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宇都宮氏の家臣・芳賀氏の居城

飛山城(とびやまじょう)

栃木県宇都宮市竹下町に位置する飛山城(とびやまじょう)を登城した。2016年8月。
飛山城は鎌倉時代後半(1293~1298年)に、芳賀高俊(宇都宮景綱の家臣)により築かれたとされる。益子(紀氏)と芳賀(清原氏)は紀清両党(きせいりょうとう)と呼ばれる、宇都宮氏の家臣団であった。飛山城址は飛山城史跡公園として整備されており、国指定史跡に指定されている。その東側に清原台という地名があるため芳賀氏の痕跡が今でも残されている。

1590年、小田原北条氏を破り天下統一した豊臣秀吉が宇都宮仕置のため、宇都宮城に入城する。宇都宮氏の所領を安堵したが、家臣のいらざる城の破却を命じている。そのときに飛山城は廃城となった。

芳賀氏の居城-飛山城柳田大橋側(北側)からの飛山城遠景。

南北朝時代

1341年、宇都宮城・飛山城の北朝軍が常陸の南朝軍に敗退。1341年には春日顕国によって飛山城が落城する。
1363年、宇都宮氏綱・芳賀高名が「武蔵国比企郡岩殿山合戦」で足利基氏に敗退し、飛山城主の芳賀高家は討ち死

戦国期~安土桃山

1512年、中興の祖、最盛期を築いた「宇都宮成綱」が、家中で権力を掌握していた「芳賀高勝」を暗殺。※宇都宮錯乱
1549年、宇都宮尚綱が五月女坂合戦で那須氏に敗れ、討ち死に。宇都宮氏は一時的に宇都宮城を失う。
1557年、芳賀高定が宇都宮広綱を擁護し、壬生氏から宇都宮城を奪還。援護に来た佐竹義昭が飛山城に陣を構えた。
1590年、豊臣秀吉が宇都宮仕置のため、宇都宮城に入城。宇都宮氏の所領を安堵したが、家臣の城の破却を命じている。
1597年、豊臣秀吉により、宇都宮国綱が原因不明の改易。

飛山城史跡公園と城郭

飛山城史跡公園飛山城史跡公園内の城郭マップ。飛山城は北と西が鬼怒川で守られた比高25mの断崖上にあり、東西240m、南北420mの縄張りを持つ。飛山城は見晴らしのいい鬼怒川の東岸であり、発掘調査から平安時代初期には烽火台として使われたとされる。

飛山城の南と東は平坦地であるため防御が弱く、対策として二重の堀を巡らせている。また物見櫓を複数、外堀に突き出して配置されており、見張りを強化している。残されている遺構は14ヘクタールあり広大。空堀で5つの曲輪に分かれており、4号堀(大堀)によって大きく南北に分断されている。本丸は北西部に位置する。現在地と書いてあるところが駐車場付近で公園の入口となる。

駐車場と案内板飛山城史跡公園の駐車場と案内板。

飛山城では同じような突出した郭6号堀に突出した物見櫓と木橋が、公園のメインゲート。櫓台は見張りのための場所だが、飛山城では同じような突出した郭が外堀に面して4箇所ある。城の東と南が平坦地という弱点であるため、そこは見張りを強化した城郭である。木橋は調査により、菩提寺の同慶寺につながる古道の一直線上に位置していたことが分かっている。

5号堀にかけられた土橋木橋を通ると枡形虎口で、5号堀にかけられた土橋がある。

堀重門5号堀の側に建つ門は、堀重門と呼ばれる形式で、柱の土台には川原石が使用されていたという。調査により土塁上から柱穴が見つかっている。門の手前には4号堀の東端にかかる土橋がある。

4号堀より北

飛山城の特徴飛山城の特徴として、4号堀(大堀)によって大きく南北に分断されている。

箱堀4号堀は中央が鈎の手状に折れ曲がった堀で、深さ4~5mと規模が大きい。断面が逆台形で上幅7~12m、下幅2mの堀なので、形式は箱堀。堀底に畝状の形跡が見られるため、小田原北条の得意とする障子堀の機能を兼ね備えていたようだ。(堀底に畝があると、敵が堀底での動きが鈍くなる)

飛山城は土橋が曲輪Ⅳ4号堀の中央にかかる土橋が曲輪Ⅳ(北側)に繋がる。

石置板葺きで作られた4棟の掘立柱建物曲輪Ⅳ(北側)では、石置板葺きで作られた4棟の掘立柱建物がある。主郭に入る木橋の手前にある曲輪なので、城主を護衛する将兵の詰所と考えられる。老夫婦が孫らしき子供を連れていたが、城郭散策ではなく昆虫採集であった。

断崖絶壁の上、飛山城北端の曲輪V(堀を挟んで本丸の隣)は断崖絶壁の上。現在は梅林広場。鬼怒川との比高は25mあり、ビル8階建に相当する高さ。かつてこの急崖の下には深い溝があり、そこに白いナマズが住んでいたという伝説がある。この先12kmのところに芳賀氏が那須氏の侵攻に対抗した勝山城がある。

飛山城の眺望この眺望していた場所は、矢印のところ。

2号堀北端の曲輪Vと本丸の間にある2号堀。

外堀である、6号堀

6号堀外堀である6号堀を、南西から木橋のある公園入口まで沿って歩いてみた。途中の外堀へ突出した曲輪は物見櫓であり、案内板が立っている。

クランクになっている6号堀の東側で、物見櫓から木橋を臨む。堀が物見櫓のところでクランクになっている。現状では土塁が崩れ、堀を埋めているため浅くなっているが、北東部の内堀では6.5mの調査結果が出ているため、この外堀はそれを超える規模だと推測されている。ただ、外堀の深さは未調査とのこと。

飛山城遠景

一直線上の位置に飛山城鬼怒橋から飛山城を臨む(写真左はズーム撮影)。宇都宮駅から東に一直線上の位置に飛山城はあるが、鬼怒川がとてつもなく天然の要害であるため、鬼怒橋か、柳田大橋を通らねばならない。宇都宮駅から徒歩で来たので、往復ではかなりヘトヘトになった。

柳田大橋からの飛山城柳田大橋からの遠景。(ズーム撮影)。この日は花火大会だったようで、川岸では会場の準備が進められていた。

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