Inspiron 15R(N5010)レビュー
Core i3/i5搭載エントリー型15.6インチノート。天板およびキーボード周辺までアルミ素材のようなデザインを用いたリッチなメタル風ボディ。eSATA端子装備とテンキー付キーボード搭載で高い実用性。
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Core i3 / i5について(Inspiron 15R購入知識!)

Inspiron 15Rは、頭脳であるプロセッサー(CPU)にCore i3 / i5の搭載が可能となっています。予算に応じて選べるのはいいですが、Core i3にするかCore i5にするか悩みますよね。そこで判断基準として知識が必要になります。また、Core i3 / i5が内蔵するグラフィックのインテル HD グラフィックスもキーワードになってきます。

ちょっと苦手な方もいるかもしれませんが、頑張って理解していきましょう。

Core i3 / i5を搭載するノート
Inspiron 15RはチップセットにHM57 Express を採用しており、インテルの開発コード名でArrandale(アランデール)と呼ばれるプロセッサーを搭載することができます。
つまり、Core i3 / i5です。Core 2 Duoの次世代にあたる技術で、初めてプロセッサー内にグラフィック機能を内蔵しました。これが、インテル HD グラフィックスです。

前テクノロジーのCore 2 Duoと同じデュアルコア(2つのコア)ですが、3次キャッシュメモリを内蔵するなど新しい要素が見られます。また、プロセッサーがメモリに直接アクセスできるなど、以前には無かった構造です。

Arrandale(アランデール)であるCore i3 / i5のファミリーを一例にあげて説明します。なお、Inspiron 15Rのカスタマイズ一例ではありませんので、搭載できるファミリーはDELLサイトでご確認ください。(技術的には搭載できますが、どれにするかはDELL次第。)最新情報は、DELLサイトにて⇒Inspiron 15R(N5010)販売終了

Arrandale(アランデール)のプロセッサー
ブランド Core i3 Core i5
プロセッサー・ナンバー 350M 330M 540M 520M 430M
動作周波数 2.26GHz 2.13GHz 2.53GHz 2.40 2.26
最大動作周波数
(ターボ・ブースト)
なし
3.06GHz 2.93 2.53
グラフィック
500MHz
HD Graphics with Dynamic Frequency
667MHz
766MHz
3次キャッシュメモリ
3MB
実装コア数
2コア
HTテクノロジー
4スレッド
メモリ
デュアルチャンネル
TDP
35W
プロセス
32nm

Core i5はCore i3の上位版です。「ターボ・ブースト・テクノロジーを搭載、そしてHD Graphics with Dynamic Frequencyの数値が高い」ことが挙げられます。ここが、Core i5にするメリットとなります。

ターボ・ブースト・テクノロジー(Core i5)

ターボ・ブースト・テクノロジー
Core i5では、Core i3にはないターボ・ブースト・テクノロジーが備わっています。ターボ・ブーストは環境に応じて動作周波数を上げます。動作周波数の高さは処理速度の向上につながります。例えば、Core i5-430Mは2.26GHzですが、最大2.53GHzまでクロックアップします。一方、Core i3は元々持っている動作周波数のままです。

HD Graphics with Dynamic Frequency

ブランド Core i3 Core i5
プロセッサー・ナンバー 350M 330M 540M 520M 430M
動作周波数 2.26GHz 2.13GHz 2.53GHz 2.40 2.26
最大動作周波数
(ターボ・ブースト)
なし
3.06GHz 2.93 2.53
グラフィック
500MHz
HD Graphics with Dynamic Frequency
667MHz
766MHz

前述したとおり、プロセッサーにグラフィック機能を内蔵しているわけですが、HD Graphics with Dynamic Frequencyという技術があり、グラフィック処理能力も環境に応じてアップします。Core i3では通常500MHzですが667MHzまでアップします。Core i5では更に高く766MHzまで上がります。

Core i3 / i5共通事項

HTテクノロジー搭載のデュアルコア
2つのコアを持つデュアルコア。Core 2 Duoではコア数と同じ2スレッド動作でしたが、Core i3 / i5ではHTテクノロジーによって4スレッド動作します。HTテクノロジーは後ほど解説します。

3次キャッシュメモリを搭載
キャッシュメモリとはプロセッサーが内蔵する高速メモリ。Core 2 Duoでは2次キャッシュまででしたが、Core i3 / i5では3次キャッシュまで搭載されています。

最新、32nmプロセス
~nmプロセスとはCPUの設計で配線幅を表します。数値が低いほど微細で、最新技術となります。Core 2 Duoでは45nmプロセスが最終でしたが、Core i3 / i5では32nmプロセスで更に微細設計。

メモリコントローラーをプロセッサーに内蔵
Core i3 / i5にはメモリコントローラーを内蔵しているので、メモリに直接アクセスする設計になっています。(前期プロセッサーのCore 2 Duoでは、チップセットのマージンが入り、タイムロスが生じます。)

グラフィックインターフェースをプロセッサーに内蔵
グラフィックインターフェースも内蔵するので、単体グラフィック(GPU)に直接アクセスできます。しかし、Inspiron 15Rでは単体グラフィックを持たないエントリー機ですので、この仕様は関係ありません。単体グラフィックを持つ上位機種に影響があります。

HTテクノロジーで、4スレッド動作(Core i3 / i5共通事項)

4スレッド動作
デュアルコアCore i3 / i5は、Core 2 Duoと同じ2コアですが、HTテクノロジー搭載なので4スレッド動作が可能です。擬似とはいえ、クアッドコア感覚でパソコン操作ができるのです。マルチスレッド対応ソフトや、複数同時作業では強みをみせます。一方、Core 2 DuoはHTテクノロジーがないので、2スレッドのままです。

HTテクノロジーとは、命令の流れを2系統にすることで、待機状態の演算機構を極力減らし、1コアに対し2スレッド処理させる技術です。略さないで読むと「ハイパー・スレッディング・テクノロジー」です。

Core i3はCore 2 Duoと同じく2コアのデュアルコアですが、HTテクノロジーによって4スレッド動作が可能です。
Windows タスクマネージャーを見ると、CPUのブロックが4つになっています。つまり、システムは4コアとして認識します。複数同時処理に効果を発揮します。


マルチスレッド対応ソフトでは、高いパフォーマンスを見せます。例えば、4スレッド動作なら、4箇所を同時にレンダリング処理できるなどのメリットがあります。マルチスレッド対応ソフトは増えつつあるので、パソコンの新調タイミングともいえます。

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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2020年 ノートPC部門2年連続1位」
出典-日経コンピュータ 2019年8月22日号 顧客満足度調査より

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