DELLパソ兄さんの、Inspiron、XPS、Alienware、Gシリーズ、Vostro、Latitude製品のパソコン購入レビューサイト
  1. パソ兄さん HOME
  2. クッキングプロ
  3. 調理実践

Shop Japan 電気圧力なべ!クッキングプロのレビュー

クッキングプロで、実際に調理してみた

Shop Japanの電気圧力なべクッキングプロ(形式 SC-30SA-J03)を使い、実際に調理してみた。クッキングプロ製品概要とデザインのレビューは前項にて。このページでは、「無水調理の肉じゃが、5合炊飯大根だし煮」の調理レポートをする。

Shop Japanの電気圧力なべ

Shop Japan公式サイト詳細

気になったらチェック! : クッキングプロの直販と、キャンペーン情報はこちら
2020年1月時点でのレビューとなる。仕様に変更があった場合はご容赦を。

無水調理の肉じゃが

クッキングプロで、実際に調理してみた「さあ、肉じゃがを作るぞ!」とクッキングプロのコントロールパネルを眺めても調理手順がわからん。メニューボタンは「シチュー/スープ」を使うと推測できるが、表示は4桁のデジタル数字だけだし、そこで思考が止まってしまう。何分の加圧時間にすればいいのか、まずその指南が必要だ。

無水調理の肉じゃが取説と兼用になっているレシピ集を参考にする。これに掲載されている肉じゃがのレシピでは2人前で、材料をみると1kgちょっと超えるくらいの量か。

手順の要点は、「肉を3分炒めて、材料を全部入れたら10分加圧して、最後に9分煮込む」ってこと。これだけ見ると、調理時間は食材カットを除けば22分と思うが、実際は50分かかっている。レシピでは、予熱と減圧待ちの時間が入っていないためである。「圧力調理時間 10分」とアイコンがわかりやすく掲載されているが、ユーザーが気にしているのは「何分後に食べられるのか」なんだが。とりあえず、無水調理の肉じゃがでは、「10分加圧すればいい」ということで了解した。

まず肉を炒める

「煮込み炒め」ボタンを押してスタートまず肉を炒める。「煮込み炒め」ボタンを押してスタートボタンで開始。「煮込み炒め」は調理タイマーが3分と固定されており、それ以上続けたい場合は、キャンセルボタンを押してから「煮込み・炒めボタン」で再開する。若干不便な気がするが、誤って押した場合に鍋を保護するための対策なのだろう。(動作中は左2桁のゼロがぐるぐる回っている)。

Endの文字が表示され、加熱が自動停止肉はひき肉を使った。食材や量はすでにレシピを無視している。混ぜる時は鍋が傷つかないように木べらを使うこと。とりあえず固定されている3分間で炒め終了。3分経つと9回の電子音が鳴り、Endの文字が表示され、加熱が自動停止される。

なお、個人的には次回から炒めるのはガスとフライパンでやろうと思う。小さい範囲でちまちま炒めるのが苦手で、木べらで混ぜていると鍋がくるくると回る。鍋を押さえるにも当然熱いのでミトンとかが必要。フライパン調理と並行して使っているなら、炒めものはフライパンがベスト。クッキングプロで炒めるのは、調理器具ミニマム派向けだろう。

野菜と調味料を入れる

カットした野菜を入れるじゃがいもなどカットした野菜を入れる。熱の入り方が揃うように、食材のカットを均一にするのがコツだという。食材のグラムを測るのが面倒なので、とりあえずMAX線を超えない高さまで食材を放り込んだ。無水調理なので水は入れない

無水調理なので水は入れない秘伝の調味料を入れる。ガスで作るときと同様、目分量で入れた。(ま、大丈夫っしょ)

加圧調理を開始!

