Inspiron 15Rのキーボード周辺を詳しくレビュー

Inspiron 15R（N5110）のキーボード周りを詳しく見ていきましょう。キーボードを中心にして、左上には電源ボタン。その反対の右上には3つの機能ボタンがあります。

Inspiron 15R（N5110）のキーボード周り

Inspiron 15R（N5110）キーボードを中心にして、左上には電源ボタン

なかなか光加減で写りにくいのですが、パームレストなどキーボード周辺はヘアライン加工が施してあり、シンプルでありながらも、のっぺりとした印象を回避しています。

インテルCPUとWindowsのロゴシールが貼ってあります。

エントリーにしては、クオリティの高い電源ボタン

Inspiron 15R（N5110）の電源ボタンはメッキ加工がされた鏡面で、LEDライトにより点灯します。従来のエントリーモデルと比べるとクオリティが高いと感じます。

例えば、2010年初期のDELLエントリーモデル（Inspiron 15）では、電源ボタンがこんなのでした。メッキ加工もLEDライトもありません。当時としては「エントリーモデルだから」という暗黙の理解がありました。Inspiron 15R（N5110）を観察すると、「たった一年でデザインのクオリティがかなり向上している」と感じます。

Inspiron 15R（N5110）は、機能ボタンを配置

Inspiron 15R（N5110）は、機能ボタンを配置
Inspiron 15R（N5110）のキーボード右上には3つの機能ボタンを配置。
今まのでエントリー機といえば、コストダウンの面から「キーボード周りは電源ボタンとタッチパッドだけ」というパターンが定番でしたが、このような機能ボタンが配置されたのは初めてではないでしょうか。（パソ兄さんのレビュー史上では初めての遭遇。）

3つの機能ボタンは、左から「Windowsモビリティセンター、DELLサポートセンター、ディスプレイON/OFF」のボタンです。

Inspiron 15R（N5110）LEDが点灯
それぞれ押すとLEDが点灯します。一番右のディスプレイON/OFFボタンは、ワンタッチで行えるので気軽に節電対策が行えます。

設定項目を集約！Windowsモビリティセンター

歯車みたいなボタンを押すと、Windowsモビリティセンターが起動します。

Windowsモビリティセンターを起動すると、ディスプレイやバッテリー、ワイヤレスLAN、タッチパッドなどの設定をまとめて行えます。

Windowsモビリティセンターの概要は写真のとおり。とっさの移動中に瞬時に行えるのが特徴のようです。

かつてはBIOS設定が必要だった「ファンクションキーとマルチメディアキーの優先順位」をこの画面でも行えます。これが一番の目玉かもしれません。

Windowsモビリティセンターで設定できる項目Inspiron 15R（N5110）
Windowsモビリティセンターで設定できる項目は、コンパネやキー操作で個別に設定できるものですが、Windowsモビリティセンターによって集約されています。とくにWindowsに不慣れな初心者には分かりやすい機能です。

スペックやバージョンが一目瞭然！DELLサポートセンター

真ん中のボタンが、DELLサポートセンターの起動ボタンです。システムの詳細がまとめて要約されているので、これは個人的にかなり重宝します。

DELLサポートセンター起動の状態。

DELLサポートセンターの概要は写真のとおり。テスト・ソリューションとトラブルシューティングツールで、電話サポートの時間を節約することができます。これはDELLにとっても万々歳でしょう。さらにDELLの保証書といも言うべき、サービスタグおよびエクスプレスサービスコードまで登録されています。しかも、保証期間まで。