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DELL以外、他社製パソコンのキーボード調査!HP(ヒューレット・パッカード)編

Pavilion Aero 13-beのキーボード

13.3インチノート、HP(ヒューレット・パッカード) Pavilion Aero 13-beのパームレストおよびキーボード。左端キーから右端キーまでのキーボード全体幅が287mm。バックライト・キーボード機能を実装している。

ホームポジションの様子。

キーストロークと、押下圧について

キーストロークと押下圧については、各ノート製品レビューのページで言及する。このページでは「キー配列、キーピッチ、キートップ」の紹介とする。

このキーボードの基本構造

このキーボードは、地盤がパームレスト部分と一体型のタイプ。「キー部分のくり抜き型」である。キーボードエリアが少し窪地または低地になって、くり抜かれた穴からキートップが頭を出している構造。つまりキーボードの地盤は、そのままパームレスト全体の一部(1プレート)となっている。関連コンテンツ 【キーボードの地盤について

アイソレーション・キーボード採用

アイソレーション・キーボードを採用している。アイソレーションとは「分離、独立、絶縁」という意味である。キー同士の間隔が広く取られているので、キーが浮石のように独立している。この構造は誤接触が軽減されるため、爪の長いユーザーでも扱いやすい。そしてキーボードの内側にホコリが入りにくいメリットもある。ただし、ゲームユーザーには好まれていないタイプである。現在では主流となっており、当方のレビューを通してみると、2011年を境に急増した。

キー配列

キー配列で気になるのは、Enterキーが2列目にあること。右端には「Delete、Home、PageUp / PageDown、end」が配置されているので、少々クセの慣れが必要になる。13型ノートのキーボードとしては全体的に大きめの幅であるが、Enterキーが2列目という特異性のため、操作においてはやや手狭な印象を与える。back spaceキーを含む左隣4つのキーは少々小さくなっているが、気になるほどではない。電源ボタンはDeleteキーの左隣にあるため唐突でトリッキーな印象。

カーソルキーは小さいが、周囲にキーを配置しない独立配置なので、そこは使いやすい。よく見ると右カーソルと左カーソルのサイズが違う。その影響か、上下カーソルの方向マークが中心軸からズレているなどアンバランスな印象を受ける。ただ、まじまじと見るものでもないので、操作性に影響はない。

キーボード左側に注目。半角全角キーがやや小さいのが気になるが、一番左端にあるので誤接触はなさそう。ファンクションキーなどコントロールキーと兼用になっているところは、左下のfnキーと同時押して機能する。

キートップは微妙に湾曲があるような雰囲気だが、ほぼフラットに近い。実際の使用では指先にフィットする感じはなく、指先を滑らすようなタイピングに向く。

ファンクションキー(F1 ~ F12)と、「マルチメディア・設定キー」が兼用になっている。優先になっていない方は、キーボード左下側にある「Fnキー」と同時押しにより使える。なお、ファンクションキーの数字が小さすぎて読みにくい。先述したが、deleteとprt scの間に電源ボタンが配置されているところには違和感を感じる。

各キーと指先のアップ。

キーボード・バックライト

キーボード・バックライトでは、f4キーを押すごとに、次のような順で挙動していく。消灯時からスタートして、f5キー押下 1回目でライト機能ON(輝度最大)、2回目で調光(輝度弱)、3回目で消灯時に戻る・・・の繰り返し。なお、点灯時に暫く操作をしていないと自動で消灯するが、どこでもいいのでまたキーに触れると再び点灯する。

スペースキーは点灯しない(そりゃそうだ)。書体は細いが文字がかすれて視認しにくい箇所はない。結構光量があってはっきりしている。

バックライト透過のため、キートップの印字は白抜き文字になっている。そのため、中途半端に薄暗い環境の場合、バックライトの点灯がまばらに見える角度がある。気になる場合はバックライト・キーボード機能をオフにしたほうがいいだろう。

このキーボードの、キーピッチを測る

5mm方眼定規を当てて、キーサイズならびにキーピッチをチェック。メインキーの幅は15mm強で、キーピッチは標準とも言える約19mm(HPの公称では約18.7mmとある)。Enterキーのキーピッチは18mmほど

やや小さい半角全角キー(キー幅約12mm)では、キーピッチが17.5mmくらい。同じくやや小さいBack spaceキー(キー幅約14mm)ではキーピッチが17mmくらい。

ファンクションキーは小さいが、キーの幅は15mmほどある。キーピッチは約18mm。このキーピッチならば誤接触はほぼないだろう。

カーソルキーは全体で約49mmの幅に収められており、比較的小ぢんまりしている。不覚にも方向マークにつられて方眼定規が中心に当てられていない状態になったが調整してチェックしたところ、キーピッチは約17mm。

HP公式サイト詳細

メーカー直販 : HP Pavilion Aero 13の詳細 / ラインナップと価格

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