2009年9月発売、DELLAlienwareの新製品を見てきました。
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旧作DELLレビュー
DELL Alienware Auroraシリーズをレポート
こちらは、2009年9/24に発売となった「Alienware Aurora」。
インテルの新型クアッドコア「Core i7」を搭載したゲームパソコン。「Core i7」は物理的に4つのコアを持ちますが、HTテクノロジーにより8コアでの動作が可能です。特にマルチスレッド対応のソフトでは驚異的な速度を誇ります。
グラフィックカードはNVIDIA GeForce GTX 260や295といった高度なグラフィック搭載だけではなく、2枚のグラフィックカードを搭載するデュアルグラフィック仕様にもできます。マザーボードは比較的コンパクトなMicroATX仕様を採用しているため、自作パソコン分野で人気のミドルタワー型サイズに抑えられています。デザインは流線型ラインで無機質な宇宙船といった印象。デザインにおいては賛否両論ありそうです。ところどころ、イルミネーションを見せるスケルトン部分が見られます。映画「プレデター」のハンター宇宙人をそのままパソコンにした感じです。
トレードマークにもなっている宇宙人(グレイ)がてっぺんにあり、これはちょっとダサいと思います。ゲームパソコンで一般家庭のパソコンとは一線を引いているので、これぐらいの奇抜さがあったほうがインパクトあります。間違っても、母上・父上に献上する代物ではありません。
左側の製品はAlienware Area-51で大型のタワー型ですが、右側にあるAlienware Auroraはその一回り小さくなっています。ただし、ミドルタワー型なのでミニタワー型のようなコンパクトさはありません。充分な拡張性があり、光学ドライブを2台、HDDを4台搭載できる拡張ベイを備えています。
一般的にMicroATXマザーボードで自作するパソコンよりやや大きめな印象。
DELLスタッフのお兄さんとサイズ比較すると、大きさが伝わります。
こちらは「Alienware Aurora(以下Aurora)」の上位版である「Alienware Aurora ALX(以下Aurora ALX)」。
基本的な構造はAuroraと同じですが、Aurora ALXのほうがグレードの高い仕様になっています。Core i7-975エクストリーム・エディションのオーバークロック出荷が可能。Auroraではメモリの最大搭載量が12GBメモリに対し、Aurora ALXは24GBメモリだったりとカスタマイズのグレードが高くなっています。また、2009年9月時点の基本構成を見る限り、デュアル・グラフィックが標準となっているようです。
そして、Aurora ALXが見た目ではっきり分かる特長は、天井に自動排気システムであるルーバー。なお、これはActive Ventingと呼ばれています。内部温度とリンクしているので必要に応じて自動で開閉します。
Active Ventingを上から見てみると、何だか魚のうろこみたいです。
一方、AuroraにはActive Ventingがないので、このようにパンチング穴の天井となっています。Aurora ALXではActive Ventingの開閉ギミックに遊び心がありますが、「Auroraのように常に通気口が開放してある状態でいいのではないか?」というささやかな疑問を持ちます。実用的には大した価値の無いActive Ventingです。
Aurora ALXの内部構造。Auroraもほとんど同様です。グラフィックス・カードベイが設置されており、振動対策と通気性の効率化がされています。配線ケーブルの束をむき出しにしない配置になっており、通気性も良好。左下には大容量875Wの電源ユニットを搭載しています。
なお、Aurora ALXでは内部に5箇所のLED照明が設置されています。これはバッテリーで照明するので、パーツ設置のため電源ケーブルを抜いても照明できます。頻繁にカスタマイズするユーザーには便利ですね。
両機とも水冷式システムを採用。通常の冷却ファンより半分くらいの動作音とのことです。オーバークロック時にも重宝できます。メモリスロットは6基あるのでトリプルチャンネルが2セット可能です。チップセットには冷却ファンを搭載。
4基のHDD拡張ベイ。道具を使わず取り外しができるハードドライブ・アセンブリ仕様。
Alienware Auroraシリーズの前面と背面
前面のカバーを空けます。
2つの光学ドライブ・ベイと、1つの3.5インチベイがあります。3.5インチベイには19規格対応メモリカードスロットをオプションで搭載できます。あとで知りましたが、このエイリアン頭を押すと扉が開くみたいです。壊していませんが強引に手でこじ開けてしまいました。(失敬。)
光学ドライブを照らす間接照明を装備しています。さらにエイリアンが怪しげに光っています。ほとんど暗室で使用することが前提になっているようですね。
間接照明を下から覗き込んで見ます。結構、明るい。
上部前面に端子を装備。USB端子2つ、IEEE1394が1つ、ヘッドフォントマイク端子。
本体背面にUSB端子6つ、IEEE1394、eSATAが各1つ、光オーディオ端子などがあります。拡張カードスロットはPCI Express×16が2スロット、PCI Express×1が2スロット。
引き続き、Alienware Auroraについてレポートします。次は暗闇での演出が楽しいイルミネーション。
Alienware Aurora 新クアッドコアのCore i7搭載でデュアルグラフィックが搭載可能なハイスペックゲームマシン。875Wの大容量電源に水冷式システムなどゲーム使用に申し分ない構成です。イルミネーションが設定でき、遊び心も満載! 【詳しくはDELLサイトへ⇒Alienware Aurora終了】 |
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Alienware Aurora ALX Alienware Auroraの上位版。新クアッドコアのCore i7搭載でデュアルグラフィックが搭載可能なハイスペックゲームマシン。オーバークロック出荷にも対応。875Wの大容量電源に水冷式システムなどゲーム使用に申し分ない構成です。自動排気システムがあり、内部温度とリンクしているので必要に応じて天井のルーバーが自動開閉します。イルミネーションが設定でき、遊び心も満載! 【Alienware Aurora ALX・完】 |
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Alienware M15x 15.6インチワイドWLED液晶のゲームノート。新クアッドコアのCore i7搭載。さらにDDR3といった高速メモリを搭載します。3Dゲームが快適にプレイできる高度なグラフィック搭載のハイエンド仕様。イルミネーションが設定でき、遊び心も満載!。接続端子も豊富。 【Alienware m15x終了】 |
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