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DELLノートパソコンのキーボード!使用感レビュー!

DELL Latitude 7210 2-in-1のキーボード・パーツ

DELLノートパソコンに搭載されているキーボードは「自社の汎用パーツ」であり、複数の自社製品のなかで汎用的に流用される。そのため、各DELLノートのレビュー記事では、「キーボード使用感」の箇所でたびたび内容が重複する。たくさん画像を掲載したいこともあって、各製品ごとに同じパーツを毎度繰り返すのは非常に面倒くさい。そこで記事が流用できるようにページを分け、ここでキーボード・パーツに特化した記事にしている。そのためここで被写体となっているノート製品は別として、単にキーボード部分だけを参考にしてもらいたい。

キーボードのバリエーション

同型 ブラック (バックライト機能付き) ※被写体: Latitude 7210 2-in-1

被写体がLatitude 7210 2-in-1(2020年9月レビュー)となっている。XPS 13(9380)と同型のキーボードパーツであった。

まずキー配列をチェック。Enterキーが比較的大きめになっているが、その分、左隣の4つのキー(「、」、@、:)がやや小さくなっている。またBackSpace、¥、~、=、半角全角キーが少々小さい。バックライト・キーボード機能を装備しており、F10を押すことで任意のオンオフおよび、2段階の調光が可能。キーストロークは1.3mmほどあり、薄型にしてはしっかり確保されている。

キーボード部分(右端キーから左端キーまで)の幅は264mmLatitude 7210 2-in-1で搭載されている様子。キーボード部分(右端キーから左端キーまで)の幅は264mm。13型以下のノートに採用されていれば、わりと広めという印象がある。

Latitude 7210 2-in-1ホームポジションの様子。※Latitude 7210 2-in-1

このキーボードの基本構造

このモデルは、地盤がパームレスト部分と一体型のタイプ。「キー部分のくり抜き型」である。キーボードエリアが少し窪地または低地になって、くり抜かれた穴からキートップが頭を出している構造。つまりキーボードの地盤は、そのままパームレスト全体の一部(1プレート)となっている。(補足:キーボードの地盤について

アイソレーション・キーボード採用

このモデルは「アイソレーション・キーボード」を採用している。アイソレーションとは「分離、独立、絶縁」という意味である。キー同士の間隔が広く取られているので、キーが浮石のように独立している。この構造は誤接触が軽減されるため、爪の長いユーザーでも扱いやすい。そしてキーボードの内側にホコリが入りにくいメリットもある。ただし、ゲームユーザーには好まれていないタイプである。現在では主流となっており、当方のレビューを通してみると、2011年を境に急増した。

各キーの詳細

「Fn + Escキー」を押すと、その優先キーを切り替えるファンクションキー(F1 ~ F12)と、マルチメディアキー(または設定キー)が兼用になっている。このように2つの機能を兼用するキーのため、優先設定(プライマリ動作)になっていない方は、キーボード左下側にある「Fnキーと同時押し」により使える。なお、「Fn + Escキー」を押すと、その優先キーを切り替えることができる。

厳密には、Fn + Escキーを押すことで「優先設定されているマルチメディア機能」を無効にして、ファンクションキーのみにするという概念である。Fn + Escキーを押すことは「Fnキー・ロックの切り替え」であるため、マークがFnの南京錠アイコンになっている。理屈は面倒くさいので、単に「Fn + Escキー」を押すと優先キーを切り替えられると理解してよい。ほかの方法では、BIOSセットアップでもファンクションキーの動作を変更することが可能。

F1~F6までは音量調整や再生停止といった「メディア・コントロールキー」、F8はディスプレイの切り替え、F10はバックライトキーボードの切り替えスイッチ、ほかは印字の通りの兼用となっている。ファンクションキーの数字印字はやや小さいの。なお、ディスプレイ輝度調整はカーソルキーが兼用している。

右右側の拡大。

拡大左側の拡大。

半角全角キーは比較的小さいキータッチの様子。半角全角キーは比較的小さいが、端にあるのでさほど使いにくさはない。カーソルキーでは配置に段差がほしいところだ。縦幅のリーチが短く、特に「上キー」はPgUp/PgDnに挟まれているため押しづらく、指先を立てて突っつく押下となる。

キーーピッチ

Enterキー周辺の比較的小さなキーメインキーのキーピッチは標準とも言える19mm。Enterキー周辺の比較的小さなキー(Back space、¥、:、」)などのキーピッチは約16mm。ただし操作性を悪くするほどの幅ではなく、このキーピッチならば誤接触はほぼないだろう。

キーピッチは17mmファンクションキーのキーピッチは17mm。間隔のあるアイソレーションということもあり、誤接触はほぼない。

浅めのキーストローク(約1.0mm)

キーストロークは1.3mmくらい家庭レベルの測量で厳密ではないが、直尺で測ったところキーストロークは1.3mmくらい。2020年時点では平均的なキーストロークと言えるだろう。これが正解というつもりはないが、ノートパソコンのキーストロークにおける「個人的な目安」を以下のように設定している。

