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DELLノートパソコンのキーボード!使用感レビュー!

DELL G5-15(5500)、G3 15(3500)などで採用のキーボード・パーツ

DELLノートパソコンに搭載されているキーボードは「自社の汎用パーツ」であり、複数の自社製品のなかで汎用的に流用される。そのため、各DELLノートのレビュー記事では、「キーボード使用感」の箇所でたびたび内容が重複する。たくさん画像を掲載したいこともあって、各製品ごとに同じパーツを毎度繰り返すのは非常に面倒くさい。そこで記事が流用できるようにページを分け、ここでキーボード・パーツに特化した記事にしている。そのためここで被写体となっているノート製品は別として、単にキーボード部分だけを参考にしてもらいたい。

キーボードのバリエーション

同型 バックライト機能付き ※被写体: G5-15(5500)

DELL G5-15(5500)このページでは、被写体がG5-15(5500)(2020年9月レビュー)となっている。このキーボードの型は2016年末ごろから確認しているが、これにバックライト・キーボード機能が追加されたタイプも確認した。2020年9月が当方の初見となる。今回、G5-15(5500)にてこのキーボードパーツを紹介する。キーボード部分(右端キーから左端キーまで)の幅は340mm。しっかりスペースを使って配置している。

※バックライト無しの仕様は【G7-15(7588)などで採用されているキーボード・パーツ】で解説済み。

ホームポジションホームポジションの様子。G5-15(5500)にて

このキーボードの基本構造

このモデルは、地盤がパームレスト部分と一体型のタイプ。「キー部分のくり抜き型」である。キーボードエリアが少し窪地または低地になって、くり抜かれた穴からキートップが頭を出している構造。つまりキーボードの地盤は、そのままパームレスト全体の一部(1プレート)となっている。(補足:キーボードの地盤について

アイソレーション・キーボード採用

このモデルは「アイソレーション・キーボード」を採用している。アイソレーションとは「分離、独立、絶縁」という意味である。キー同士の間隔が広く取られているので、キーが浮石のように独立している。この構造は誤接触が軽減されるため、爪の長いユーザーでも扱いやすい。そしてキーボードの内側にホコリが入りにくいメリットもある。ただし、ゲームユーザーには好まれていないタイプである。現在では主流となっており、当方のレビューを通してみると、2011年を境に急増した。

ファンクションキー列と、兼用機能

ファンクションキー(F1 ~ F12)と、マルチメディアキー(または設定キー)が兼用になっている。このように2つの機能を兼用するキーのため、優先設定(プライマリ動作)になっていない方は、キーボード左下側にある「Fnキーと同時押し」により使える。なお、「Fn + Escキー」を押すと、その優先キーを切り替えることができる。

厳密には、Fn + Escキーを押すことで「マルチメディア機能」を無効にし、ファンクションキーのみにするという概念である。Fn + Escキーを押すことは「Fnキー・ロックの切り替え」であるため、マークがFnの南京錠アイコンになっている。理屈は面倒くさいので、単に「Fn + Escキー」を押すと優先キーを切り替えられると理解してよい。ほかの方法では、BIOSセットアップでもファンクションキーの動作を変更することが可能。

F1~F6までは音量調整や再生・停止、スキップ・バックといった「メディア・コントロールキー」、F10はバックライトキーボードの切り替えスイッチ、F11とF12はディスプレイ輝度調整、F8はディスプレイの切り替え、ほかは印字の通りの兼用となっている。なおテンキーの上にある、PageUp/PageDown/Home/Endのキーが最も小さいキーである。

各キーのアップ

キートップの段差で隔離している加工一部のキー(BackSpaceと¥など)を隣接させつつ、キートップの段差で隔離している加工。Enterキーや右Shift、スペースキーも同様。これはユーザービリティのためではなく、単なるコストダウン加工と思われる。プレートの穴開けが英字キーボードと一致していることから、加工をグローバルで共通化させてコストダウンを図っているようだ。 展示会イベントでDELLの社員にも聞いたが、グローバルメーカーゆえ、日本仕様のためだけに製造コストを掛けるのは社内で圧力がかかるらしい。もちろん、グローバルでの共有化がコストパフォーマンスにつながっているようだ。

