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DELLパソコンの搭載アプリケーション例

DELL Power Manager(電源・温度の管理アプリ)

電源プロファイル管理や、静音性(ファン速度)・温度・パフォーマンス(処理速度)のカスタマイズがDell Power Managerで行える。このDell Power Managerは、インテルDynamic Tuning Technology(インテル DTT)に基づいたチューニング機能である。

DELLサイトによると、「Power ManagerはWindows 10を実行しているDell Inspiron、Vostro、およびXPSノートパソコンでのみサポートされており、Microsoft .NET Framework 4.6.1がPCにインストールされている必要がある」とのこと。また、PCによっては一部機能が制限されている可能性もある。

※購入時期により、バージョンが更新されている場合もあり

バージョン3.5.0 (2020年4月時点)

XPS 13-9300におけるDell Power Managerのバージョン3.5.0XPS 13-9300(2020年4月にレビュー)にて搭載されていた、Dell Power Managerのバージョン3.5.0。カテゴリーは、バッテリー情報(充電レベル・状況・正常性)、高度な充電(バッテリ寿命の最適化)、ピークシフト(バッテリおよびACの使用スケジュール)、サーマル管理(システム温度およびファン設定)、バッテリエクステンダ(バッテリ消費の最小化)、アラート設定となっている。

バッテリ情報

バッテリの正常性「バッテリー情報」では、充電状態(残量など)やバッテリの正常性をモニタリング。

充電中である表示ACアダプタを接続すると、充電中である表示がされる。

バッテリーの概要情報バッテリーの詳細情報も見られる。この例ではバッテリーの製造元はBYD。深セン創業の電池メーカーで、電気自動車メーカーとしても知られる。DELLの認識バッテリであることも確認できる。

充電中である表示バッテリーの正常性情報と充電ステータス(バッテリー残量)は4段階のメーターで表示される。バッテリーの正常性では、イエローサインが出たらバッテリー駆動時間に難が出てきそう。一方、バッテリー残量は半分くらいが長寿命に良いとされるため、充電ステータスのイエローサインをキープすると良さげ。バッテリー設定の「カスタム」を活用すれば、充電のさじ加減が調整できる。

バッテリ使用パターンに基づき「設定の最適化」バッテリ設定では「バッテリーの長寿命」を優先するか、「充電時間の短縮(つまり急速充電)」を優先するか、そのバランスを取るか、という設定になる。

カテゴリーでは「適応」が推奨されており、バッテリ使用パターンに基づき「設定の最適化」を行ってくれる。ただし、その最適化の詳細は不明。ほかに「標準、Express Charge、主にAC使用、カスタム」が任意で選べる。バッテリー残量0%から80%まで1時間で急速充電する機能「Express Charge」の設定もここで行える。なお、バッテリーの種類によっては、利用可能な設定が制限される場合があるとのこと。

標準 バッテリーを適度な速度でフル充電。適度に高速充電しつつも、バッテリー寿命も延ばすバランス型。バッテリーと外部電源(ACアダプタ)を頻繁に切り替えるユーザー向け。
Express Charge DELLの高速充電テクノロジー。PC電源がオフになっている場合、バッテリーは通常1時間以内に80%、2時間で100%充電される。ただしPC起動中の充電時間では、これより長くなる場合がある。
主にAC使用 主にを外部電源(ACアダプタ)に接続して使用するユーザー向け。充電しきい値を下げるため100%の容量まで充電されないが、バッテリー寿命を延ばす。
適応(推奨) ユーザーの一般的なパターンに基づいてバッテリー設定を自動的に最適化。DELLが推奨しているモード。
カスタム 上級ユーザー向け。バッテリーの充電をいつ開始すか、停止するかを選択できる。

以上がバッテリ設定の概要。では個々の設定画面を見てみよう。

標準

適度な速度でフル充電「標準」の画面で、とくに設定項目はない。バッテリーを適度な速度でフル充電する。適度に高速充電しつつも、バッテリー寿命も延ばすバランス型。Express Chargeよりは充電が遅いとのこと。

Express Charge

Express Charge「Express Charge」の画面で、とくに設定項目はない。PC電源がオフになっている場合、バッテリーは通常1時間以内に0%から80%に、2時間で100%充電される。ただ、バッテリーが老朽化すればこうもいかないようだ。

充電時間「Express Charge」にて、充電時間の検証。充電残量17%からスタート。30分後には53%充電、1時間後には91%まで充電されていた。

主にAC使用

主にAC使用「主にAC使用」の画面で、とくに設定項目はない。充電しきい値を下げるため100%の容量まで充電されないが、バッテリー寿命を延ばすというもの。ただ、しきい値の設定項目はなく、何%まで充電される設定なのか分からない。気になるなら「カスタム」を利用して任意の充電設定をしたほうがいい。

カスタム

「カスタム」の設定画面「カスタム」の設定画面。任意で充電開始残量と充電停止残量を設定できる。この設定例だと、「容量が50%以下」になったら充電開始、「55%以上なら充電停止」という挙動になる。バッテリーは半分あたりの蓄電量が長寿命といわれるので、これはそれを見込んだ設定である。なお、充電停止では55%未満の設定はできない。

高度な充電

バッテリ寿命の最適化を図る「高度な充電」はバッテリー寿命を延ばす設定。バッテリ寿命の最適化を図るため、充電のタイムスケジュールが組める。設定した各曜日の開始時刻前に、「1日1回だけフル容量まで充電」する。1日のそれ以降は、ACアダプタに接続されている場合でも、バッテリーをより低い充電状態に保つ。

