DELL XPS 420（現：XPS 430）使用レビュー

XPS 420では本体上部にカラーLCD画面「ミニ・ビュー」を搭載していますが、XPS 430へのリニューアルによって廃止されました。
廃止された「ミニ・ビュー」とは
音楽、写真、動画、システム設定などを表示。横のメディアコントロールを使用することで、キーボードやモニタ等なしに直接操作することが可能です。
これはWindows Vistaで導入されたSide ShowガジェットとDELLの独自システムであるDELL Media Managerガジェットが採用されています。インターネット経由で新しいガジェットを手に入れることができますが、まだサポート体制が十分でないことと、一般的に普及するものなのか疑問視されるところが心配です。そのため、購入ポイントとは言い難いです。

このような画面システムは、本来ノートパソコンの天版につけるためにあるのだろうと思います。開かなくてもメール確認や時計を見ることができるなど、モバイル用途の場合、活用できそうですよね。デスクトップ機にあるのは、珍しいケースです。

メニューリストから「メールの確認」「音楽の再生」「ゲーム」などを選択する。

ミニビューをいじってみます。このマシンには、ミニゲームの「ソリティア」が入っていました。 操作の反応も良く、思ったより綺麗な液晶画面なので快適です。
操作パネルはブルーLEDライトがあるので暗闇でも操作できます。

チャージ・ステーション

天井にくぼみがあり、滑り止めのラバーシートが敷かれています。「チャージ・ステーション」といいますが、使用用途は「ここにUSB経由で充電する機器を置いてください」ということです。
ただし、天井にUSBがあるわけではなく、結局は、背面か前面からケーブルでつないで充電することになります。それに天井前方にはミニ・ビューがあり後方にはサイドパネル開閉レバーがあるので、チャージ・ステーションのエリアが狭まっています。
本当にいるのか？チャージ・ステーション
う〜む、「チャージ・ステーション」と名が付くほどのものではないです。パソ兄さんなら、小銭でも置いてみるかな。
必要性はさておき、近年のDELLはこのようにパソコンに付加価値をつける努力をしています。「高性能で安ければ、パソコンはただの箱でいい」という時代じゃなくなったのかもしれません。
サイドパネル開閉レバー
チャージ・ステーション奥にあるレバーで、パーツ増設作業によるサイドパネルの開閉ができます。ビス留めではないので簡単に行えます。
DELLサイトでチェックしてみよう！