感じています。
キー荷重
キーの重さのことをキー荷重と言います。軽いと高速入力に向く反面、慣れないと誤入力の要因になります。キーの配置ごとにキー荷重を変えている製品もあります。例えば力の入りにくい「小指が押すキー」は、人差し指で押すキーよりも2/3くらいの荷重に抑えるなどの工夫がされます。他の言い方では「押下圧」とも言います。
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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