XPS 14 レビュー
XPS復活!14インチのミドルノート!DELL XPS 14が登場。パソ兄さんによるユーザーレビューです。
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14インチノートのXPSシリーズをピックアップ!DELL XPS 14z(L412z)レビュー

DELL XPS 14 Ultrabook (XPS L421x)レビュー

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14インチノート DELL XPS 14のインターフェースを確認


XPS 14が装備する端子などのインターフェースを紹介します。ポイントとなる要素は、外部モニタ出力に「ミニDisplayPort端子、HDMI端子」の装備していることです。これらデジタル出力は「映像と、音声と、著作権保護プログラム」の信号をまとめて送信できるという、基本的特徴が同じインターフェースです。標準化団体であるVESAはパソコンとしてはDisplayPortを推進しており、家電向けのHDMIと住み分けをしようとしています。ですから、2規格装備していることで「将来的にどちらがメインになってもいい」保険となります。DisplayPortはDVI端子の後継規格ですし、インテルも支持しているので今後の普及が見込まれます。そして9規格対応カードスロットには新規格のSDXCメモリカードにも対応しています。eSATA端子共有型のUSB2.0端子はPowerShare USB対応で、Windowsを立ち上げなくてもUSB経由による周辺機器の充電が可能です。


USB2.0端子は計3つで、もう1つくらいは欲しかったところですが、その配置に工夫が感じられます。それぞれ右側面・左側面・背面にUSB端子が各1つ分散されており、配置環境による不具合が軽減されています。一箇所に集中すると環境によっては非常に扱いにくくなる場合があるので、リスク分散ってところですね。オールマイティ配置と言っておきますか。


また、ユーザーポジションから見て手前にUSBが配置されていないのも良いポイントです。手前にUSB端子があると、側面がケーブルでわずらわしくなります。


参考にまでに、ちょっといただけないのがInspiron 15のUSB端子の配置。「手前にインターフェースが集まっているほうがアクセスしやすい」と思ったら、その逆でケーブルの密集に悩まされました。※上記写真を参考に。手の置き場やマウス操作のスペースが狭くなるハメに陥ります。その点、XPS 14,15,17では問題ありません。

旧規格インターフェースは淘汰

注意しないといけないのは、XPS 14ではすでに旧規格インターフェースは淘汰されていることです。これまでミドルノートでは一般的だった、「アナログモニタにつなぐVGA端子、旧型ビデオカメラとつなぐIEEE1394」は省かれました。もはや、インターフェースの過渡期ですね。そして、Expressカードスロットも無くなっているので、ノートでの機能拡張はできません。現在お使いの周辺機器に必要なインターフェースをチェックしておいたほうがいいでしょう。なお、VGA端子に関しては「DisplayPort⇒VGA変換プラグ」を導入すれば、アナログモニタを使い続けることもできます。

XPS 15やXPS 17との差別化も(USB3.0が非装備)

XPS 14のインターフェースには残念なところもあり、XPS 15やXPS 17ではUSB3.0端子を2基装備するのに、XPS 14では非装備です。ゼロです。ちょっとこれはXPS 15やXPS 17にユーザーの心が流れてしまう要因かと思われます。今後登場してくるUSB3.0対応周辺機器の動向が気になります。
ただ、外付けHDDのバックアップには理論値に反してeSATA接続のほうが高速であるため、その点ではUSB3.0の重要性はありません。(※現在、HDDはSATA規格であるため、ダイレクトのeSATA接続のほうが速い。)

では、側面ごとにXPS 14のインターフェースをチェックします。

前面(インターフェースは特に無し)


XPS 14の前面には特に何も無し。XPS 15ではメディアカードスロットが前面に来ていますが、XPS 14は右側面、XPS 17は左側面に配置されています。なぜ、それぞれのモデルが別位置に配置しているのかが不明。どの位置が好評なのか、DELLの実験的試みなのでしょうか?パソ兄さんは前面のほうがベストだと思いますが、皆さんはどうですか。

