DELLノートパソコンのキーボード例
ALIENWARE M15-R2で採用のキーボードパーツ
ALIENWARE M15-R2で採用されているキーボードパーツを紹介する。同じパーツを使った複数のDELLノート・レビューでも流用ができるように、パーツに特化した記事にしている。当方の初見は2019年9月。
15.6インチ・ゲームノートのALIENWARE M15-R2であるが、キーボードパーツとしては13.3インチノートに流用できるサイズだと思われる。そのため操作性はモバイルノートに近い。またゲームユーザーではあまり好まれていないアイソレーションキーボードとなっている。
BackSpace、¥のキーがやや小さいが、半角全角キーは比較的大きくなっている。カーソルキーは一段下がった配置となっており扱いやすい(DELLの個人向けノートでは希少仕様)。ALIENWAREノートには必ずといっていいほどあったマクロキーが無くなっている。DELLサイトによれば、薄型化するノートにしては深めのキーストロークをキープしており、公称1.7mm。前世代のALIENWARE m15より深めになったという。Nキーロールオーバー対応(複数同時認識)。キーボードバックライトは、フルカラー(256×256×256=最大約1,678万色)のLED設定が可能。
基本スタイル
このモデルは、地盤がパームレスト部分と一体型のタイプ(くり抜き型)。キーボードエリアが少し窪地になって、くり抜かれた穴からキーが頭を出している構造。つまりキーボードの地盤もそのままパームレスト全体の一部(1プレート)となっている。そして「アイソレーション・キーボード」を採用している。(補足:キーボードの地盤について)
アイソレーション・キーボードとは
アイソレーションとは「分離、独立、絶縁」という意味である。キー同士の間隔が広く取られているので、キーが浮石のように独立している。この構造は誤接触が軽減されるため、爪の長いユーザーでも扱いやすい。そしてキーボードの内側にホコリが入りにくいメリットもある。ただし、ゲームユーザーには好まれていないタイプである。現在では主流となっており、当方のレビューを通してみると、2011年を境にして急増した。キー配列チェック
キーボード右側。Enterキーのサイズは及第点といえる。カーソルキーは一段下がった配置となっており扱いやすい。ただ、カーソルキー「上」を押すときは、PAGE UPとPAGE DNが少々邪魔くさいかも。BackSpace、¥のキーがやや小さい。
全般的に印字の書体が細めで、小さい文字もちらほら。特にファンクションキーでは文字サイズが小さい。視認性はあまりよくないので、ユーザーの視力次第。
キーボード左側。半角全角キーはわりと大きめになっている。CapsLockキーにはオンオフの確認用LEDライトが付いている。
ファンクションキー(F1 ~ F12)は、マルチメディアキーなどやALIENWARE固有機能ボタンと兼用になっているため、Fnキーと同時押しで使い分ける。F2はワイヤレススイッチ、F3~F5まではメディア・コントロールキー(音量調整)、F8はディスプレイの切り替え、F9~F10はディスプレイ輝度調整、F11はタッチパッドの有効無効。
ALIENWARE固有機能ボタンとしては次の通り。「F1はAlienware Graphics Amplifier(専用外付けGPU)のスイッチ、F12はALIEN FX(LEDイルミネーション/キーボードバックライト含む)の発光オンオフ」である。
各キーのアップ
キートップはアップで見ると僅かに湾曲しているが、実際触れてみると「分かるような分からないような」感じ。はっきりと指先フィットする感じはない。
各キーを押している様子。
キーピッチと、キーストローク
メインキーやカーソルキーのキーピッチでは、ほぼ19mmあるのでフルサイズ。BackSpaceと¥のやや小さいキーでは17mmほど。ファンクションキーは小さいもののキーピッチでは18mmある。※あくまでざっくり測量
薄型化ノートにしては深めのキーストロークをキープしたそうだが、DELL公称では1.7mmとなっている。家庭では厳密に測量できないが、少なくても1.5mm以上はあるようだ。
※キーストロークに関する個人的な感覚だが、キーストロークが1mmのモバイルでは「浅いけどモバイルではこんなものか」という印象。薄型ノートで1.3mmあるとかなり手応えは変わってくる印象。これを参考にとは言わないが・・。
押下圧
各キーの押下時の様子。
押下圧チェックでは精密に測る機器がないので、原始的に分銅を乗せて家庭的に測った。そして、勢いをつけない状態でキーが押下される質量で調べた。 メインキーとして「Gのキー」の押下圧を調べると、63g。
過去のレビューPCと比べると、まずまずしっかりした押下圧と思われる。
押下圧の比較参考
過去に押下圧を測ったキーボードの結果。ただし、押下圧が同じでもキータッチの感覚が同じとは限らない。メンブレンやメカニカル、パンタグラフといった構造の違い、キーストロークの深さによって印象は変わってくる。あくまで数値上で比較したものである。個人的な判断だが「ノートでは60gあたりを一定基準」としている。70g近くあるとかなりしっかりした圧がある。50gあたりはかなり軽い印象を受ける。
製品 | ノート概要 | メインのキー (Gとする) |
Enterキー (最も軽い箇所の場合) |
Latitude 5500(P80F) | 2019年の15.6インチノート | 60 g | 61 g |
Latitude 5300(P97G) | 2019年の13.3インチノート | 64 g | 62 g |
Vostro15-3581 | 2019年の15.3インチノート | 58 g | 64 g |
Vostro 14 (3481) | 2019年の14インチノート | 58 g | 50 g |
Inspiron 17R(5721) | 2013年の17.3インチノート | 73 g | 68 g |
XPS 17(L702X) | 2011年の17.3インチノート | 69 g | 65 g |
XPS 17(L701X) | 2010年の17.3インチノート | 69 g | 60 g |
Inspiron 13z(N301Z) | 2010年の13.3インチノート | 62 g | 68 g |
Inspiron Mini 10v | 2009年の10.1インチ・ミニノート | 59 g | 63 g |
製品 | テスクトップ向けキーボード | メインのキー (Gとする) |
Enterキー (最も軽い箇所の場合) |
KB216d | 2019年~、DELL付属キーボード | 62 g | 67 g |
KB216t | 2015年~、DELL付属キーボード | 57 g | 62 g |
SK-8165 | 2011年・XPS 8300付属キーボード | 55 g | 50 g |
G105 | ロジクール・ゲーミングキーボード | 57 g | 55 g |
K270 | ロジクール・エントリー | 68 g | 67 g |
K240 | ロジクール・エントリー | 58 g | 59 g |
OWL-KB109BM ⅡR | オウルテック・赤軸メカニカル | 55 g | 50 g |
※備考: 自己処理的な情報なので、まじまじと参考にされても困る。
ALIENWARE コマンドセンターのFX
ハードウェアおよびソフトウェアの環境をコントロールするアプリ、Alienware Command Centerから、キーボードのバックライト・カラーをカスタマイズできる。
※アプリのインターフェースデザインは変更(刷新)される場合もあるので、ご留意を。
Alienware Command CenterのFXという項目がLED照明設定となっている。特定のグループごとに配色が可能。
カラーパレット。プリセットから色を選べるが、カラーのカスタマイズも可能。三原色(RGB)の各カラーを256段階で設定できるのでフルカラー(256×256×256=最大約1,678万色)が可能。
ALIENWARE M15-R2でFXの設定。
青系一色の例。かすれるような印字は見当たらないので、視認性は概ね良し。
黄色系一色の例。
赤一色。雰囲気が変わるので飽きさせない。
各グループごとで設定した一例。
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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