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DELLノートパソコンのキーボード例

XPS 13 7390 2-in-1の、磁気浮遊式(MagLev)キーボード

XPS 13 7390 2-in-1で採用されているキーボードパーツを紹介する。同じパーツを使った複数のDELLノート・レビューでも流用ができるように、ここではキーボードパーツに特化した記事にしている。

同型 バックライト機能付き ※被写体: XPS 13 7390 2-in-1

磁気浮遊式(MagLev)キーボード被写体はXPS 13 7390 2-in-1のものとなる。磁気浮遊式MagLev)キーボードを採用しており、DELLサイトによれば標準キーボードよりも 24%薄いという。

MagLev(Magnetic Levitation)とは磁気浮遊とか磁気浮上という意味で、磁力でキートップを浮かせる構造により薄型化を実現する。技術としてはリニア・モーターカーで知られているが、キーボード用では2014年に発表されている。従来のパンタグラフ式、メンブレン式、メカニカル式とはまったく別の機構である。

2018年9月にXPS 15 2in1(9575)をレビューしたとき、「世界初の磁気浮遊式(MagLev)キーボードを採用」と言っていたので、そのころがMagLevキーボードの実用時期と考えてよさそうだ。

打鍵感は他のDELLノートと違って、プチプチホームポジションの様子。打鍵感は他のDELLノートと違って、プチプチしたような感覚。しっかりしたクリック感があり、これが磁気浮遊式(MagLev)キーボードの特徴らしい。打鍵音はわりと発生するので、静かな図書館などでは扱いにくいかもしれない。キーストロークはDELLの他製品と比べてもかなり浅く慣れが必要だが、幸い、強調されたクリック感により押した感覚ははっきりしている。キーストロークは1.2mmらしいが、当方の家庭レベルの測量では1mmあるかないかぐらいだった。そもそもMagLevキーボードは薄型化の機構なので、深いキーストロークを求めるのはおかしな話か。

基本スタイル

このモデルは、地盤がパームレスト部分と一体型のタイプ(くり抜き型)。キーボードエリアが少し窪地になって、くり抜かれた穴からキーが頭を出している構造。つまりキーボードの地盤もそのままパームレスト全体の一部(1プレート)となっている。そして「アイソレーション・キーボード」を採用している。(補足:キーボードの地盤について

アイソレーション・キーボードとは

アイソレーションとは「分離、独立、絶縁」という意味である。キー同士の間隔が広く取られているので、キーが浮石のように独立している。この構造は誤接触が軽減されるため、爪の長いユーザーでも扱いやすい。そしてキーボードの内側にホコリが入りにくいメリットもある。ただし、ゲームユーザーには好まれていないタイプである。現在では主流となっており、当方のレビューを通してみると、2011年を境にして急増した。

カーソルキーが小さく、Page up/downと並列Enterキーが大きめで扱いやすく好感触。ただしカーソルキーが小さく段差配置にもなっていない。そしてPage up/downと並列しているところは扱いづらい。その他では特異性はなく良好。

ファンクションキーの文字はかなり小さい概ね、左サイドのキー(半角全角、tab、caps lock、Shift)がかなり横長で面積広め。とくに使用頻度の高い半角全角キーは押しやすくて良好。CapsLockキーにはオンオフの確認用LEDライトが付いている。

ファンクションキー(F1 ~ F12)とマルチメディアキー/設定キーが兼用になっているため、優先キーになっていない方はキーボード左下側にあるFnキーと同時押しで使う。なお、「Fn + Esc キー」を押すと、その優先順を切り替えることができる。全般的に印字の書体が細めであるが、特にファンクションキーの文字はかなり小さい。

F5はバックライトキーボードの切り替えF1~F4まではメディア・コントロールキー、、F5はバックライトキーボードの切り替えスイッチ、F6-7はディスプレイ輝度調整、F8はディスプレイの切り替えになっている。

指紋認証リーダーと統合型しいて違和感があるとすれば電源ボタンの位置で、キーボード枠に収められており、右上に配置されている。そして電源ボタンがWindows Hello対応の指紋認証リーダーと統合型になっている。ボタンの押下はややかためなのは、誤操作防止のためか。

Backspaceキーおよび左隣3つのキーは若干小さい僅差で気が付きにくいが、Backspaceキーおよび左隣3つのキーは若干小さい。ただし操作性にはほとんど影響がない程度である。

