DELLノートパソコンのキーボード例
Latitude 5300で採用されている、キーボードパーツ
Latitude 5300で採用されているキーボードパーツをまとめる。ここでは、同じパーツを使った複数のDELLノートでも参考になるように、パーツに特化した記事にしている。 キーボードパーツが選べるので、この限りではない。
キーボードのバリエーション
- 同型 バックライト機能付き ※遭遇なし
- 同型 バックライト機能無し ※被写体: Latitude 5300
同型 バックライト機能無し ※被写体: Latitude 5300
このキーボードパーツの当方初見は2019年7月。被写体はLatitude 5300のもの。形状はLatitude 7390で採用されるキーボードにほぼ近いが、まず印字が異なる。そして、右shiftと「ろ」のキーが同じくり抜き穴で配置されている。
キー配列では、Enterキー周辺にある8つのキーがフルサイズではないもの、極端に異質なキーはなく概ね良好かと思う。Enterキーはまずまずのサイズをキープしており良好。カーソルキーが一段さがっているのも良い。ファンクションキー(F1 ~ F12)とマルチメディアキー/設定キーが兼用になっているため、優先キーになっていない方はキーボード左下側にあるFnキーと同時押しで使う。なお、「Fn + Esc キー」を押すと、その優先順を切り替えることができる。
このキーボードでは「バックライト機能」がつけられていないが、Latitude 5300のカスタマイズをみると、「バックライト機能を搭載しているタイプもあるようだ。
基本スタイル
このモデルは、地盤がパームレスト部分と一体型のタイプ(くり抜き型)。キーボードエリアが少し窪地になって、くり抜かれた穴からキーが頭を出している構造。つまりキーボードの地盤もそのままパームレスト全体の一部(1プレート)となっている。そして「アイソレーション・キーボード」を採用している。(補足:キーボードの地盤について)
アイソレーション・キーボードとは
アイソレーションとは「分離、独立、絶縁」という意味である。キー同士の間隔が広く取られているので、キーが浮石のように独立している。この構造は誤接触が軽減されるため、爪の長いユーザーでも扱いやすい。そしてキーボードの内側にホコリが入りにくいメリットもある。ただし、ゲームユーザーには好まれていないタイプである。現在では主流となっており、当方のレビューを通してみると、2011年を境にして急増した。キー配列
右側の拡大。Enterキーは使いやすいサイズをキープしている。その周辺にあるキーはやや小さめになっており、フルサイズのキーピッチではない。ただ、極端に小さいわけではないので、許容範囲かと思う。右shiftと「ろ」のキーが同じくり抜き穴で配置されているが、特に不便というわけでもない。英字キーボードの加工を流用しただけだろう。
左側の拡大。
ファンクションキーと兼用のコントロールボタン。優先キーになっていない方はキーボード左下側にあるFnキーと同時押しで使う。なお、「Fn + Esc キー」を押すと、その優先順を切り替えることができる。
キートップでは、ごく僅かに湾曲しているようでもあるが、使用ではほぼフラットに近い印象。滑らすようなタイピングに向く。
キーピッチ
メインのキーではキーピッチが19mmあり、フルサイズである。
Enterキー周辺の小さいキーでは、約16mmほど。
ファンクションキー列では、約17mmほど。
各キーの拡大
Enterキーは十分な面積があるが、その周辺はフルサイズではなく、やや小さめ。しかし許容範囲のサイズだろう。
Enterキーの下にある、Shiftと「ろ」は同じくり抜き穴に当てられているが、使いにくいサイズではない。双方の間隔も十分あり誤接触はまずないだろう。Shiftと「ろ」の間隔が窪みとなっており、ホコリが溜まるとちょっと掃除が面倒くさそう。ユーザービリティというよりも英字キーボード加工の再利用と思われるが、Enterキーのところはその様子がない。
カーソルキーは縦のリーチが短いものの、横幅のキーピッチはフルサイズあり、さらに一段下がっている。他のキーと整列されたタイプよりは使いやすい。PageUp/PageDownキーがカーソルキーに隣接しておりやや邪魔くさいが、小さいキーであり、比較的間隔も空けられている。
ファンクションキーは小さいが最上部にあるので、引っかかるリスクが少なく、見た目よりは使いやすい。
キー・ストローク
フルサイズのメインキー。押下したキーが地盤よりも下までめり込むので、意外とキーストロークはわりとある。
地盤とキートップの比高は1mmほどで非常に浅いのだが、押下するとキーが地盤よりも下までめり込むので、実質のキーストロークは1.4~1.5mmある。(家庭レベルでの測量であり、公称は確認していない)。現在の薄型ノートとしてはしっかりした押下と手応えといえる。
DELLサイトにおけるLatitude 5300の解説では「ボトムマウント型キーボード」とあるが、説明がないのでこの事を言っているのかは不明。
押下圧
キーの重み(硬さ)というか、「押下圧」を分銅を載せてアナログ的に測ってみた。メインキー(ここではG)では64g、Enterキーではもっとも軽い場所で62g。ここ最近(2019年)、当方がレビューしているノートの中では比較的重みのあるキーで、個人的には好み。
押下圧の比較参考
過去に押下圧を測ったキーボードの結果。ただし、押下圧が同じでもキータッチの感覚が同じとは限らない。メンブレンやメカニカル、パンタグラフといった構造の違い、キーストロークの深さによって印象は変わってくる。あくまで数値上で比較したものである。個人的な判断だが「ノートでは60gあたりを一定基準」としている。70g近くあるとかなりしっかりした圧がある。50gあたりはかなり軽い印象を受ける。
製品 | ノート概要 | メインのキー (Gとする) |
Enterキー (最も軽い箇所の場合) |
Latitude 5300 | 2019年の13.3インチノート | 64 g | 62 g |
Vostro15-3581 | 2019年の15.3インチノート | 58 g | 64 g |
Vostro 14 (3481) | 2019年の14インチノート | 58 g | 50 g |
Inspiron 17R(5721) | 2013年の17.3インチノート | 73 g | 68 g |
XPS 17(L702X) | 2011年の17.3インチノート | 69 g | 65 g |
XPS 17(L701X) | 2010年の17.3インチノート | 69 g | 60 g |
Inspiron 13z(N301Z) | 2010年の13.3インチノート | 62 g | 68 g |
Inspiron Mini 10v | 2009年の10.1インチ・ミニノート | 59 g | 63 g |
製品 | テスクトップ向けキーボード | メインのキー (Gとする) |
Enterキー (最も軽い箇所の場合) |
KB216t | 2015年~、DELL付属キーボード | 57 g | 62 g |
SK-8165 | 2011年・XPS 8300付属キーボード | 55 g | 50 g |
G105 | ロジクール・ゲーミングキーボード | 57 g | 55 g |
K270 | ロジクール・エントリー | 68 g | 67 g |
K240 | ロジクール・エントリー | 58 g | 59 g |
OWL-KB109BM ⅡR | オウルテック・赤軸メカニカル | 55 g | 50 g |
※自己処理的な情報なので、まじまじと参考にされても困る
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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