テーマ:XPS 8300

XPS 8300にSSDを搭載したら、一時ファイル等をHDDへ回避して、少しでもSSDを長く使っていく対策を行います。XPS 8300にSSD搭載の予定ならご参考にどうぞ。

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SSDを快適に!一時ファイル等をHDDへ回避する。
DELL XPS 8300のSSD搭載レビュー

SSDは「書き込みと消去を繰り返す耐久性」には乏しく、寿命に影響してきます。ですから一時ファイルなどのデータ保存はHDDへ回避させます。

Internet Explorer(IE)では、閲覧しているページを次回もっと早く表示できるようにWebページ、画像などを毎回自動保存しています。そのため、画像の多いサイトを見ているとかなりのデータ量になってきます。知らぬうちにSSDにばかすかと記録しちゃうんですね。ですから、そのような一時ファイルをHDDへ回避します。

一時ファイルをHDDに移動する方法は以下のとおり。

Internet Explorer(IE)
IEのツールからインターネットオプションへ。全般タブ⇒閲覧の履歴から「設定」をクリック。インターネット一時ファイルと履歴の設定で、フォルダーの移動を指定します。当方ではHDDに「HDDキャッシュ」というフォルダーを作り、そこへ投げました。

Internet Explorer(IE)の対策はこれでOK。

「マイドキュメント」や「マイピクチャ」
次はユーザーフォルダーにある「マイドキュメント」や「マイピクチャ」などを、必要に応じてHDDへ移動します。右クリックでプロパティをだし、場所のタグから「移動」で指示を与えます。パソ兄さんはデスクトップにファイルをちまちま置くので、「デスクトップ」をHDDへ回避させました。

では、SSDはなぜ、書き換えの耐久性がないのか、説明しましょう。

SSDでは、書き換え回数に制限

絶縁膜、浮遊ゲート、トンネル酸化膜

絶縁膜
電子を漏らさないための膜

浮遊ゲート
電子を格納するエリアです。浮遊ゲートにある電子量によってデータが保存されます。

トンネル酸化膜
通常は絶縁膜と同じく電子を漏らさない役割ですが、データ書き込みや消去のときは電子が通過する役割をします。

SSDの記録媒体はNAND型メモリです。NAND型メモリの断面を見ると、「絶縁膜、浮遊ゲート、トンネル酸化膜」の層で構成されています。浮遊ゲートに存在する電子量によってデータが保存されています。トンネル酸化膜は電子を通過させる層で、保存時では絶縁膜となり電子を閉じ込めます。

トンネル酸化膜が劣化
SSDのデメリットは、HDDよりも繰り返し書き込みが苦手なことです。つまり、書き換えの回数制限です。それはNAND型メモリの構造上の理由です。
NAND型メモリに対して書き換えを頻繁に繰り返すと、トンネル酸化膜が劣化し、電子が漏れてしまいます。そこで浮遊ゲートの電子量が変わってしまうと、正しくデータが読めません。いわゆる、データ化けです。だいたい、メーカーが公称している書き換え回数の目安は次の通り。

SLC(シングル Level Cell)では⇒5万~10万回ほど
MLC(マルチ Level Cell) では⇒5000~1万回ほど

ですから、先述したように出来る限りHDDに回避させたほうがいいのですが、「一般的な家庭レベルではさほどシビアにならんでも」と思います。とにかくシステム用に使えば、唯一無二の大事なデータが消えることは回避できるので、気楽に使いましょう。

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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2020年 ノートPC部門2年連続1位」
出典-日経コンピュータ 2019年8月22日号 顧客満足度調査より

次は、XPS 8300にSSD搭載!パフォーマンスアップの確認

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