Studio XPS 8000レビュー
クアッドコアのCore i7 / i5が搭載可能な中級者向けモデル、Studio XPS 8000。ゲーム専用やHD映像の動画編集など高度な使用が可能でありながら、購入しやすいコスト。今回はGeForce GTX 260の高パフォーマンスもレビューします。
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Studio XPS 8100の搭載CPUを理解する

Studio XPS 8100に関連するCPUの解説は、まだ続きます。早くデザインやパフォーマンスをチェックしたい方は、読み飛ばしてもかまいません。
まず、前機種から踏襲している、搭載可能なCore i7-800 / Core i5-700シリーズについて解説します

studioxps8100の搭載CPU

Core i7-800 / Core i5-700シリーズの特徴

Studio XPS 8000からStudio XPS 8100に移行しても、引き続き搭載可能なCore i7-800 / Core i5-700シリーズについて解説します。
ブランド Core i7-800 Core i5-700
プロセッサー・ナンバー 870 860 750
定格
動作周波数
2.93GHz 2.8GHz 2.66GHz
最大
動作周波数
3.60GHz 3.46GHz 3.20GHz
3次キャッシュメモリ
8MB
実装コア数
4コア
HTテクノロジー
HTテクノロジーで8スレッド(擬似8コア)
なし
メモリ
デュアルチャンネル
TDP
95W
CPUソケット
LGA1156
Core i7-800 / Core i5-700シリーズのラインナップは以上の通り。こちらは4つのコアを持つクアッドコアです。なお、Studio XPS 8100にてDELLがサポートしているものは、DELLサイトにて確認してください。販売時期で変動する場合があります。
カスタマイズ構成確認は、DELLサイトで⇒Studio XPS 8100終了

Core i7-800 / Core i5-700シリーズはネイティブ・クアッドコア

Core i7-800、Core i5-700シリーズのクアッドコア構造
Core i7-800 / Core i5-700シリーズは、4つのコアを持つクアッドコア。Core 2 Quadと違って4コアをひとまとめにしたネイティブ・クアッドコアです。
Core 2 DuoやCore 2 Quadにはない、3次キャッシュメモリを内蔵。グラフィックカードやメモリに直接アクセスできる構造で、Core 2 Duo時代にはない構造です。

Core i7-800 シリーズはHTテクノロジー搭載で、8スレッド動作

HT テクノロジー
Core i7-800シリーズは4コアでも、HTテクノロジーのおかげでOSからは8コアと認識されます。HTテクノロジーは命令の流れを2系統にすることで、待機状態の演算機構を極力減らし、1コアに対し2スレッド処理させる技術です。
なお、Core i5-700シリーズは、HTテクノロジー非搭載なので4スレッドのままです。

ターボー・ブースト・テクノロジーで処理速度アップ!

ターボ・ブースト・テクノロジー2コアCore i7-800 / Core i5-700シリーズは、ターボ・ブースト・テクノロジーを搭載しています。ターボ・ブースト・テクノロジーは、動作周波数を必要に応じて上げて高速処理を可能にします。使わないコアは電源をオフにして発熱を抑えます。マルチコアに最適されていないソフトの処理を速くする技術です。音楽管理ソフトなどはマルチコアに対応していないものが多く、その場合は単に動作周波数の高いCPUのほうが速いです。まだ、マルチコアに対応するソフトは少ないので、重宝される技術です。

ターボ・ブーストを内蔵していない旧CPUを例に挙げると、動作周波数の高いCore 2 DuoがCore 2 Quadに勝るケースがあります。こういったマルチスレッド非対応ソフトでは下位CPUが上位CPUに勝ってしまうケースがあったのです。
ですから、Core i7ならターボ・ブースト・テクノロジーのおかげでマルチスレッド非対応ソフトも高速処理が可能です。

Core i5-600シリーズの特徴

次は、Studio XPS 8000からStudio XPS 8100へリニューアルのきっかけとなった「Core i5-600シリーズ」の特徴です。

ブランド Core i5-600
プロセッサー・ナンバー 650 660 661 670
定格
動作周波数(GHz)
3.20 3.33 3.33 3.46
最大
動作周波数(GHz)
3.46 3.60 3.60 3.73
GPU
クロック
733MHz
900MHz 733MHz
3次キャッシュ
メモリ
4MB
実装コア数
2コア
HTテクノロジー
HTテクノロジーで4スレッド(擬似4コア)
メモリ
DDR3-1333MHz(デュアル・チャンネル対応)
TDP
73W
87W 73W
CPUソケット
LGA1156

Core i5-600シリーズのラインナップは以上の通り。なお、Studio XPS 8100にてDELLがサポートしているものは、DELLサイトにて確認してください。販売時期で変動する場合があります。。カスタマイズ構成確認は、DELLサイトで⇒Studio XPS 8100終了

Core i5-600シリーズは新型とはいえ、Core i7-800 / Core i5-700シリーズの下位のため3次キャッシュメモリは、半分の4MB

動作周波数が非常に高いCore i5-600シリーズ

下位とはいえ、自動クロックアップのターボ・ブーストもあり、動作周波数がこれまでより高いのが魅力ですね。上記のラインナップでは定格ですべて3.2GHz以上、ターボ・ブースとでさらに高いクロックアップが可能です。

HTテクノロジーで、4スレッド動作するデュアルコア

テクノロジー4スレッド
クアッドコアではなく、2コアのデュアルコアですが、HTテクノロジーにより4スレッド動作が可能です。

Core i5-600シリーズは、グラフィック機能内蔵のデュアルコア


そして、これまでと違うのは、CPUパッケージにグラフィック機能を格納していることです。インテル HDグラフィックスというグラフィック機能ですが、メモリコントローラーとグラフィック・インターフェースも統合されています。

グラフィックカードを使用せず、インテル HDグラフィックスを使用する場合は、FDIを介してチップセットへ信号を送り、チップセットからモニタへと出力されます。なお、グラフィックカードを搭載した場合、インテル HDグラフィックスは無効化されます。基本的にはグラフィックカードのほうが高性能グラフィックです。

図を見て分かる通り、CPUダイとインテル HDグラフィックスは分離されており、正式な統合ではなくただのパッケージングです。真の統合は次世代CPUマイクロアーキテクチャ「Sandy Bridge」にて2011年に登場予定だとか。

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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2020年 ノートPC部門2年連続1位」
出典-日経コンピュータ 2019年8月22日号 顧客満足度調査より

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