右側面


XPS 14の右側面では、トレイ式の光学ドライブが搭載されています。


9規格対応カードスロットを装備。通常は防塵用のダミーカードが挿入されています。対応メモリカードは以下の9規格。

ここでのポイントは、新たに新規格のSDXCメモリカード(SD eXtended Capacity)に対応したことです。従来の大容量タイプだったSDHCメモリーカードは、規格上の最大容量は32GBまでとなっており、SDXCメモリーカードでは規格上の最大容量が2TB
※SDHCのファイルシステムはFAT32、SDXCではファイルシステムにexFATを採用

今後、HD動画や高解像度デジカメ画像の記録媒体として活躍するメディアなので、今のうちに対応スロットを内蔵してある機種を買うのが得策かと思います。また、SDXCメモリカードの対抗馬であるメモリスティックXCにも対応しています。


防塵用ダミーカードを取り出します。


SDカードを挿入してみます。


SDカードは突っ張ることなく、奥まで収容されます。


XPS 14右側面の奥には、地デジアンテナコネクタ(地デジチューナー内蔵時に追加されます)、そしてUSB2.0端子(eSATA端子共有)、ギガビットイーサーLAN端子を装備。

このUSB2.0端子はPowerShare USB対応で、Windowsを立ち上げなくてもUSB経由による周辺機器の充電が可能です。こちらの面はマウス接続に使いたかったので、PowerShare USBは、左側面に持ってきてほしかったです。

左側面


XPS 14の左側面には排気口が見られます。


USB2.0を装備しています。そしてマイク端子。ヘッドフォン端子を2つ装備しており、そのひとつがS/P DIF(光デジタル音声出力)に対応。S/P DIF(光デジタル音声出力)を使えば、5.1chスピーカーをセットアップすることができます。


XPS 15や17では見られない節がありますが、ユーザーサイドでは関係ないものです。サイズ的にHDDベイに関わるのもでしょう。

背面


続いてXPS 14の背面インターフェース。しばらくDELLノートでは背面にインターフェースを持たない製品が続きましたが、XPS14では装備されています。


背面左サイド
HDMI端子、ミニDisplayPort端子、電源コネクタを装備。デジタル映像出力を2規格そろえているので、どちらがメインになっても安心です。今のところHDMIが主力ですが、標準化団体であるVESAおよびインテルは、パソコン向けにはDisplayPortを推進しています。


背面右サイド
USB2.0端子とセキュリティロック穴を装備。

HDDアクティビティ・ライトと、バッテリーステータスライト


バッテリーステータスライトはキーボード上部のコントロールバーにもあるからいいとして、HDDアクティビティライトは背部にしかありません。確認するときはこのようにディスプレイを半分倒して見なくてはなりません。HDDアクティビティライトを気にするユーザーにとって、ここはちょっと不便かもしれません。以前のDELLはHDDアクティビティライトを省略することもあったので、XPS 17にあるだけマシですね。


HDDアクティビティ・ライトと、バッテリーステータスライトの様子。バッテリーステータスライトではバッテリー残量が10%以下になると、オレンジ色で点灯します。ACアダプタを接続して、バッテリーへの充電が開始されると、バッテリーステータスライトが白色点灯します。充電が終わると、バッテリーステータスライトは消灯します。コントロールバーでも同様です。


これがコントロールバー。ただいま、HDDアクティビティ・ライトとバッテリーステータスライトは消灯中(すみません・・)。

XPS ロゴライト


背面左上には、XPS ロゴライトを配置。ライトの示す意味はコントロールバーにある電源ライトと同じ。消灯時は電源オフ、点灯時は起動中、点滅がスタンバイです。起動時にディスプレイを閉じたときは点滅しているので、通電中であることが一発で分かります。

※すでにXPS 14は販売終了しています。ただいまのパソ兄さんのオススメは↓こちらのDELLノートです

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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2020年 ノートPC部門2年連続1位」
出典-日経コンピュータ 2019年8月22日号 顧客満足度調査より

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