Alienware M15xレビュー
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今回のAlienware M15xが搭載する「Core i7-720QM」

Alienware M15xにはCore i7-720QMを搭載しています
今回のレビュー機、Alienware M15xにはCore i7-720QMを搭載していますが、このCPUについての基礎知識を解説します。Core i7-720QMは、インテルの開発時コード名でClarksfield(クラークスフィールド)と呼ばれていたCPUです。2009年9月に初登場しました。2010年2月時点でのClarksfield(クラークスフィールド)のラインナップは以下の通り。

2009年9月に初登場!コード名:Clarksfield(クラークスフィールド)のCPU
ブランド Core i7
プロセッサー・ナンバー 920XM 820QM 720QM
動作周波数 2.00GHz 1.73GHz 1.60GHz
最大動作周波数
(ターボ・ブースト)
3.20GHz 3.06GHz 2.80GHz
3次キャッシュメモリ
8MB
6MB
実装コア数
4コア
HTテクノロジー
8スレッド
メモリ
デュアルチャンネル
TDP
55W
45W
プロセス
45nm

これらのCore i7はCore 2 Quadの後継CPUです。4コアを実装するクアッドコアで、HTテクノロジーによって8スレッド動作します。そして、ターボ・ブースト・テクノロジーによって動作周波数(クロック数)が自動クロックアップします。マルチスレッドに対応していないソフトでは動作周波数の高さが処理速度につながるので、自動クロックアップは非常に利便性があります。そして、Core 2 Quadでは2次キャッシュメモリだったのが、Core i7では3次キャッシュメモリまで搭載しました。

今回のAlienware M15xに搭載するCore i7-720QMの上位ナンバーなら、クロック数が高いですし、3次キャッシュメモリの容量も増えます。数字だけで見ると更なる性能アップが見込めますが、実際ゲーム使用では微々たる性能アップしか見込めません。
というのも、3Dゲームではグラフィックの頭脳であるGPUにかなり影響されるので、CPUよりGPUにコストを割くべきです。もちろん、CPUとGPUのバランスも重要ですが、これらのCPUなら充分です。

なお、Core i7にはクアッドコア版とデュアルコア版がありが存在し、コード名でArrandaleと呼ばれていたCore i7-600Mシリーズはデュアルコアです。今回、ここで紹介しているCore i7は、コード名:Clarksfieldと呼ばれたクアッドコアです。(以下、Core i7と呼ぶのはクアッドコアのほうです。)

そのクアッドコアのCore i7のキーワードは、「ネイティブ・クアッドコア、HTテクノロジー、ターボ・ブースト・テクノロジー、3次キャッシュメモリ」です。以下、その説明です。

ネイティブ・クアッドコア

Core i7-800、Core i5-700シリーズのクアッドコア構造
Core i7は4つのコアを持つ、クアッドコア。しかも、このCore i7は4つのコアをひとまとめにしたネイティブ・クアッドコアです。デュアルコアを2つ寄せ集めた「なんちゃってクアッドコア」のCore 2 Quadとは大違いです。そしてグラフィックス・インターフェースとメモリコントローラーを内蔵しているので、GPUとメモリにCPUが直接アクセスできるようになりました。以前のCPUではチップセットを経由する必要があったため、タイムロスがありました。

HTテクノロジー

Alienware M15xにはCore i7-720QMを搭載しています
タスクマネージャーを見ると、CPUが8ブロックになっています。実装は4コアですが、システムは8コアとして認識しています。これはHTテクノロジーによるものです。

HT テクノロジー
HTテクノロジーとは、命令の流れを2系統にすることで、待機状態の演算機構を極力減らし、1コアに対し2スレッド処理させる技術です。物理的には4コアでもHTテクノロジーがあれば、8スレッドで動作します。つまり、システムは8コアのつもりで動作するわけです。マルチスレッド対応ソフトや、複数同時作業では強みをみせます。

ターボ・ブースト・テクノロジー

動作周波数(クロック数)
各CPUには~GHzという定格の動作周波数(クロック数)があります。この数値が高いほど処理スピードが速くなります。マルチコアに対応していないソフトでは、コア数よりもこの動作周波数が高いCPUが有利です。そのため動作周波数の高い下位CPUが、環境によっては上位CPUを凌ぐ場合があります。
そこで、ターボ・ブースト・テクノロジーの登場です。ターボ・ブーストは環境に応じて自動でクロックアップする機能です。マルチコアが役に立たない環境では一部のコアをオフにして、その分、残ったコアをクロックアップするのです。上の図のように、2コアをクロックアップ、1コアだけクロックアップ、全コアをクロックアップなど様々に自動対応します。

Core i7-720QMの動作周波数は1.60GHzであまり高くないのですが、ターボ・ブーストで最大2.8GHzもアップします。

3次キャッシュメモリ

ore i7では3次キャッシュメモリまで搭載しました。
Core 2 Quadでは2次キャッシュメモリだったのが、Core i7では3次キャッシュメモリまで搭載しました。キャッシュメモリというのはCPUが内蔵するメモリで、一般的にメモリと呼ばれるメインメモリよりも容量が少ないですが高速です。使用頻度の高いデータがキャッシュメモリに蓄えられ、データ処理を高速化します。Core i7-720QMでは6MBですが、820QMでは8MBあります。

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出典-日経コンピュータ 2019年8月22日号 顧客満足度調査より

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