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HDDの故障と寿命

パソコンの故障原因の1位ではないでしょうか、HDDの故障が。HDDメーカーのWestern Digitalは、「5年経ったHDDはいつ壊れてもおかしくない」といいます。各メーカーでも提示している寿命はだいたい3~5年です。HDDは熱や駆動によってダメージを受けるため、経年劣化は避けられません。HDD復旧サービス会社においても5~6年ものが修理に持ち込まれやすいそうです。

HDDの故障となる部分~磁気ヘッドが一番故障率が高い

HDDは大容量がゆえ、故障してしまえばデータ消失のダメージも大きいです。パソ兄さん自身も何度かHDD故障を経験しています。HDDの故障となる部分をピックアップしてみました。

某修復業者によると、磁気ヘッドが一番故障率が高いそうです。カタカタ音が鳴りだしたら、早めのHDD交換が必要ですね。カタン、カタンと叩く音は、老朽化が進んだ磁気ヘッドがぶつかっている状況です。なかなかデータ位置へ移動できなくて、何度も動かし駆動部とプラッタとが触れて音を鳴らします。

ヘッド

壊れやすさNo.1、磁気ヘッド

プラッタ上に保存されたデータを読み書きするヘッドが、一番故障率が高いそうです。ヘッドがプラッタに接触した状態で電源を入れると、プラッタに大傷を与え復旧不能。
プラッタ

大きな損傷では修復不可、磁気ディスク(プラッタ)

プラッタはデータはが記録されたディスク盤。落とした衝撃やヘッドの不良で摩擦により損傷することがあります。大きな損傷では復旧不能。
モーター

故障率は低い、モーター部分

プラッタを回転させるモーターは、修復が一番難しいとされます。ただ、故障率は一番低いそうです。
基板

機械駆動部分だけじゃない、制御基板も

制御基板やROMチップのショートは修復不可。故障原因としては停電や落雷、不安定な電源ユニットの使用で起こる過電流や過電圧。熱によるダメージも。

故障の予兆である、「カチンカチン、コンコンコン」という音の原因

HDDの異音
HDDから「カチンカチン、コンコンコン」と異音がしたら故障の予兆です。これはヘッドが損耗してなかなかディスク上の情報を読み取れなくなって、何度もシークを繰り返している音です。アームの根元がストッパーに当たるため音が発生します。

HDD修復価格を調べてみた~庶民にゃ無理なお値段

2011年にWindows XP、Vista環境のHDD修復価格を調べたところ、ある業者では「モーターやプラッタ損傷によるHDD修復で1TBなら126,000円~210,000円ほど、 2TBで147,000円~315,000円」でした。 論理障害でも2TBで63,000円ほどします。HDDとの良い付き合い方は、故障を招く環境で使わない、故障の予兆を察知して早めにデータを移行することです。

HDD製品の取扱説明書にあった、故障を招く環境

故障したHDD
日立GST製のHDD製品取扱説明書では、以下の環境は故障を招くと書かれています。

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故障の予兆を見逃さない~S.M.A.R.T. 情報をチェック

完全に故障の予兆を把握できるわけではありませんが、目安として役立つのがS.M.A.R.T. 情報です。S.M.A.R.T. 【Self-Monitoring Analysis and Reporting Technology】 とは内蔵された自己診断機能。2008年以降に製造されたHDDやSSDにほとんど備わっています。エラー発生率や読み書き速度の監視だけでなく、モーターの起動の通算回数、通電時間、温度などを測定しています。この状態を知ることで、故障の予兆を把握することができます。S.M.A.R.T.情報を見るには専用ソフトがいるのですが、フリーソフトのCrystalDiskInfoが有名です。

CrystalDiskInfoでS.M.A.R.T. 情報をチェック
「現在値、最悪値、しきい値、生の値」の4検査項目があり、「現在値か最悪値」が「しきい値」を下回ると危険サインです。細かい項目の意味がわからなくても、健康状態のところに、「正常」「注意」「異常」の3段階で評価されるので、それを目安にしてもいいです。なお、特に重要視すべきIDと項目名は、以下のとおり。

01 リードエラーレート 読み取りエラーの割合。しきい値以下ならプラッタかヘッドに問題あり。
05 代替え済のセクタ数 代替え処置された不良セクタ(記録領域)数。
0A スピンアップ再試行回数 規定速度まで達しようとスピンアップし、再試行が繰り返された回数。
C4 セクタ代替処理発生回数 代替処理に失敗した回数を含む、代替処理の発生回数
C5 代替処理保留中のセクタ数 異常が見つかったため、代替処理が待たれるセクタの総数。
C6 回復不可能セクタ数 回復不可能なセクタの総数。

HDDでは温度環境も要チェックすべきです。各HDDメーカーが保証している動作保証環境は、だいたい0~55度で、それ以上の温度は回路の劣化が急速に進みます。体温に近い30~40度くらいが理想なので、それを超えるならパソコンの使用環境やエアーフローを考えたほうがいいですね。

HDDの設置方向は寿命に影響あるのか?

HDDの設置方向として、基板面が下にくる状態の「横置き」が基本だと思いますが、省スペース型パソコンの場合、「縦置き」が見られます。はたして、HDDの設置方向に決まりはないでしょうか?

HDDの設置方向
また気になるのは、「設置方向により性能に影響がないのだろうか、寿命に影響ないのだろうか?」です。そこでパソコン雑誌を読みあさって調べてみました。

結論をいうと、横置きでも縦置きでも関係ないそうです。 縦置きの場合、磁気ヘッドの重力で影響を受けそうな気がしますが、ベンチマークテストの結果ではどのように置いても差はでませんでした。

実は、HDD配置で心配しなくては成らないのは、方向ではなく 配置ポジションです。心配すべきことはHDDの温度です。各メーカーが保証している動作保証環境は、0~55度。それ以上の温度環境では回路の劣化が急速に進み、寿命を縮めます。ですから設置方向どうこうよりも、発熱対策が優先です。2台以上HDDを搭載するなら熱がこもらないように間隔を空けて設置されるのが好ましいです。

理想は基板面が冷却できる位置です。そのため、もっとも底面になると冷却の観点からお勧めできるポジションではありません。

不良セクタを探せ!

HDDの記録領域のことを「セクタ」と言いますが、永く使い続けていると動作に問題を起こす「不良セクタ」に変わってしまうことがあります。これを放置すると、速度低下どころかこの部分のデータを読み出せなくなる危険があります。

HDDの不良セクタを解決する
HDDの調子が悪いと思ったら、HDDアイコンを右クリックしてプロパティを開き、ツールにあるエラーチェックを実行してみましょう。不良セクタのスキャンや回復や自動修復ができます。

MBRの不調なら復旧できる

パーティション変更ユーティリティソフトを使っていてHDDを壊してしまったなら、MBRの不調が原因であることが考えられ、復旧できる可能性があります。MBRとはドライブの先頭セクターにある目次のようなものです。
MBRに影響のある操作中に不正終了をしてしまうと、MBRを壊してしまい起動できなくなってしまいます。しかし、保存されているデータは生きているので、MBRを復元すれば解決できます。

システム回復オプション、またはOSインストールディスクから「コンピュータの修復」を選び、スタートアップ修復を実行するとほとんどが解決できます。

パーティションスタイル

2TBを超えないHDDにはMBR(マスターブート レコード)が推奨されている。MBRはコマンド情報の32bit制約から2.2TBまでの認識となる。それ以上の容量はGPT(GUIDパーティションテーブル)であるが、Windows 2000やXPが読み書きを行えない。

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