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一之江名主屋敷
2017年4月に、一之江名主屋敷に行った。(東京都指定史跡・江戸川区登録史跡)。一之江新田を開発した田島家は、元禄年間(1688~1704年)以降、この地の名主を務めていた。名主は村の民政を任されており、年貢の取り立て、法令周知、人別改め(戸籍管理)、願書や訴訟手続き、紛争調停、無頼者取り締まりなどの公務がある。名主の住居は役所でもあり、武家屋敷のような門構えや玄関を許されていた。
現在の主屋は安永年間(1722~1780年)に建てられたもので、約84坪の曲り家となっている。主屋で居住部分が寄棟造り、土間部分が入母屋造りであり、屋根は茅葺き。屋根材であるススキ・ヨシ・オギなどの草を総称して茅というが、断熱効果や通気性に優れている。虫には弱いので、夏でも囲炉裏の火で燻している。
主屋と中庭。
1989年~1992年に経年劣化のため、解体復元工事が行われ、1998年には屋敷林や堀を整備。復元後は田島家の居宅として使われなくなったため、屋根材の劣化が進んだ。2006年にススキを使い、すべて葺き替えしている。2016年には部分的に葺き替えを行っている。一般公開するという田島家の意向により、江戸末期から明治時代にかけての状態に復元されている。(田島家から江戸川区に寄贈)
主屋の破風。
江戸時代後期の回遊式庭園とされる南庭と、主屋の濡れ縁(雨ざらしになる縁側のこと)
長屋門
長屋門。江戸時代では門構えは武家や寺社に許されていたもので、農民には許されていない。しかし有力な農民、つまり名主には優遇された。建立年代は主屋と同じ江戸後期と推定されるが、もともとは寄棟造りの茅葺き。昭和初期に銅板茅葺きに改築された。
敷地の屋敷林や堀など
武家屋敷を思わせる堀。もともとは防備のためだったようだが、洪水時の調整池として利用されたという。
屋敷神として、田島家が稲荷を祀っていた。屋敷林は防風林の役割のほか、枝木は燃料や肥料として使われた。
屋敷畑跡。薬草や自家用の野菜を作っていたそうな。
城立寺
一之江名主屋敷の近くにある田島家菩提寺の城立寺。3mある石造釈迦如来坐像や田島図書の墓などがある。一之江新田を開拓した田島図書が1628年に開基した寺であり、松戸市平賀にある本土寺の末寺。
田島家の口伝によると、図書は豊臣家の家臣であり堀田盛重と名乗っていたが、関ヶ原の戦いに敗れて西一之江村大杉の田島庄兵衛のところへ寄寓した。田島図書英丈と名を変えてこの地を開拓したという。
レポートは以上。
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