Inspiron 580レビュー
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DELL Inspiron 580の電源ユニット

Inspiron 580の電源ユニットについて

次はInspiron 580の電源ユニットについて解説します。その前に電源ユニットの基礎知識を以下の枠に記載しました。

電源ユニットの役割

電源ユニット電源ユニットは電源を供給するわけですが、それ以前に「AC-DC変換」の役割をします。ACとは交流電気、DCとは直流電気。つまり、AC(交流)をDC(直流)に変換するパーツです。
発電所から家庭までの長い距離を無駄なく電気を送るにはAC(交流)が最適で、家庭用コンセントからはAC(交流)が流れています。しかし、家電製品ではDC(直流)が使われるので、コンセントからつないできた電気はDCに変換しないといけないのです。そのため、このような変換ユニットが存在し、内蔵されたり外部に置かれたりします。(なぜ、電源をAC/DCとかACアダプタというか分かりましたか?)

安定して電気を供給、そして保護

実は、家庭内コンセントからの電源は常に安定しているわけではなく、エアコンや電子レンジなど大電力製品を使うと細かいところで電源出力に変動が起きます。そのまま影響を受けると、パソコンも不安定な状態になってしまいます。そこで電源ユニットが出力変動による影響を吸収し、パソコン自体には常に安定して電源を供給しています。
また、雷で家電製品が壊れないように配電盤にはブレーカーがありますが、電源ユニット自体も、パソコンパーツに影響を与えないように保護する役割があります。

電源ユニットの変換効率

電源ユニットはACをDCに変換するパーツですが、コンセントからの電気を100%、DCに変換しているわけではありません。例えば、パーツ自体が消費した電力が100Wであっても実際は125Wかかっている場合もあるのです。
それは、 電源ユニット自体の消費電力と変換し損じたロスがあるからです。変換ロスした電気は熱になるといわれるので、変換効率が悪い電源ユニットほど発熱しやすく、冷却ファンもよく回す必要があります。そのことから、良い電源ユニットは、発熱は程々で静音であるといえます。

変換効率のよい電源ユニットの目印

電源ユニットのメーカーごとに変換効率を公表している場合がありますが、各社独自の測定のため他社製品との比較は困難でした。
そこで参考になるのが、ECos Consultingという会社が管理している認証プログラムです。変換効率が80%以上あるものに「80PLUS」が認証され、ロゴマークの添付が認められます。ECos社が同じ規定で各社の製品を測定しているので、信用性が高いです。

Inspiron 580の電源ユニット
Inspiron 580の電源ユニットは、特別、グレードの高い電源ユニットではないようです。「80PLUS」のような高級電源ではありません。ちなみに自作でおなじみのATX仕様です。サイズは幅150×高さ86×奥行140mm。
独自に、高容量で高品質の電源を自分で取り付けることも可能です。電源はパソコンパーツの中でも短命なジャンルなのでこの仕様はありがたいです。しかし、失敗して壊したら誰も保証してくれませんよ。

Inspiron 580の電源ユニットの出力仕様ラベルを見てみましょう。電源容量は300Wですが、ラベルを見ることによって詳細を知ることができます。
Inspiron 580の電源ユニットの出力仕様ラベルを見てみましょう。電源容量は300Wですが、ラベルを見ることによって詳細を知ることができます。

電源ユニットは、家庭用コンセントの交流電気から直流電気へ変換
電源ユニットは、家庭用コンセントの交流電気から直流電気へ変換するわけですが、この際、直流の5Vや12Vといった電圧に分配されて変換します。そしてパソコンパーツによって決められた出力系統で電源供給がされます。

出力系統は「+12V」を要チェックです。Inspiron 580ではトータル容量は300Wですが、「+12V」は18Aまでと記載されています。しかも、+12Vが1系統しかないところが、ローエンドっぽいですね。

電源ユニットの出力系統について基礎知識

出力系統は「+12V」を要チェック!
「+12V」はCPUやマザーボード、グラフィックカードなど消費電力の高いパーツに使われます。+12Vは出力系統を複数持つケースが多く、1~6系統の電源ユニットが存在します。一般的には「+12V1」と「+12V2」の2系統が主流です。
ちなみに、、「+12V1」はグラフィックカード(PCI Express)、HDD、光学ドライブなどに使い、「+12V2」はCPUに使うことが定められています。
一見、電源ユニットの確認は400Wや500Wといったトータル出力だけに注目しがちですが、1系統に電力が偏ると電源不足に陥るため、各系統の定格に従ってそれぞれのパーツを使い分ける必要があります。A(アンペア)数が高いほど、高い電力に対応できます。
その他の出力系統は特に重視する必要なし
+12V以外には「+3.3V」や「+5V」がありますが、これが電源不足になるケースはほとんどないので気にしなくても問題ありません。ちなみに「+5VSB」はスリープといった省エネモードの電源供給に使われます。

Inspiron 580の電源ユニット / 電源内部コネクタの種類

メインコネクタ
メインコネクタ
マザーボードに電力供給する24ピンのメインコネクタ。スタンバイ用の電源やメモリ、チップセット、グラフィックカード、その他拡張カードに使われます。昔は20ピンが標準でした。

12Vコネクタ
12Vコネクタ
CPU用の電源供給。4ピンタイプです。メインコネクタとは独立した12Vの出力系統を使うことが定められています。他のパソコンで、消費電力の高いCPU搭載なら8ピンタイプが使われる場合があります。

SATA電源コネクタ
SATA電源コネクタ
SATA規格のHDDや光学ドライブ用。Inspiron 580はHDD2台、光学ドライブ2台まで搭載できるので、その分の数である4コネクタあります。

FDDコネクタ
FDDコネクタ
フロッピードライブ用の4ピンコネクタ。Inspiron 580では3.5インチベイにカードスロットが搭載されており、FDDはもはや搭載する余地はないので不要なコネクタです。

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出典-日経コンピュータ 2019年8月22日号 顧客満足度調査より

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