13.3インチモバイルノート、DELL Inspiron 13z（N311z）を詳細レビューします。SandyBridge設計で、チップセットにHM67を採用しています。極薄の軽量ノートパソコンですが、超低電圧版CPU搭載ではないので、パフォーマンスは据え置きノートと同等。旅行先に最適な製品です。※レビューは2011年10月時点の情報です。最新情報はDELLサイトにて。

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歴代のInspiron 13z製品をピックアップ！

Inspiron 13z（N311z）の天板デザインと、サイズ

Inspiron 13z（N311z）の天板デザインと、そのサイズを詳しくレビューしていきます。
まずは天板デザインから。このレビューしているInspiron 13z（N311z）のカラーはダイヤモンドブラックです。そのほか、2011年10月レビュー時点では「ファイアレッド」「ロータス・ピンク」の2色がオプションで用意されています。

天板デザインと、そのサイズを詳しくレビュー
天板は金属の質感を醸しだしており、薄っすらとヘアライン加工がされています。一般的なポリカーボネート樹脂（工業プラスチック）と比べると、こちらのほうがずっと高級感があります。中央にはメッキ加工されたDELLロゴが、溝にハメ込まれています。

サイズは、13.3インチCULVノートとほぼ同じ

Inspiron 13z（N311z）を求めるユーザーは、使用のほとんどが外出先でしょう。
スタンダードノートのパーツ構成ながら、そのサイズはCULVノート。むろん、CULVノートの性能を超えています。

幅332mm × 奥行き241.3mm × 厚み22.2～22.7mm。重量は最小構成で1.755kgであり、モバイルに適した筐体です。特に厚みは約23mmで非常に薄く、バッグに収納しやすくなっています。数年前は、くさび形で「最薄部○○mm」なんてインチキなコピーもありましたが、Inspiron 13z（N311z）では見た目でほぼフラット。

周辺機器と並べた様子。2011年の最小ビデオカメラ「HDC-TM25」、2.5インチポータブルHDD、ワイヤレスマウスのMX620が置いてあります。

Inspiron 13z（N311z）を抱えた時の写真です。まさにCULVノートを持ち歩いている気分ですが、スタンダードノートの性能があると思うと、ほくそ笑んでしまいます。

先代Inspiron 13こと「N301z」とサイズ比較。（N301zは写真右側。超低電圧版Core i3 / i5搭載で、ATI Mobility Radeon HD 5430搭載）。若干、サイズに違いはあるものの、両機とも持ち抱えた印象は同じです。N301zはCULVノートでありながら単体GPUを搭載する反則技ノートでしたが、パフォーマンスは今回のInspiron 13z（N311z）が上でした。それについては後ほど紹介します。

Inspiron 14z（N411z）とサイズ比較してみた

14インチノートのInspiron 14z（N411z）とサイズ比較。（左側がInspiron 14z）。Inspiron 14z（N411z）はInspiron 13z（N311z）よりもやや画面が大きいですが、解像度は同じなので作業領域は同じです。つまり、画面が大きいぶん、Inspiron 14z（N411z）のほうがアイコンや文字がやや大きめ。Inspiron 14z（N411z）は光学ドライブも搭載するため、少々大きめとなります。