DELLパソコン使用レビューDELL Studio One 19をレビュー
18.5インチワイドで美しいラインの液晶一体型、DELLStudio One 19。配線のわずらわしさがなく、セッティングも楽。タッチスクリーンモデルでは、画面越しに操作ができる!
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DELL Studio One 19の性能をチェック

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Studio One 19の性能をチェックします。口コミを見ると「Studio One 19とInspiron 545sと、どちらにしようか迷っている」の質問に対して「Studio One 19はオンボードグラフィックなので、グラフィックカードが搭載できるInspiron 545sのほうが高性能。」という返答を見かけます。しかし、これは安易な答えだと思います。

グラフィックカードを搭載すればグラフィック性能は向上します。しかし、Studio One 19のオンボードグラフィック(NVIDIA GeForce 9400)は現在のエントリー向けグラフィックカードに匹敵する性能があり、ブルーレイや地デジといったHDコンテンツも十分な性能がありますし、ファイナルファンタジー11くらいのライトな3Dゲームならプレイできます。
Inspiron 545sはグラフィックカードを搭載しなかったら、オンボードグラフィックのGMA 3100がグラフィック処理することになりますが、Windows Aeroでさえ、もたつきを感じさせる性能です。HDコンテンツを扱うのも難があります。

だからエントリー向けのグラフィックカードを搭載するわけですが、だったらオンボードグラフィック(NVIDIA GeForce 9400)のStudio One 19のほうが省エネなのでメリットが大きいです。ちなみに、Inspiron 545sは電源が少ないため、高度なゲームができるグラフィックカードは搭載できません。

「Studio One 19とInspiron 545sとで迷っている」なら、グラフィック性能の違いよりも、モニタは別に取り付けるほうがいいのか、拡張カードを内蔵する予定があるのか、といった使い方で判断するといいでしょう。
Inspiron 545sはグラフィックカードおよび拡張カードを搭載するにしてもロー・プロファイルと呼ばれる細身のタイプになるので、自分で独自に搭載するにしても選択肢が少ないです。

単体グラフィック(グラフィックチップ/GPU)とは
3Dゲームや高度な動画編集をするには、グラフィック処理の頭脳といわれるグラフィックチップ(GPU)が必須です。高価で高性能なパソコンは必ずGPUを搭載しています。GPUには、ATI社のRADEONや、NVIDIA社のGeForceがあり、このようなGPUを搭載することを「単体のグラフィックを搭載する」といいます。
GPUを搭載すると、必ずビデオメモリも搭載されます。ビデオメモリはグラフィック処理に必要なデータを蓄える役割りをします。 一般的にデスクトップ・パソコンの場合は、グラフィックチップ(GPU)とビデオメモリが取り付けられたグラフィックカードを搭載します。グラフィックカードを搭載しない場合は、チップセットに内蔵されたオンボード・グラフィックが使用されます。
オンボード・グラフィックとは
一方、コストダウンを図るためにGPUを省く場合があります。しかし、GPUがなくなってもグラフィック処理するパーツは必要です。
その役を担うのが「チップセット内蔵のオンボード・グラフィック」です。チップセットが基本的なシステムの管理をしながらも、グラフィックの処理も請け負うので統合型グラフィックと呼ばれます。
オンボード・グラフィックの場合、やはりシステムに負担がかかるということと、ビデオメモリのかわりにメインメモリが使われてしまうため、GPUを搭載したほうが高性能であることはいうまでもありません。しかし、オンボードグラフィックの性能もよくなっており、昔ののGPUより高性能という例はあります。

次は、Studio One 19のWindowsエクスペリエンス・インデックスのスコアをチェックします。

Windowsエクスペリエンス・インデックスのスコア


パソ兄さんが購入したStudio One 19の構成は以下の通り。

Studio One 19の構成
OS Windows Vista Home Premium SP1正規版 64bit版
CPU インテル Core 2 Duo プロセッサー E7500
(3MB L2 キャッシュ, 2.93GHz, 1066MHz FSB)
メモリ 4GB (2GBx2) デュアルチャネル DDR2-SDRAM メモリ
HDD 500GB SATA HDD(7200回転)
液晶ディスプレイ 18.5インチワイド光沢液晶 (1366x768)
グラフィック オンボード・グラフィック NVIDIA GeForce 9400
Windowsエクスペリエンス・インデックスのスコア
プロセッサ 5.7
メモリ 5.5
グラフィックス 4.8
ゲーム用
グラフィックス
5.1
プライマリ
ハードディスク:
5.9

