DELLの第4弾となるミニノート。定番ともいうべき10インチワイドで、コストパフォーマンスがいいモデル。100%ユーザー視点で、パソ兄さんが購入ガイド。
DELL Inspiron Mini 10vの液晶画面をレビュー
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Inspiron Mini 10vを分解してカスタマイズ!!
10.1インチワイド光沢液晶搭載のInspiron Mini 10v
DELL Inspiron Mini 10vことInspiron 1011の液晶画面をチェックします。
画面サイズは対角線の長さを表しますから、(1インチ=約2.54センチ)×10.1インチで、対角線は約25.6センチです。ミニノートとしては小さすぎず、大き過ぎずのスタンダード・サイズといえます。アスペクト比は液晶テレビと同じ16:9。
アスペクト比とは、画面の横と縦の長さ比率で、従来のパソコンは16:10というのが普通でした。デジタル家電と連携の兼ね合いもあり、16:9になる傾向が見られます。
メリットとしては、液晶テレビ向けのコンテンツ映像や映画の再生で、上下に黒帯が入ることなくフル画面で表示されることです。しかし、ミニノートはそのような使用には向かないので、アスペクト比については、とくに解説することがありません。
液晶バックライトにWLEDを搭載
Inspiron Mini 10の液晶バックライトには、WLED(白色LED)が採用されています。
液晶パネル自体は発光しないため、背面にある光源から照射しています。これが「バックライト」です。このバックライトの種類に従来の冷陰極管と、後発のWLED(白色LED)があります。具体的な違いとして冷陰極管は小型の蛍光灯で、白色LEDは白色発光ダイオードです。
WLED(白色LED)の特徴
WLEDは冷陰極管が発する白色光よりも色純度が高いので、液晶画面の発色が良くなります。また軽量で衝撃にも強く、基本的には半永久とも言われるほど長寿命です。
極めて低消費電力で小型なので、液晶モニタを薄型に設計できるメリットがあります。
WLEDの光は紫外線といった有害な影響が無いとされ、美術品などの照明に採用されます。具体的な実証はないですが、長時間のパソコン使用で目が疲れる、人体の影響にシビアな方にはいいかもしれませんね。
Inspiron Mini 10vの解像度とOS
解像度は、10インチクラスのミニノートでは一般的な1024×576。インターネット使用では充分な領域です。Office 2007では1024×768以上が推奨解像度になっているので、横幅に対してはちょうどクリアしています。しかし縦幅が推奨値以下なので、上下スクロールが多くなるのは一般的なミニノートの定めです。とりあえず、ビジネス使用にも問題ない作業領域です。上位機種、Inspiron Mini 10では「1024×576、1366×768」から選べますが、Inspiron Mini 10vでは1024×576のみです。なお、このレビュー機ではWindows XP Home Edition SP3を搭載。
こちらのレビュー機では、XPではなく、LinuxディストリビューションであるUbuntuを搭載しています。Inspiron Mini 10vではカスタマイズで、Windows XPかUbuntuのどちらかのOSを選ぶことができます。
Ubuntu(ウブントゥ) とは、コミュニティ により開発されているオペレーティングシステムです。ライセンス料を支払う必要のないOSなので、パソコンをより安く購入することができます。他のWindows PCとファイルをやり取りしないをしないなら、Windowsにこだわる必要はありません。なお、DELL・カスタマイズ版のUbuntuとなっています。
液晶画面のデザイン
液晶画面は、上位機種「Inspiron Mini 10」のベゼルレス(縁なしデザインのEdge to Edge)ではなく、一般的な縁ありデザイン。これはコストダウンのひとつだそうです。
光沢液晶なので、場所によっては映りこみが目立ちますが、光沢液晶ならではのメリハリのある画質が楽しめます。液晶画面上部には、130万画素Webカメラを標準搭載。
参考までに、上位機種「Inspiron Mini 10」のEdge-to-Edgeディスプレイ。
Inspiron Mini 10はEdge-to-Edgeと呼ばれる、液晶画面とベゼル(縁)が一体化した液晶ディスプレイ。クリアパネルが覆いかぶさったデザインとなっています。
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