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21.5インチ一体型パソコン。Inspiron 22 3000 オールインワン（3263）

ベンチマークテスト！Pentium 4405U搭載時

21.5インチ一体型パソコンの、Inspiron 22 3000 オールインワンこと、Inspiron 22（3263）をレビューしている。フルHD（1920 × 1080）と広視野角のIPSパネルを採用したモデルであり、CPUにはSkylake設計Uシリーズを採用している。ここではPentium 4405U搭載時のベンチマークテストを行った。今回レビューするInspiron 22（3263）は以下の構成である。

2016年9月論評
Skylake設計

DELL Inspiron 22 3000シリーズオールインワン（3263）

Windows 10 Home （64bit）
21.5インチ非光沢・タッチ非対応 IPSディスプレイ（1920x1080）
Pentium 4405U （ 2.10 GHz）
4GB シングルチャンネル DDR3L1600MHz （4GBx1）
インテル HD グラフィックス510
500GB SATA HDD （5400回転）

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※2016年9月10日時点のレビューであり、手元の実機における現状レポートである。

Pentium 4405Uのスペック

Inspiron 22（3263）で搭載しているPentium 4405U Pentium 4405Uのスペック詳細。2コア実装だがHTテクノロジーによって4スレッド動作する。ウルトラブックで採用されるSkylake設計Uシリーズであり、TDPは15Wと低消費電力。Pentium 4405Uには、内蔵グラフィックとしてインテル HD グラフィックス 510が統合されている。

スペック比較！Core i5-6200U

ちなみに、レビュー時点でInspiron 22（3263）に搭載できる第6世代Core i5-6200U プロセッサーのスペック。
同じくSkylake設計のU シリーズ。TDPも同様の15W。内蔵グラフィックはインテル HD グラフィックス520であり、Pentium 4405Uのインテル HD グラフィックス510よりも、CPUとともに性能が高い。なお、ターボ・ブースト・テクノロジーがあるので、自動クロックアップする。

Pentium 4405Uの、CPUパフォーマンス（CINEBENCH R15レンダリング）

Pentium 4405UのCINEBENCH R15レンダリング CPU性能がメインとなるCINEBENCH R15のレンダリングで、パフォーマンスチェック。Pentium 4405Uでは、スコアが220。高性能タイプのタブレットPCで使われるCore M3-6Y30と同等レベルと思われる。
なお、過去レビューにおけるCore i5-6200Uを搭載したPCでは、スコアが291であった。Pentium 4405Uとの差はハッキリでており、体感速度で違いが分かるレベルだろう。

グラフィックパフォーマンス（ゲーム・ベンチ）

インテル HD グラフィックス510でゲームプレイ Pentium 4405Uでは、インテル HD グラフィックス510を統合している。そこでストリートファイター4および、ドラゴンクエストX ベンチマークテストにて、グラフィックパフォーマンスをチェック。

インテル HD グラフィックス510 画質はデフォルトならびに標準品質。1280×720 ウィンドウ表示で設定している。ストリートファイター4では、快適の60FPSまではかろうじて届かず、53.39　FPS。ドラクエでは3996で普通のレベル。ライトな本格ゲームでもちょっと物足りないくらいか。
しかし、ゲーム用途でなければ、ビジネスや娯楽用に概ね満足できる性能ではある。

第6世代Core i5-6200U（インテル HD グラフィックス520）の例

2015年12月論評
Skylake設計

DELL Inspiron 24（3459）

Windows 10 Home （64bit）
23.8-インチ IPS非光沢ディスプレイ（1920 × 1080）
第6世代Core i5-6200U
4GB DDR3L メモリ（1600MHz ）
インテル HD グラフィックス520
1TB HDD（5400 rpm ）

ストリートファイター4

AVERAGE FPS　63.17

ドラゴンクエストX

普通　スコア　4791

過去にCore i5-6200Uを搭載した一体型PCにて、同条件のベンチマークテスト行っているので参考までに掲載しておく。ストリートファイター4では60FPSを超えているので、快適にプレイができるレベルだ。ただし、著しい差といえるほどではない。

過去レビューから、近いパフォーマンスのものをピックアップ

ストリートファイター4 、ベンチマークテスト比較

1280 × 720 ウィンドウ表示 / 画質：デフォルト / ディスプレイ垂直同期OFF
※GPU性能が主体だが、このゲームはCPU性能の影響がそこそこある。

AVERAGE
FPS　

DELL XPS 14z（L412z） ※2011年 Sandy Bridge設計

Windows 7 Home Premium SP1 64bit
Core i5-2430M (2.4GHz, 3MB キャッシュ)
4GB (2GBx2) DDR3メモリ
GeForce GT 520M /1GB

56.27

DELL XPS 14 Ultrabook（L421X）　※2012年 Ivy Bridge設計

Windows 7 Home Premium SP1 64bit
Core i7-3517U (1.9GHz, 4MB キャッシュ)
8GB DDR3メモリ 1333MHz
GeForce GT 630M 1GB GDDR5

54.12

2011～2012年ごろの、ローエンド単体GPUを搭載したノートに近い。

Inspiron 22（3263）の消費電力

Inspiron 22（3263）消費電力今回の構成における消費電力を測った。一体型なのでPCだけでなく液晶モニタの消費電力も含んでいる。
ディスプレイ輝度最大時におけるPCアイドル時では37Wほど。輝度を最小まで下げると25Wまで下がる。輝度調整で12Wまでは調整できそうだ。ベンチマークテスト中では、輝度最大時で45～48Wあたり。デスクトップ機で比較すると、かなりの低消費電力である。（ウルトラブックのパーツ採用だから当然か・・。）

ストレージ・パフォーマンス

今回のInspiron 22（3263）では、2.5インチの500GB HDDを搭載しており、東芝製であった。パフォーマンスは上記の通り。

以下、2016年にレビューしたPCにおけるストレージ・パフォーマンスと比較してみる。2.5インチHDDとしては、ほとんど同じような性能だ。SATA接続のSSDと比べると、シーケンスリードで1/5くらいのスピードか。

ストレージ・パフォーマンス比較 Inspiron 22 3000 オールインワンこと、Inspiron 22（3263）のレビューは以上！

Inspiron 22（3263）について詳しくは、DELLサイトへ

2016年9月論評
Skylake設計

フルHD・広視野角IPSパネル採用の、21.5インチ一体型パソコン。
DELL Inspiron 22 3000シリーズ（3263）

Skylake設計UシリーズのCPUを搭載した、低消費電力の21.5インチ一体型パソコン。イーゼルスタンド式で、設置は省スペースですむ。フルHD・広視野角IPSパネル採用しており、作業や娯楽が快適に楽しめる。HDMI入力端子を装備しているので、単に液晶モニタとしても使える。装備端子は控えめだが、「USB3.0端子×2基、USB2.0端子×2基」があるので、問題無い。VESAマウント対応なので、モニタアームの取り付けが可能。レビュー時点では、非光沢・非タッチのモデルと、光沢・タッチスクリーンのモデルがラインナップされている。

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