概ね19mmメインキーのキーピッチでは、概ね19mmのフルサイズ。

概ね18mm若干小さい方のキーでも、概ね18mmほどある。

指先がフィットするタイプではないキートップはほぼフラットで、指先がフィットするタイプではない。滑らすようなタイピングに向いている。

キートップの全体斜めから見たキートップの全体。ちなみに、DELLサイトによれば標準キーボードよりも 24%薄いという

1mmあるかないかのキーストロークキーストロークはかなり浅い部類になる。直尺で測る家庭レベルのチェックだが、1mmあるかないかのキーストローク。公称値だったか1.2mmあるらしいが、思いっきりめり込ませればそれくらいあるのかもしれない。とにかく強めのクリック感で打鍵感覚はあるが、浅いキーストロークという特徴だ。

各押下の様子。

Enterキー広いEnterキーだがストロークは浅い。

ファンクションキーファンクションキーのストローク。

カーソルの「上キー」カーソルキーのストローク。カーソルの「上キー」は縦のリーチが短いうえに周囲をキーで囲まれており、一番扱いにくいところ。

押下圧

精密に測る機器はないので、原始的に分銅を乗せて家庭的に測った。そして、勢いをつけない状態でキーが押下される質量で調べた。 メインキーとして「Gのキー」の押下圧を調べると、54g。Enterキーでは場所によって押下圧が変わってくるが最も軽い場所で40gであった。

単に押下する質量だけでいうと、過去のレビューPCと比べて非常に軽めな押下圧である。ただしMagLevキーボード特有のクリック感もあって、メンブレンやパンタグラフ式と比較するのは筋違いかもしれない。

押下圧の比較参考

過去に押下圧を測ったキーボードの結果。ただし、押下圧が同じでもキータッチの感覚が同じとは限らない。メンブレンやメカニカル、パンタグラフといった構造の違い、キーストロークの深さによって印象は変わってくる。あくまで数値上で比較したものである。個人的な判断だが「ノートでは60gあたりを一定基準」としている。70g近くあるとかなりしっかりした圧がある。50gあたりはかなり軽い印象を受ける。

製品 ノート概要 メインのキー
(Gとする)
Enterキー
(最も軽い箇所の場合)
XPS 13 7390 2-in-1 2019年の13.3インチ2-in-1
※磁気浮遊式(MagLev)キーボード
54g 40 g
Latitude 5500(P80F) 2019年の15.6インチノート 60 g 61 g
Latitude 5300(P97G) 2019年の13.3インチノート 64 g 62 g
Vostro15-3581 2019年の15.3インチノート 58 g 64 g
Vostro 14 (3481) 2019年の14インチノート 58 g 50 g
Inspiron 17R(5721) 2013年の17.3インチノート 73 g 68 g
XPS 17(L702X) 2011年の17.3インチノート 69 g 65 g
XPS 17(L701X) 2010年の17.3インチノート 69 g 60 g
Inspiron 13z(N301Z) 2010年の13.3インチノート 62 g 68 g
Inspiron Mini 10v 2009年の10.1インチ・ミニノート 59 g 63 g
製品 テスクトップ向けキーボード メインのキー
(Gとする)
Enterキー
(最も軽い箇所の場合)
KB216d 2019年~、DELL付属キーボード 62 g 67 g
KB216t 2015年~、DELL付属キーボード 57 g 62 g
SK-8165 2011年・XPS 8300付属キーボード 55 g 50 g
G105 ロジクール・ゲーミングキーボード 57 g 55 g
K270 ロジクール・エントリー 68 g 67 g
K240 ロジクール・エントリー 58 g 59 g
OWL-KB109BM ⅡR オウルテック・赤軸メカニカル 55 g 50 g

※備考: 自己処理的な情報なので、まじまじと参考にされても困る。

キーボード・バックライト機能

オンオフおよび、2段階の調光可能バックライト・キーボード機能を搭載(F5を押すことで、オンオフおよび、2段階の調光可能)。薄暗い会議室や、寝室などとっさの使用でも室内照明を点けずに操作することができ、わりと重宝する機能である。機能がオンのときは、キーに触れると自動的に点灯する。しばらく操作をしないと自然に消灯する。

点灯はしっかりしており、印字がかすれるような箇所はなかった。

点灯時の左側。

斜めから見た点灯時の様子。

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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より

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