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SATA2.0規格以上の機能を使うには、AHCIモード
AHCI【Advanced Host Controller Interface】 とは、SATAの潜在力を引き出すホストコントローラーであり、SATAの様々な機能が有効化されます。 具体的には、SATA2.0規格以上のHDD機能がネイティブになります。NCQ(ネイティブコマンドキューイング)が有効になる、eSATA接続において外付けHDDがパソコンの電源が入ったまま抜き差しできるホットプラグに対応します。5.25インチベイをホットスワップベイ化する自作PCもあり、SATA規格のHDDをカードリッジのように着脱使用するのに必要なモードです。
AHCIモードの確認
まず検証材料となるHDDを用ずかながらに速度アップします。しかし、SATA2.0コネクタしかもたないパソコンでも十分速度は出るので、SATA3.0のHDDを搭載するメリットはあるようです。DELL XPS 17(L701x)を使ってAHCIモードを確認してみます。起動直後にF2キーを押してBIOSを起動します。
BIOSが起動するので、Advancedをチェック。
SATA Operationをみると、AHCIが初期設定で有効化されていました。
ATAモードへの切替は行わないようにします。ここのATAというのはIDE互換モードのことで、SATAの前規格であったIDE規格にも対応できるモードです。IDEからSATAへの過渡期であった従来のノートでは、互換維持のためIDEとSATA規格の両方が使える仕様になっていました。
しかし、互換維持をすると、SATA2.0以上の新機能を使うことができません。つまりATA(IDE互換モード)ではNCQが有効にならないし、eSATA接続によるホットプラグが使えません。いまやSATA規格のHDDは当たり前なので、AHCIモードが通常時となります。2011年時点でHDDのほとんどがSATA2.0以上です。すでにSATA3.0も登場。3Gbps転送のHDDであればSATA2.0~2.6です。※ちなみにATAに切り替えたらXPS 17が起動しなくなりました。再び、BIOS設定からAHCIに戻したら回復しました。
eSATA接続のホットプラグを試す
AHCIモードを確認したので、eSATA接続のホットプラグができるのかチェックします。
ポータブルHDDをXPS 17にeSATA接続します。eSATA接続はUSB2.0より圧倒的に速いので重宝します。XPS 17より前に使っていたノートはAHCIモード対応ではなかったので、いったんパソコンの電源を切ってからの接続でした。
USBプラグは「通信+電源」側、「補助電源」側があります。SATAは電源供給の機能はないので、USBの補助電源を使います。
XPS 17を起動したまま、eSATAケーブルを「eSATA/USB2.0共有端子」に接続。
ホットプラグが有効されています。認識しました。
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2020年 ノートPC部門2年連続1位」
出典-日経コンピュータ 2019年8月22日号 顧客満足度調査より