キー・ストローク 個人的に設定している目安と、その印象(2020年度版)
2.0mm 2020年時点の感覚では「十分に深め」のキー・ストローク。なお2010年~2013年ごろの、「厚み28mm以上、光学ドライブを内蔵するDELLノート製品」では標準的なキー・ストロークだった。
1.5mm~1.9mm 光学ドライブが無く、薄型ノートが多くなった2020年時点の感覚では、「まあまあ深め」と感じるキー・ストローク。
1.2~1.4mm 厚み20mm以下、光学ドライブ非搭載のノートでは標準的なキー・ストローク。13.3インチ・モバイルノートもこんな感じ。
1.0mm以下 測量する前から、直感的にすぐ「浅い」と感じるキー・ストローク。これより浅いと、打鍵感はプチプチした感覚になるかも。

※ここで言う「厚み」とは、ディスプレイを閉じた状態でのノート本体厚み

キートップが奥にめり込む押下の段差チェック。地盤よりもややキートップが奥にめり込む。そのため、無意識に浅く押してしまうのか、実測キーストローク1.3mmにしては浅く感じた。キートップはほぼフラットで湾曲は皆無。指先を滑らすようなタイピングに向く。

押下圧(キーの重さ:キー荷重)

わりと手応えのある(反発のある)押下圧押下圧をチェック。精密に測る機器はないので、原始的に分銅を乗せて家庭的に測った。勢いをつけない状態でキーが押下され底打ちする質量である。 メインキーとして「Gのキー」の押下圧を調べると66g。一応、60gあたりを一定基準としている当方にとって、わりと手応えのある(反発のある)押下圧と感じた。そこそこしっかりした打鍵感と言える。

押下圧の比較参考

過去に押下圧を測ったキーボードの結果。ただし、押下圧が同じでもキータッチの感覚まで同じとは限らない。メンブレンやメカニカル、パンタグラフといった構造の違い、キーストロークの深さによって印象は変わってくる。あくまで数値上で比較したものである。同キーボードの個体差までは考慮していないので厳密性はない。目安として個人的な判断だが「ノートでは60gあたりを一定基準」としている。70g近くあると直感的に分かるくらいしっかりした圧がある。50g以下はかなり軽い印象を受け、個人的にはスカスカした感触で嫌い。

押下圧はキーの重さであり「キー荷重」とも言う。軽いと高速入力に向く反面、慣れないと誤入力の要因になる。キーの配置ごとにキー荷重を変えている製品もあり、例えば力の入りにくい「小指が押すキー」は、人差し指で押すキーよりも2/3くらいの荷重に抑えるなどの工夫がされることもある。そうであればEnterキーは比較的軽く設定されているはずだが、統一性はなく実際はかなりバラツキがあるようだ。

製品 ノート概要 メインのキー(Gとする) Enterキー
(最も軽い箇所の場合)
XPS 13-9300 2020年の13.4インチノート 63 g 57 g
Vostro 15-5590 2019年の15.6インチノート 60 g 56 g
XPS 13 7390 2-in-1 2019年の13.3インチ2-in-1
※磁気浮遊式(MagLev)キーボード
54 g 40 g
Inspiron 13(5390)Wi-Fi 2019年の13.3インチノート 62 g 65 g
Latitude 5500(P80F) 2019年の15.6インチノート 60 g 61 g
Latitude 5300(P97G) 2019年の13.3インチノート 64 g 62 g
Vostro15-3581 2019年の15.3インチノート 58 g 64 g
Vostro 14 (3481) 2019年の14インチノート 58 g 50 g
Inspiron 17R(5721) 2013年の17.3インチノート 73 g 68 g
XPS 17(L702X) 2011年の17.3インチノート 69 g 65 g
XPS 17(L701X) 2010年の17.3インチノート 69 g 60 g
Inspiron 13z(N301Z) 2010年の13.3インチノート 62 g 68 g
Inspiron Mini 10v 2009年の10.1インチ・ミニノート 59 g 63 g
製品 テスクトップ向けキーボード メインのキー(Gとする) Enterキー
(最も軽い箇所の場合)
KB216d 2019年~、DELL付属キーボード 62 g 67 g
KB216t 2015年~、DELL付属キーボード 57 g 62 g
SK-8165 2011年・XPS 8300付属キーボード 55 g 50 g
G105 ロジクール・ゲーミングキーボード 57 g 55 g
K270 ロジクール・エントリー 68 g 67 g
K240 ロジクール・エントリー 58 g 59 g
OWL-KB109BM ⅡR オウルテック・赤軸メカニカル 55 g 50 g

※備考: 自己処理的な情報なので、まじまじと参考にされても困る。

バックライト・キーボード機能搭載

F10を押すごとに、バックライトのオンオフおよび、2段階の調光が可能バックライト・キーボード機能を搭載(F10を押すごとに、バックライトのオンオフおよび、2段階の調光が可能)。薄暗い会議室や、寝室などとっさの使用でも室内照明を点けずに操作することができ、わりと重宝する機能である。機能がオンのときは、キーに触れると自動的に点灯する。しばらく操作をしないと自然に消灯する。

F10キーを押す 1回目 2回目 3回目(4回目は最初に戻る)
キーボードの
バックライト挙動
ライト機能ON(輝度最大)
※暫く操作しないと消灯。触れれば再び点灯
調光(輝度弱) ライト機能OFF(常に消灯)

※キーボード・バックライトではキーを押すごとに、このような順で挙動していく。

文字がかすれて視認スペースキーは点灯しない。ほかのキーでは文字がかすれて視認しにくい箇所はない。

キーボード(左側アップ)点灯中のキーボード(左側アップ)。

以上、Latitude 7210 2-in-1で採用されていたキーボードのレポート。

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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より

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