赤い「圧力表示ピン」ふたをしめバルブの位置が「圧力」になっていることを確認。まだ加圧されていないので、赤い「圧力表示ピン」は下がったまま。

必要な加圧時間が分からないこと加圧調理である「シチュー/スープ」を押す。初期設定では何が基準か知らんが「5分」になっているので、レシピが指南している「10分」に手動設定する。そしてスタートボタンを押す。ネックとなっているのが、レシピがないと「必要な加圧時間が分からないこと」である。

予熱が開始される。加圧はすぐに始まらないため、10分のタイマーもずっと動かない。少しうろ覚えだが15分後くらいからタイマーが動き始め、加圧調理の状態が確認できた。

少し蒸気が漂うくらいで調理中は結構静か加圧中はピンが上がりっぱなし。ほんの少し蒸気が漂うくらいで調理中は結構静か。ガス式のような騒がしさと恐ろしさはまったくない。そしてタイマーの10分が過ぎても(Endになっても)、しばらくピンは上がったまま。これは内部がまだ加圧状態ってこと。自然に減圧されてピンが下がるのを待たねばならないが、「一体、いつ完了するのか・・」とイライラ。加圧時間のタイマー表示って調理完了時間ではないので、あんまし意味がないような気がする。

ちなみに、ペラのマニュアルによると「辛抱たまらん」となれば、加圧時間タイマーがEndとなってから10分経てば、「バルブを排出にして強制減圧してもよい」としている。(※飛び出す蒸気には厳重注意)

今回の調理では、辛抱強く待ってピンが下がるのを待った。

減圧が完了すれば開けてよし!完成までもう少し。

最後に、煮込む

蓋を開けたまま9分煮込むレシピでは「蓋を開けたまま9分煮込む」と指南している。加圧前に入れた調味料では目分量で入れたため薄味になってしまった。そのため、この煮込み作業中に調味料を追加した。(多少のアドリブも料理の醍醐味さ)

調理時間は約50分操作手順は肉を炒めたときと同様。「煮込み炒め」ボタンを押してスタートボタンで開始。「煮込み炒め」は調理タイマーが3分と固定されており、それ以上続けたい場合は、キャンセルボタンを押してから「煮込み・炒めボタン」で再開する。ここでは9分煮込むので、キャンセルと再開を2度行った。

クッキングプロで炒める作業からカウントして、調理時間は約50分だった。

俺の肉じゃがさあ、俺の肉じゃがを召し上がれ!!・・って、この盛り付けなら8人前くらいか。レシピでは2人前なのだが、熱の通り具合に問題ない。じゃがいもが崩れ気味になったので、次回はもう少し大きめに斬るか。これだけ熱が通るなら、加圧時間を8分にするとか強制減圧もありか・・など経験値を積んでいける。最初の調理のため色々とちぐはぐすることもあったが、自分なりの流儀が完成すればもっと使いやすくなりそうだ。

クッキングプロで、5合の米を炊飯する

5合の米を炊飯次は5合の白米をクッキングプロで炊く。一回で炊ける米の量は2合~5合となっている。「米を炊くくらい炊飯器でやるよ」ってユーザーもいるだろうが、加圧鍋なので浸水しなくてもおいしく炊きあがるというメリットがある。浸水時間の短縮。また、学生などの一人暮らしでは、「炊飯器を買わず、これで調理器具をオールインワンにする」ってことも考えられる。

注意事項としては、傷がつくので鍋で米を研がないこと。

ワットチェッカーにコンセントプラグ今回は消費電力を測るため、ワットチェッカーにコンセントプラグを差した。通電だけだと1Wにもならないようで数値が0Wのまま。そしてバルブが「圧力」の位置にあることを確認する。

今回は5合なので12分にセットする。「ごはん」のメニューボタンを押すと、初期設定時間の6分が表示される。取説をみると6分とは2合炊きの加圧時間。(本体をいじるだけでは知り得ない情報なのがデメリット。本体に貼れる早見表とかあれば便利なのだが。)取説には以下のような目安が書かれている。

2合 3合 4合 5合
6分 8分 10分 12分
2合なら初期設定のまま 3~5合だと、手動で時間設定が必要

今回は5合なので12分にセットする。

加圧時間の12分表示はまったく動かないスタートボタンを押して調理開始。予熱から始まるので、加圧時間の12分表示はまったく動かない。25分後に少し湯気が出てきたが、加圧時間の表示は動かず。

近いタイミングで加圧調理開始それから5分後、圧力表示ピンが持ち上がった。さらに2~3分後には時間表示が「11」になったので、ピンが上がったときとわりと近いタイミングで加圧調理開始となっているようだ。

