≫HP Pavilion Desktop PC s5250jpをレビュー
インテルのクアッドコア、Core i7 / i5が搭載できるスリム型デスクトップパソコン「s5250jp」。
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HPのスリム型クアッドPC、s5250jpをレビュー
いつもはDELLパソコンをレビューしている当サイトですが、今回はHP(ヒューレット・パッカード)のPavilion Desktop PC s5250jpを紹介します。
パソ兄さんは基本は自作ユーザーですが、時間とお金がないときはDELLパソコンを買うようにしています。自作はパーツを買い集めると結構出費しますし、その後の組み立てにも時間がかかります。その点、メーカー製はラクチンですし、特にDELLやHPのようなグローバル・メーカー製パソコンは安いですよね。
パソ兄さん自身がDELLユーザーなので、DELLを中心に紹介しているわけですが、なかには希望に合ったラインナップが無いときもあります。そんなときは、DELLを抜いて世界シェアNo.1となったHPパソコンを検討してみてはいかがでしょう。
そこで今回紹介するs5250jpは、スリム型デスクトップでCore i7やi5を搭載するモデルです。2009年12月時点ではDELL製品にこのタイプはラインナップされていません。
今回レビューする、HP s5250jpの構成 | |
製品画像 | |
OS | Windows 7 Home Premium 32bit |
CPU | インテル Core i7-870 (2.93GHz, 8MB L3キャッシュ)※クロック数最大3.6GHz |
メモリ | 4GB (2GBx2) DDR3-SDRAMメモリ |
グラフィック | GeForce GT220 1GB |
HDD | 640GB SATA HDD(7200回転) |
Windowsエクスペリエンス・インデックスのスコア | |
プロセッサ | 7.5 |
メモリ | 7.5 |
グラフィックス | 6.4 |
ゲーム用 グラフィックス |
6.4 |
プライマリ ハードディスク |
5.9 |
まずは、s5250jpの大きな特徴をまとめて紹介します。
s5250jpのパフォーマンス
設置場所をあまり取らない省スペース・スリム型で、2世代目のCore iシリーズを搭載します。Core i7(800シリーズ)やCore i5が搭載可能となっています。
Core i7-870でレンダリング処理。物理的には4コアですがHTテクノロジーにより8スレッド処理が可能です。当方のCore 2 Duo E8400マシンでは2:31秒かかった処理が、Core i7-870なら1:02秒で済みました。まさに爆速!目を見張る速度でした。(CPUフル稼働の爆音にも驚きましたが・・。)
しかも、アイドル値(待機状態)には1.2GHzほどだったのに、ターボ・ブースト・テクノロジーによって3.4GHzほどまでクロックアップ!
Core i7-800シリーズは、1世代目のCore i7(900シリーズ)から構造が変えられており、改善された面があります。さらにCore 2 Quadのころと比べると、まったく新しい構造となっているため、買い替えのきっかけにもなると思います。Core i7やi5については後ほど詳しく解説します。
今回の構成では、格闘アクションゲーム「ストリートファイター4」で、快適にプレイできるRANK Aを記録。フレームレートもほぼ60を達成。無論、モンスターハンターやファイナルファンタジー11のプレイも可能です。
ただし、デビルメイクライやラストレムナント、バイオハザード5になると、「プレイは可能ですが、場合によりパフォーマンス低下がみられる」という結果でした。本格的なゲーム用となると、GeForce GT220のグラフィックカードではまだ弱いですね。しかし、このサイズのパソコンで「ストリートファイター4」を快適にプレイできるのは、素晴らしいです。
まずは、ささっと開梱。「キーボードの箱、その他付属品の箱、本体」の3点セットです。
s5250jpのサイズ
新型クアッドコアを搭載しながら、設置しやすいサイズが魅力です。
サイズは、幅10.5 × 高さ30.8 × 奥行38.9センチ。重量は7kgほど。幅が約10センチというのはスリムです。とにかく、寸法をいってもあまりイメージが伝わらないので、いろいろな物と比較してみましょう。
24インチワイドモニタと並べた様子。(モニタはHP製ではありません。)
このサイズなら、机上においてもさほど邪魔にはなりません。
自作パソコンではメジャーなATXケースとサイズ比較。ATXケースは無駄に拡張性が高すぎるのではないかと思うこのごろ。
長年、お世話になったPower Mac G4。昔からのマックユーザーなら、何となくサイズが伝わるのではないでしょうか。s5250jpと比べると、G4はおもちゃ並の性能。
斜め上からのショット。
上位機種のe9000シリーズとサイズ比較。本格的にゲームをするなら、サイズは大きくなりますがe9000シリーズを狙いたいですね。
HP Directplus フルカスタマイズ東京生産の2009年冬モデルでは、Phenom II 820搭載機「e9260」、Core i5 750搭載機「e9280」、、Core i7 920搭載機「e9290」。
スリム型はサイズゆえのデメリットがあり、拡張性が乏しくなります。内部を見るとすでにパツパツです。HDDや光学ドライブは各1台までの搭載になります。
s5250jpではHP ポケットメディアドライブという、前面パネルから着脱可能なHDDが追加できます。それをいれればHDDは2台搭載できますが、HP ポケットメディアドライブは内部でUSB接続になっており、転送スピードが遅いのが難点。また、2.5インチHDDなので、やはりデスクトップ用としては低速です。
スリム型は拡張性が乏しいのはどこのメーカーも同じですが、個人的な要望では内蔵HDDを2台搭載できるとなお良かったです。DELLではスリム型にHDDを2台搭載できるモデルはあるので、構造的には可能なはずです。正直、HP特有のメディアドライブ システムは好きではないです。
s5250jpの各ポイント
天井前面に電源ボタンを配置。
ブルーレイドライブが搭載可能。高画質なブルーレイ映画や大容量の記録が楽しめます。
6規格対応のカードスロットを標準搭載。
内部にアクセスしやすいハンドスクリューねじを採用。ドライバ工具なしで、サイドパネルを開けられます。
前面背面合わせて8つのUSB端子に、IEEE1394端子と光デジタル音声出力をオンボード搭載。LAN端子はギガビットイーサーに対応。
拡張スロットは2つ。いずれもロープロファイルと呼ばれるスリム型の拡張カードになります。上段はグラフィックカード用のPCI Express ×16、下段がPCI Express ×1。このレビュー機では内蔵無線LANカードを搭載。
270Wの電源を搭載。本格的なゲームPC向けではないので、充分な電源容量でしょう。
HPの売りポイントといえば、東京生産。東京の昭島市で生産しています。昭島市といえば横田基地の近くですね。当方、青梅ハイキングに行くときに昭島を通過します。
以下、HPのサイトより引用。
東京生産(東京・昭島)であることのメリット 東京でつくって国内輸送。だから高品質のまますぐ届く。 |
海外生産の場合は、輸送中の振動でケーブルやスロットの差込があまくなり、接触不良になる話は聞きます。それぐらいのトラブルなら自作経験者であればすぐ対処できますが、初心者ではちょっとできないですよね。確かに、東京生産は安心かも。
パーツ自体はほとんど海外生産ですから、国産で精度が高いという意味ではなく、単に輸送トラブルに巻き込まれにくいということでしょう。
次は「HP s5250jpの前面」
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2020年 ノートPC部門2年連続1位」
出典-日経コンピュータ 2019年8月22日号 顧客満足度調査より