DELLノートをモバイルして、八王子城
小田原城の支城、八王子城へ。DELLパソコン持って。
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GPS搭載のDELLモバイルノートを持ち、旅行!
デジタルMAPとGPSレシーバを揃えれば、普段使っているモバイルノートがGPSナビウォーカーになります。そんな環境を利用してDELLモバイルノートを持ち歩き、旅を楽しみます。なお、別コンテンツではDELLパソコンもレビューしています。
パソコンに使用しているGPSについては、別コンテンツである「ノートパソコンにGPSを付けて、ウォーキングナビに」で詳しく紹介中です。興味のあるハイカーはどうぞご参考に。
小田原城の支城:八王子城へ

小田原城の支城である八王子城へ登城。(2009年6月、DELLノート持参で)。
八王子城は、小田原攻めの支城攻略戦の際、秀吉勢北方軍によって落城しています。
なお、支城とは本城を防衛するために各地に配置された城で、ネットワーク的な役割もあります。江戸時代では一国一城令のため支城はありませんが、戦国時代では当たり前のように存在していました。そのため、日本各地には数えきれないくらいの城址が存在します。とくに関東最大の勢力を誇っていた小田原北条氏はかなりの支城を持っていたようです。100近くあるのだとか。
小田原城の支城
小田原城の有名な支城には「山中城、鷹之巣城、足柄城、韮山城、松井田城、下田城、津久井城、新田金山城、厩橋城、箕輪城、玉縄城、江戸城、小金城、臼井城、本佐倉城、河越城、岩槻城、忍城、鉢形城、館林城、三崎城、小机城、滝山城、栗橋城、関宿城、八王子城」などがあります。
そのほとんどは小田原攻めの支城攻略によって陥落。主力を小田原城に集結したため、支城には大した戦力がなかったのが原因。そして八王子城落城と石垣山一夜城完成は北条勢の戦意喪失となり、小田原城降伏の要因とも言われます。
八王子城を守る出城には、浄福寺城、小田野城、初沢城があます。戦国の城は「本城、支城、出城(または砦)」を合わせると無数に存在します。銀行で例えるなら「本店⇒支店⇒ATM設置店」みたいな感じでしょうか。
いざ、八王子城

八王子城登城口までは、JR高尾駅から徒歩30分くらいでたどり着けます。管理事務所があるので案内板やうんちく情報等が収集できます。
八王子城では小田原への見せしめとして殲滅作戦が取られ、虐殺、自刃、身投げ等の悲劇により幽霊話の絶えない心霊スポットです。城主の北条氏照と主力部隊は小田原城で籠城したため、八王子城に籠ったのは老兵や農民・婦女子などの非戦闘員ら3000人ほどらしいです。堅固な山城ですが1日で落城したそうな。
激戦の末1000人以上の死傷者がでたとか、殲滅作戦のため降伏は受け入れてもらえなかったとか、いろいろな悲劇があったようです。

こちらは、八王子城管理事務所の側にあったのぼり。そして、いまいち認知度の低いマスコットキャラクター、八王子城主の北条氏照くん。氏照は小田原北条氏の降伏のあと、主戦派だったため秀吉の命令にて切腹しております。兄で後北条家4代当主だった氏政くんも同様でした。彼らの切腹時、秀吉の命令なんでしょうが、介錯人は弟の北条氏規が務めております。
北条氏政・氏照ら兄弟の、小田原合戦時の行動と戦後をまとめてみました。
なお、7男は上杉謙信へ養子入りしており、上杉の家督争いで小田原合戦前に亡くなられています。
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なお、氏照くんの八王子城は日本の百名城に選ばれており、東京では江戸城と八王子城だけです。しかも、国の史跡・日本五大山岳城でもあります。
※日本五大山岳城
月山富田城(島根県安来市)、七尾城(石川県七尾市)、観音寺城(滋賀県近江八幡市)、春日山城(新潟県上越市)、八王子城(東京都八王子市)

管理事務所にて登城ルートを確認。さすが完全な山城で、登城というより登山に近いです。城山、または八王子城山と呼ばれ標高446mの山です。大昔は深沢山と呼ばれていました。八王子城は居館地区と要害地区の2区間で構成されており、普段の城主は御主殿で生活をし、戦になると要害地区へ移動するようです。主力部隊が籠城していれば落城はなかったかもしれませんね。
登山では比較的歩きやすい新道を通り、八王子神社を行って戻るのが通常らしいです。しかし、今回は観光案内には載っていない「通称:殿の道」を通り、山頂の本丸まで登山します。ボランティアガイドさんによると、緊急時に城主が行き来する秘密ルートだから「殿の道」と呼ばれるのではないかと。「ガイド案内にないくらいですから足場は相当悪く、個人的にはお勧めはしません。」とも言われました。
御主殿の側には心霊スポットで有名な「御主殿の滝」があります。八王子城攻防戦にて北条方が滝の上流で自刃し、多数が身を投じたため三日三晩血に染ったなどの伝承があるようです。ここでは亡霊が多々現れるといいますが、ボランティアガイドさん曰く、「ない、ない」とあっさり。「長い間、ガイドしていますが亡霊は見たことない」と断言していおりました。「敵前逃亡は罪に問われるので、ここで死んだことにしたほうが都合がいい」とご意見。確かにそれも一説だ。訪れる方のご想像しだいということで。
曳橋(ひきはし)

御主殿側から見た曳橋。曳橋というのは、戦になれば敵の侵入を防ぐために壊しやすく設計された橋なのですが、この復元曳橋はかなり強固で立派。
ボランティアガイドさんによると、八王子市のお偉いさんが大金を支給してきて、「立派なものを作れ」と指示があったからこうなったと。曳橋の意味を分かっていない・・。
虎口

曳橋を渡ると虎口で、御主殿のすぐ手前です。

織田信長の安土城と同じ構造だそうです。北条氏照が安土城を視察したときに、その設計技術を持ってきたそうです。そのため、安土城を調べるための研究材料になるらしい。

石垣山一夜城でおなじみの野面積みです。「隙間にマムシが住んでいるので気をつけて」と言われました。

御主殿は城主の居住区。御主殿入口の冠木門(かぶきもん)は、イメージ復元。この時の冠木門は2009年時点のものですが、今は新築されているようです。

御主殿はかつては立派な屋敷があったようですが、今は広大な芝生。地下には礎石や遺物が未だにあるそうです。なお、バードウォッチングの方々で賑わっていました。
難所、殿の道

御主殿の突き当たりには何も案内がありませんが、ここから先が噂の「殿の道」。知る人ぞ知る、通な道だそうです。それにしても「マムシに注意」の看板が恐怖をあおります。

殿の道をダッシュで掛け抜けます。案内板にちらりと載っていた石垣群に遭遇。

この程良く保存された風化ぶりが、なんともいい!

殿の道にはほとんど人が通らないためか、頻繁に蜘蛛の巣を浴びることとなる・・。

殿の道を通過すると山王台へ。踊り場っぽいエリアで慰霊碑が建っておりました。
あと少し進み、松木曲輪へ向かいます。
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次は、八王子城の要害地区へ突入
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