消費電力は730~740Wあたりだが、常にではなく、0Wと740Wあたりを頻繁に何度も繰り返していた。単純にスイッチのオン・オフで内部の圧力を調節していると思われる。ちなみに、LED表示の左側2桁ではゼロがくるくる回る動作をするが、ワットチェッカーが0Wのときはその動作が止まっている。単純にこの動作を見ているだけで、「スイッチがオンになった、オフになった」と確認できる。(いちいち確認する必要もないが・・)

合・炊飯時間は65分だった加圧調理の12分が経ち、電子音のお知らせとともにEndの表示になった。この後、自然減圧するまで待つので、ピンが下がるまで待機。・・・いつ下がるのかわからないのがデメリット。Endの表示から25分後、ピンが下がったので炊飯完了!

「ごはん」のメニューボタンを押してからの5合・炊飯時間は65分だった。ざっと内訳すると、「予熱で28分、加圧で12分、自然減圧待ちで25分」。加圧で12分というのは取説で知ることができるが、予熱時間と減圧時間は載っていないので自分で体験してデータを取らなくてはいけない。

5合炊きで65分とは早炊きとは言えないが、浸水時間をショートカットできるとなれば、まあまあ時短と言えるかな。作業も一度で済ませられるメリットもあるし。

フタがセパレート炊飯器で炊いたようだ。ただ、フタがセパレートなのでその置き場所を探すのが面倒くさい。

圧力で炊いたごはんさあ、圧力で炊いたごはんを召し上がれ!

大根だし煮

おまかせレシピ100に載っていた大根だし煮を作る。レシピでは「大根1本を2.5センチ厚の輪切り、隠し包丁を入れ、だし汁ひたひた」とある。設定はシチュー/スープのボタンで、加圧3分。

大根だし煮輪切りだと敷き詰められないので、さらに半分にカット。カツオのだし汁と大根をMAX線の高さまで投入。加圧調理なのでバルブは「圧力」の位置へ。予熱時間短縮のため、熱々のだし汁を入れたが大根が冷えていたのでぬるい状態になった。

バシュバシュとものすごい蒸気シチュー/スープ、加圧3分でスタート。15分もするとバシュバシュとものすごい蒸気が排出され、加圧されていない異変に気がつく。その後、加圧の3分タイマーが終了してから気がついたが、バルブが傾いていた。無加圧状態なのでピンも終始下がったまま。

「シチュー/スープ、加圧1分調理後、再現するとこんなかんじ。横から見ると傾いているのが分かるが、真上から見ると異変がわかりにくい。光沢ブラックというのも分かりにくくしている原因かも。大根を無加圧で煮ていただけだった・・。

バルブをちゃんと真っ直ぐにして今度は「シチュー/スープ、加圧1分」でやり直し。すでに熱が入っているので1分もしないうちにピンが上がり加圧サインとなった(予熱が速攻完了)。蒸気はもう出ず、非常に静かな調理となった・・。

トータル調理時間は60分ピンが下がり減圧完了したのでフタを開ける。初回で水分がそこそこ飛んでしまったが一応大丈夫そう。トータル調理時間は60分だった。バルブをちゃんとはめていればもう少し短時間であっただろう。

大根はいいあんばいだし汁に浸っていた大根はいいあんばい。

結果オーライ盛り付け。出汁のしみた大根に味噌ダレをかける。調理ではミスったが結果オーライであった。

冷凍保存残りはタッパに詰めて冷凍保存。

すべての調理で言えることだが、調理の完了時間は自分で統計を取っていくしかない。新しい料理に挑戦するときは、加圧時間を知るためレシピが必須だが、一定の料理行程をマスター(パターン化)すれば料理が楽になる。クッキングプロのレビューは以上。

Shop Japan公式サイト詳細

気になったらチェック! : クッキングプロの直販と、キャンペーン情報はこちら

Shop Japan 電気圧力なべ!クッキングプロ レビュー項目

パソ兄さん HOME

Copyright© 納得パソコン購入術!パソ兄さん All Rights Reserved.