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船橋市の城館・史跡・神社巡り / 項目TOP

かなりローカルな歴史散策となるが、千葉県船橋市にある史跡や神社を巡る。調べたところ、城郭では「花輪城 、船橋城 、船橋御殿、飯山満城、 夏見城、 米ケ崎城 、八木ケ谷城、小野田城、 金堀城、 楠ケ山城 、小穴城、 坪井城 、洒山城 、高根城、 金杉城 、小栗原城 」 があるという。

船橋市にある城郭で城主が判明している史跡は「夏見城」だけで、他は明らかではない。住宅開発で破壊され縄張りがはっきりしなかったり、場所すら伝説レベルということもある。このプランでは遺構らしいところを発見しつつ、空想を膨らませながら散策することにした。

船橋市郷土資料館

まずは船橋市郷土資料館へ行く
船橋市の歴史を知るために、まず船橋市郷土資料館を訪問。

資料館前には蒸気機関車D51-125号が展示されている。昭和13年に日立製作所で製造されて、当時の価格は33,277,700円。走行距離は約247万kmで地球を62周回った距離に値する。各地を転々としたあと、昭和48年に廃車登録され、船橋市郷土資料館に搬入された。

D51の横には仙台石製の「明治天皇駐ひつの処の碑」があり、習志野地名発祥の地となっている。船橋市習志野台はかつて大和田原と言われ、江戸幕府の馬の放牧場だった。その後、明治7年から昭和20年までは陸軍演習場となる。演習地の幕舎に野営した明治天皇は近衛兵の演習をご覧になり、この原に「習志野ノ原」と名づけた。明治天皇が演習を統監した場所に石碑を建てたが(大正6年)、平成6年にこの地へ移転した。

鎌倉時代から戦国時代の船橋市(下総国)

平氏と戦い勝利した源頼朝は、征夷大将軍となり鎌倉幕府を開府する。この時の下総国では千葉常胤が頼朝に加勢したため、常胤の千葉一族が下総の広い地域を支配する。中山法華経寺文書に小室・大神保、香取文書には小栗原の地名が見られるため、船橋市域は千葉一族の支配下であった。

戦国時代末期では、松戸市にある小金城を拠点とした高城氏が船橋市域の大半を支配していたようだ。高城氏は千葉氏家臣であり千葉一族の流れをくんでいる。高城氏ら千葉一族は小田原北条氏の傘下にあったため、豊臣秀吉と戦い、北条氏とともに滅んだ。その後は徳川家康が支配することになった。船橋市には船橋東照宮(船橋御殿の跡地)など家康ゆかりの史跡がある。

「ユルギ松遺跡、印内台遺跡群、東中山台遺跡群、北之崎遺跡」では、鎌倉~戦国期の住居や墓跡が確認されており、「小野田町、楠が山町、高根町」では城や住居跡が確認されている。

船橋市周辺を拡大
下総の国の古地図。

船橋の古地図
現在でも使われている地名がちらほらと見られる。

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