左側部分テンキー以外の左側部分。

キートップ形状

指先にフィットする感じはないキートップはほぼフラットで湾曲がなく指先にフィットする感じはない。指先を滑らすようなタイピングに向く。

キー・ピッチ

標準とも言える約19mmメインキー(写真ではGとH)のキーピッチは標準とも言える約19mm。Back spaceキーと「¥キー」は比較的小さく、キーピッチは14mmほど。このBack spaceの小ささがネックだが、幸い一番左端にあるので誤接触のリスクは低い。

テンキーではさすがにフルサイズといかずファンクションキーのキーピッチは約17mmあたり。テンキーではさすがにフルサイズといかず、キーピッチが約16mm。

nterキーは小さいとまではいかないが、大きくはないパソ兄さんの指はやや太めであるが、その指でキーを押下した様子を掲載する。Enterキーは小さいとまではいかないが、大きくはない。ほぼメインキーと同等のキーピッチである。

スペースキーの幅半角全角キーは小さくなく良好。スペースキーの幅が無変換キーと変換キーの存在で短めになっているが、もともと十分面積があるので問題なし。

ファンクションキー列このキーボードで最も小さいキーであるファンクションキー列。それでも誤接触はないだろう。

他のキーと並列させていないので誤接触はほぼないカーソルキーは小さく段差配置にもなっていないが、他のキーと並列させていないので誤接触はほぼない。カーソルキーの「上」は縦のリーチが狭いので指先を立てるような押し方になる。テンキーのキーピッチはやや狭いが許容範囲。

同じくり抜き穴ろのキーと右Shiftキーが同じくり抜き穴。ここは特に使いにくい印象はない。

押下とキーストローク

現在(2020年時点)では標準的各キーの押下の様子。家庭レベルの測量で厳密ではないが、メインキー(ここではGのキー)を直尺で測ったところキーストロークは1.2mmほど。一昔の観念では浅いキー・ストロークだが、ノートが薄型化している現在(2020年時点)では標準的といえる。

これが正解というつもりはないが、ノートパソコンのキー・ストロークにおける「個人的な目安」を以下のように設定している。

キー・ストローク 個人的に設定している目安と、その印象(2020年度版)
2.0mm 2020年時点の感覚では「十分に深め」のキー・ストローク。なお2010年~2013年ごろの、「厚み28mm以上、光学ドライブを内蔵するDELLノート製品」では標準的なキー・ストロークだった。
1.5mm~1.9mm 光学ドライブが無く、薄型ノートが多くなった2020年時点の感覚では、「まあまあ深め」と感じるキー・ストローク。
1.2~1.4mm 厚み20mm以下、光学ドライブ非搭載のノートでは標準的なキー・ストローク。13.3インチ・モバイルノートもこんな感じ。
1.0mm以下 測量する前から、直感的にすぐ「浅い」と感じるキー・ストローク。これより浅いと、打鍵感はプチプチした感覚になるかも。

※ここで言う「厚み」とは、ディスプレイを閉じた状態でのノート本体厚み

押下圧(キーの重さ:キー荷重)

押下圧をチェック。精密に測る機器はないので、原始的に分銅を乗せて家庭的に測った。勢いをつけない状態でキーが押下され底打ちする質量である。 メインキーとして「Gのキー」の押下圧を調べると、58g。過去のレビューPCと比べると、平均的またはわずかに軽めの押下圧と思われる。

押下圧の比較参考

過去に押下圧を測ったキーボードの結果。ただし、押下圧が同じでもキータッチの感覚まで同じとは限らない。メンブレンやメカニカル、パンタグラフといった構造の違い、キーストロークの深さによって印象は変わってくる。あくまで数値上で比較したものである。同キーボードの個体差までは考慮していないので厳密性はない。目安として個人的な判断だが「ノートでは60gあたりを一定基準」としている。70g近くあると直感的に分かるくらいしっかりした圧がある。50g以下はかなり軽い印象を受け、個人的にはスカスカした感触で嫌い。

