21.5インチモニタST2220Lレビュー。ST2220LはLEDバックライトを採用した、21.5インチモニタ。アスペクト比が16:9。そして20 W(標準)~28 W(最大)という低い消費電力を実現。ENERGY STAR 5.0に準拠。
パソ兄さんのDELL ST2220Lレビュー:使用感について
DELLのエントリーモニタ、ST2220Lをレビューの続きです。概要を説明すると、ST2220LはLEDバックライトを採用した21.5インチモニタ。アスペクト比(横と縦の比率)が16:9で液晶テレビと同じ仕様です。これは現在の主流な比率です。
液晶パネルは水銀・ヒ素不使用。そして20 W(標準)~28 W(最大)という低い消費電力を実現しており、最も厳格な環境基準であるENERGY STAR 5.0に準拠しています。また表面処理はアンチグレアコーティングにより、不要な反射を防止しています。
サイズは、高さ385.86 mm × 幅520.64 mm × 奥行203.68 mm。本体重量は約4キロ。フルHD解像度(1,920×1,080)なので、ブルーレイ映画や地デジテレビの視聴において、本来の画質であるフルHDが再現できます。本格的なゲームでもフルHD解像度で楽しめます。非光沢画面なので長時間のゲームプレイやビジネス用でも目の疲労が軽減できます。輝度:250 cd/m2なので通常環境では十分。応答時間:5 msなので、動画用でも十分なスペックです。
光沢ブラックのベゼルに、一番下はシルバーカラーの縁。
DELL ST2220Lの背面と側面
背面。写真では保護シールが貼ってあるまま。モニタアームは取り付けられない仕様です。
横から見たデザイン。チルト機能では、前方4度、後方21度の角度調節が可能です。
LEDバックライトを採用しているだけあって、薄型設計です。
背面上部に通気口。
DELL ST2220Lの間接照明
ベゼル中央下には間接照明が施されています。起動中は白のLEDで光ります。
待機モードではオレンジ色。
タッチコントロール装備
ベゼル右下にはタッチセンサーのタッチコントロールを装備。電源ボタンは分かりますが、最初、点々はなんだろうと思います。
とりあえず、どれかに触れると項目が出てきます。「プリセット、輝度調整、メニュー、Exit」の4項目。
あとはそれぞれの項目ごとにコマンドが表示されます。説明がいらないくらい直感で操作できます。ただ、タッチセンサーはベゼル部分なのですが、ついついモニタ部分を勘違いして押してしまいそうです。タッチセンサーの感度はよく、操作にいらだちは感じません。複雑な設定はありませんが、基本を押さえたシンプルな内容です。
パソ兄さんのチェックでは画素抜けは確認できませんでした。2011年5月時点のチェックでは、3年間翌営業日交換サービスが標準サポートになっていました。この低価格でこのサポートなら、他の液晶モニタを1年保証で店頭購入するよりお得ですね。
最大視野角度160 °(垂直)170 °(水平)となっています。プライベート使用では不服なし。
LG製のLEDバックライト液晶モニタを購入したときは、白い部分が眩しく感じ、LEDモニタはちょっと目にキツイかもと意識していましたが、DELL ST2220LはLEDを採用していても落ち着いた印象でした。モニタアームが付けられないのが残念でしたが、価格からしてシンプルで非常に満足できる製品です。気軽に使える、ゲーム用やパソコンテレビ用にいかがでしょう。
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2020年 ノートPC部門2年連続1位」
出典-日経コンピュータ 2019年8月22日号 顧客満足度調査より