まず、目を見張るのはオンボード・グラフィックでありながら、かなり高いパフォーマンスを発揮するNVIDIA GeForce 9400。ゲーム用 グラフィックスで5.1も行っています。
CPUはE8000シリーズの廉価版とも言うべき、インテル Core 2 Duo プロセッサー E7500です。E7500は2次キャッシュメモリは少なめで、FSBも1世代前のクロック数ですが、プロセッサ スコアが5.7もあります。Studio One 19で高度な3Dゲームをすることは無いでしょうから、E7500で充分ですね。CPUだけでなく、ハードディスクもデスクトップ用規格なので、スコアが高いです。

Studio One 19の構成とスコアです。
ついでに別構成のStudio One 19も見てみましょう。

スコア スコア
展示していたStudio One 19の構成
OS
: Windows Vista Home Premium SP1 64bit 正規版
CPU: インテル Pentium デュアルコア プロセッサー E2220
メモリ: 3GB(1GBx3) DDR2
HDD: 320GB SATA HDD(7200回転)
液晶ディスプレイ:18.5インチワイド液晶 (1366x768)
グラフィック・コントローラー: オンボード・グラフィック(NVIDIA GeForce 9200
Windowsエクスペリエンス・インデックスのスコア
プロセッサ
: 5.2
メモリ: 4.7
グラフィックス: 4.2
ゲーム用グラフィックス: 4.8
プライマリ ハードディスク: 5.9
オンボード・グラフィック(NVIDIA GeForce 9200)でも、HDコンテンツに充分な性能がありますが、一度購入したらグラフィック性能は変えられないのでNVIDIA GeForce 9400のほうがお勧めです。

NVIDIA GeForce 9400について
NVIDIA GeForce 9400について解説しておきましょう。
NVIDIA GeForce 9400は、DirectX 10に対応した3Dグラフィックス機能、動画再生支援機能、高画質化機能を持ち、ブルーレイディスクや地デジ放送の再生といったHDコンテンツ再生に充分な性能を誇ります。
また、NVIDIA CUDAという技術が採用されています。NVIDIA CUDAはいわゆる「GPGPU技術」です。GPGPU(General Purpose GPU)技術とは、グラフィックの頭脳であるGPUに、CPUが行う一般的な計算も行わせる技術。
とはいっても計算にはいろいろな種類があり、CPUが担う一部の計算となります。この場合、とくにGPUが得意とするのが物理シミュレーションや人工頭脳のような計算です。

なお、Windowsエクスペリエンス・インデックスのスコアがいまいち分からないという方は以下をご参考に。

「Windowsエクスペリエンス・インデックス」とは
「Windowsエクスペリエンス・インデックス」とは、Windows Vistaに搭載されているソフトです。使用しているパソコンが、Windows Vistaやアプリケーションにどれくらい適応しているか数値化されます。つまりパソコンのパフォーマンスを簡単に知ることが出来ます。
Windows Vista Home Premiumでは、以下のような操作画面(Windows Aero )のためある程度のグラフィック性能が要求されます。ですから、使いたいソフトウェアにかかる負担の前に、これらの機能を快適にこなす処理能力が求められます。

Windows Aero Glass
Windows Aero Glass。重なった下のウィンドウが透けて見える機能。

3Dフィリップ
フリップ3D。立体的な視覚でウィンドウが検索できます。
よくパソコン雑誌で紹介されているベンチマーク(性能評価)テストとは少し異なります。個々のパーツの性能や特定の処理に対する性能テストではありません。あくまでパソコンの快適さを指標化するもので、 5つのチェック項目が測定されます。
5つのチェック項目
プロセッサ⇒CPUの速度
メモリ(RAM)⇒メモリの速度
グラフィックス⇒Windows操作画面、動画編集など2Dグラフィックス性能
ゲーム用グラフィックス⇒3Dゲームなど3Dグラフィックの性能
プライマリ ハードディスク⇒ハードディスクの転送速度
総合的なスコアとして基本スコアが出されますが、「基本スコア=1番低いサブスコア」です。つまり、一部のスコアがいくら高くても総合的な能力は1番低いところにあわせてしまいます。
基本スコアの目安
2.0未満 ⇒ Windows Aeroの使用不可。事実上、操作困難な状態。
2.4 ⇒ メールやインターネットが何とか動作するレベル。
3.0~4.0 ⇒ 実用可能レベル。動画編集やゲーム用にはまだあまいレベル。
4.0以上 ⇒ 快適レベル。ライトなゲームなら実用的。
5.9 ⇒ 2009年6月時点では最大値。測定不可でこれ以上の性能も考えられる

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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2020年 ノートPC部門2年連続1位」
出典-日経コンピュータ 2019年8月22日号 顧客満足度調査より

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