押下圧はキーの重さであり「キー荷重」とも言う。軽いと高速入力に向く反面、慣れないと誤入力の要因になる。キーの配置ごとにキー荷重を変えている製品もあり、例えば力の入りにくい「小指が押すキー」は、人差し指で押すキーよりも2/3くらいの荷重に抑えるなどの工夫がされることもある。そうであればEnterキーは比較的軽く設定されているはずだが、統一性はなく実際はかなりバラツキがあるようだ。

製品 ノート概要 メインのキー(Gとする) Enterキー
(最も軽い箇所の場合)
XPS 13-9300 2020年の13.4インチノート 63 g 57 g
Vostro 15-5590 2019年の15.6インチノート 60 g 56 g
XPS 13 7390 2-in-1 2019年の13.3インチ2-in-1
※磁気浮遊式(MagLev)キーボード
54 g 40 g
Inspiron 13(5390)Wi-Fi 2019年の13.3インチノート 62 g 65 g
Latitude 5500(P80F) 2019年の15.6インチノート 60 g 61 g
Latitude 5300(P97G) 2019年の13.3インチノート 64 g 62 g
Vostro15-3581 2019年の15.3インチノート 58 g 64 g
Vostro 14 (3481) 2019年の14インチノート 58 g 50 g
Inspiron 17R(5721) 2013年の17.3インチノート 73 g 68 g
XPS 17(L702X) 2011年の17.3インチノート 69 g 65 g
XPS 17(L701X) 2010年の17.3インチノート 69 g 60 g
Inspiron 13z(N301Z) 2010年の13.3インチノート 62 g 68 g
Inspiron Mini 10v 2009年の10.1インチ・ミニノート 59 g 63 g
製品 テスクトップ向けキーボード メインのキー(Gとする) Enterキー
(最も軽い箇所の場合)
KB216d 2019年~、DELL付属キーボード 62 g 67 g
KB216t 2015年~、DELL付属キーボード 57 g 62 g
SK-8165 2011年・XPS 8300付属キーボード 55 g 50 g
G105 ロジクール・ゲーミングキーボード 57 g 55 g
K270 ロジクール・エントリー 68 g 67 g
K240 ロジクール・エントリー 58 g 59 g
OWL-KB109BM ⅡR オウルテック・赤軸メカニカル 55 g 50 g

※備考: 自己処理的な情報なので、まじまじと参考にされても困る。

バックライト・キーボード機能搭載

F10を押すごとに、バックライトのオンオフおよび、2段階の調光が可能バックライト・キーボード機能を搭載(F10を押すごとに、バックライトのオンオフおよび、2段階の調光が可能)。薄暗い会議室や、寝室などとっさの使用でも室内照明を点けずに操作することができ、わりと重宝する機能である。機能がオンのときは、キーに触れると自動的に点灯する。しばらく操作をしないと自然に消灯する。スペースキーはそもそも印字がないので点灯しない。

F10キーを押す 1回目 2回目 3回目(4回目は最初に戻る)
キーボード・バックライト
の挙動
ライト機能ON(輝度最大)
※暫く操作しないと消灯。触れれば再び点灯
調光(輝度弱) ライト機能OFF(常に消灯)

※キーボード・バックライトではキーを押すごとに、このような順で挙動していく。

視認しにくい箇所はなく良好各キーの店頭の様子。文字のかすれなど視認しにくい箇所はなく良好。

このキーボードパーツでは、G5-15(5500)キーボード左側の点灯の様子。以上、このキーボードパーツでは、G5-15(5500)を被写体にした。

このキーボードパーツを採用しているDELL製品例(G3 15-3500)

2020年9月レビューのG3 15(3500)なお、2020年9月レビューのG3 15(3500)でも、このキーボードパーツを搭載している。

G3 15(3500)の撮影のほうが綺麗に撮れたキーボード・バックライトは、G3 15(3500)の撮影のほうが綺麗に撮れたので掲載しておこう。

キーボードを活用バックライト・キーボードを活用している時の光景。

キーの縁もはっきり木漏れ日のような感じで、キーの縁もはっきりしている。

操作風景バックライト点灯時の操作風景。

キーボード左側バックライト点灯時のキーボード左側。このキーボード・パーツのレポートは以上。

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DELLは、「顧客満足度調査 2019-2020年 ノートPC部門2年連続1位」  ※出典-日経コンピュータ 2019年8月22日号 顧客満足度調査より

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