GPUが同じでも、CPUが違うと、ベンチマークテストにどれだけ影響を与えるのか?
ゲームのベンチマークテストにおける、CPUの影響力
パソコンの性能指標として3Dゲームのベンチマークテストが用いられるが、グラフィック処理がメインなので、当然、搭載しているGPUが注目される。しかし、単純に「GPUの性能=ベンチマークテスト・スコア」とは言えない。GPUほどではないが、CPUもゲーム動作の処理に使われているからだ。
同じGPU(グラフィック)を搭載した条件で、ゲームのベンチマークテストにおけるCPUの影響力を比較してみた。これは姉妹サイトでレビューした機種にて検証した。なお、メインメモリは必要容量があればよく、それ以上の容量を積んでも影響はない。(メモリ不足でなければ、容量の違いで差は出ない)。OSやストレージ(HDDやSSD)の違いも、ベンチマークテストのスコアに大きな影響は与えない。
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検証するパソコン2機の構成(Core i7-5500U とCore i7-6700HQの違い)
同じパソコンで単純にCPUの交換だけで比べるのが一番なのだが、当サイトはメーカーパソコンレビューなので、そのレビュー範囲で分かったことをまとめている。
比較するパソコンはHP ENVY 17-n000と、そのリニューアル機のn100。「低消費電力だが低性能なCore i7-5500U 、そしてそこそこ電力は必要だが高性能なCore i7-6700HQ 」という違いがある。グラフィックには、どちらもGeForce GTX 950M 4GB を搭載している。搭載しているメモリやストレージは同じスペック。ただ、OSが異なるため厳密な検証ではないが、一応、OSの影響はないものとする。
GPUが同じでも、CPUが違うと3Dゲームのベンチマークテストにどれだけ影響を与えるのか、これで調べてみる。比較する2機種の構成は以下の通り。
Core i7-5500U のスペック
GeForce GTX 950M 4GB のスペック
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Core i7-6700HQ のスペック
GeForce GTX 950M 4GB のスペック
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CPUパフォーマンスの違いをチェック
まず、「インテル Core i7-5500U と Core i7-6700HQ で、どれだけ性能に差があるのか?」を、レンダリング処理を通して比較しておく。
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CINEBENCH R10ベンチマークテスト |
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処理時間⇒ 1分20秒 | 処理時間⇒ 33秒 |
CPUの性能が顕著に現れる、CINEBENCH R10ベンチマークテストでCPU性能の違いを把握する。
ENVY 17-n000(Core i7-5500U )のほうはUシリーズ搭載というだけあって消費電力が少ない。しかし、スレッド数の違いなどでレンダリングの処理スピードは遅い。ENVY 17-n100(Core i7-6700HQ )はそれなりに電力は必要だが処理は圧倒的に速い。
ゲームのベンチマークテストで、CPUの影響を比較
ストリートファイター4 ベンチマークテスト ※当方の測定条件: グラフィック設定はデフォルト。グラフィック設定はデフォルトであり、DirectX 9.0c 。モデルと背景の品質⇒高、シャドウとモーションブラー⇒低、パーティクル⇒中、エクストラタッチ⇒OFF)。 ※ただし調整する項目が一点あり、ディスプレイ垂直同期をOFFにして、60FPS以上でも測定できるようにしてある。 |
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1280×720 ウィンドウ表示 | |
AVERAGE FPS 184.74 | AVERAGE FPS 257.44 |
1920×1080 フルスクリーン表示 | |
AVERAGE FPS 151.05 | AVERAGE FPS 176.65 |
同じGPU搭載でも、「CPUが違うとどれだけ差がでるか」の検証だが、見ての通り、影響は確実にある。(ただし、どのくらいCPUに依存するのかはゲームによって異なる。ストリートファイター4では、比較的CPUの影響が反映されるほうだと思われる。)
ゲームの表示スタイルには、デスクトップ上の一枠で表示する「ウィンドウ表示」と、全画面を埋め尽くす「 フルスクリーン表示」がある。これを見るとウィンドウ表示だと、さらにCPUの影響が大きく反映と推察される。高解像度ディスプレイのウィンドウ表示なら尚更だろう。
その他の、ゲームタイトルにおける比較は、以下の通り。
いずれも1920 × 1080 フルスクリーン表示で、描写はデフォルトである。
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バイオハザード5 「ベンチマークテストA」 DirectX 10 |
AVERAGE FPS 88.8 | AVERAGE FPS 103.5 |
バイオハザード6 | SCORE = 4291 | SCORE = 4842 |
ラストレムナント DirectX 10 | AVERAGE FPS 62.24 | AVERAGE FPS 67.21 |
ファイナルファンタジーXIV 新生エオルゼア 標準品質(ノートPC) |
SCORE = 8198 | SCORE = 8561 |
ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド 標準品質(ノートPC) DirectX 9 |
SCORE = 7284 | SCORE = 8435 |
大小あれど、CPUの影響力はベンチマークテスト結果から分かる。ただ、ラストレムナントのようにさほどCPUの影響を受けていないタイトルもある。結論としては、「ベンチマークのスコア=搭載GPUの性能指標」ではない。(むろん、GPUの影響力が一番であるが。)
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