1日の開始時刻と終了時間設定をクリックすると、1日の「開始時刻」と「終了時刻」を円型スライドバーで設定できる。(メニューからでも可能)。ここで設定した「1日」の時間帯では充電されない。開始時刻前(青色)に、「1日1回だけフル容量まで充電」する。もっと複雑な設定をしたいユーザーなら「ピークシフト」を使うといいだろう。

※「ピークシフト」と重複した場合は、ピークシフトの設定が優先される。ピーク シフト時間中には充電されない。

ピークシフト

バッテリの充電量が少なくなったらAC電源に切り替えるバージョン3.5.0から項目に追加された「ピークシフト」。バッテリ駆動する時間帯、AC電源で稼働する時間帯の設定。また、バッテリの充電量が設定よりも少なくなったらAC電源に切り替えるというもの。何%の残量(最小しきい値)でAC電源に切り替えるのか調整できる。

ピーク シフトが終了するまでバッテリーは充電されないピーク シフト有効の曜日設定と、その時間帯の確認画面。この画面でいうと、充電量が40%になったらAC電源に切り替えるという設定。

ピーク シフトが終了するまでバッテリーは充電されない設定をクリックすると、ピーク シフト時間帯の設定が円型スライドバーで行える。(メニューからでも可能)。時間の間隔は15分ごと。バッテリー駆動のみで稼働する時間帯(黄色)、充電せずAC電源で稼働する時間帯(緑 / チェックを外せば無しも可能)、充電しつつAC電源で稼働する時間帯(青色)となる。

※「高度な充電」の設定よりもピークシフトの設定が優先される。

サーマル管理

熱設定から選択サーマル管理の設定画面。

最適化 パフォーマンス(処理速度)・静音化・温度をバランスよく調整する標準モード。
低温 システムの低温維持を優先するモード。ただしパフォーマンス(処理速度)を低下され、冷却ファンの回転数を上げ騒音化するデメリットがある。
静音 冷却ファンの回転数を下げ、風切り音を抑えた静音化モード。ただしパフォーマンス(処理速度)を低下され、表面温度が上昇するデメリットがある。
超高パフォーマンス パフォーマンス(処理速度)を向上させるモード。ただし騒音化、表面温度が上昇するデメリットがある。

サーマル管理ではこの4項目の熱設定から選択できる。標準設定なのが「最適化」で、バランスよく調整された設定。しかし、検証してみたところ、グラフィックパフォーマンスが重視されるゲームのベンチマークテストでは、どれを設定してもほとんど変化がみられなかった。即効性はないのだろう。長時間用途で効果があるのかもしれない。

検証!熱設定ごとのパフォーマンス

熱設定を変更した場合、どれくらいパフォーマンスに差が出るのか検証してみた。まず基準として「最適化」で実施し、「低温」、「静音」、「超高パフォーマンス」での結果を比較してみる。検証に用いた機種はDELL XPS 13-9300(フロスト・ホワイト)で、構成は以下の通り。

XPS 13-9300(フロスト・ホワイト)
2020年4月論評
Ice Lake

検証に用いた機種:DELL XPS 13-9300(フロスト・ホワイト)

  • Windows 10 Home (64bit)
  • 13.4インチ 非光沢 ディスプレイ 【広視野角】 (解像度1920 × 1200)
  • 第10世代 Core i7-1065G7
    (4コア / 8T、8MBキャッシュ、1.3GHz / 最大 3.9GHz) TDP 15W
  • 16GB LPDDR4 オンボードメモリ(3733MHz) ※換装、増設不可
  • インテル Iris Plus グラフィックス
  • 512GB NVMe SSD (M.2 / PCI Express)

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズのベンチマークテストにて

漆黒のヴィランズのベンチマークテストファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズのベンチマークテストを実施。設定は 「1920 × 1080 標準品質(ノートPC) DirectX 11 フルスクリーン」。室内温度は20.2度なので快適な環境下。ACアダプタは接続している。

「最適化」のスコア:4695に対して、低温ではスコア4672。静音ではスコア4605、超高パフォーマンスではスコア4795。確かにスコアの優劣では想定通りだが、「最適化から100以内の差」ってまさに誤差レベル。ほとんど変わらねえじゃん・・ということで、次は念の為、バッテリー駆動で再検証。

バッテリー駆動でベンチマークテストを実施ACアダプタを外し、バッテリー駆動でベンチマークテストを実施。バッテリー駆動なのでスコアはACアダプタ接続時よりも一気に落ちるが、それにしても「最適化」と「超高パフォーマンス」で差がない。

結論、グラフィックパフォーマンスが中心となるゲームでは、ほぼ設定の意味無し。そのまま「最適化」でよさそう。

CINEBENCH R15のベンチマークテストにて

ACアダプタは接続している。「静音」では処理速度がなんとなく落ちているCPUをフル稼働するCINEBENCH R15のベンチマークテストではこの通り。ACアダプタは接続している。「静音」では処理速度がなんとなく落ちているが、「最適化」と「超高パフォーマンス」とではほぼ同じ。

「静音」と「超高パフォーマンス」ACアダプタを外し、バッテリー駆動時における「静音」と「超高パフォーマンス」。バッテリー駆動時なのでこれもパフォーマンスが一気に落ちるが、いずれにしてもCINEBENCH R15では、設定で多少なりとも影響はあるようだ。

バッテリエクステンダ

バッテリエクステンダでは、「バッテリ消費の最小化」を設定する。つまりバッテリーの節約設定。CPUの処理速度を低下したり、ディスプレイ輝度など抑えることで、バッテリー駆動の持ち時間を伸ばす。設定概要は、「CPU電力の減少、画面輝度、キーボード照明(機能がある場合)、消音(ミュート)」となっている。

CPU電力と消音(ミュート)はオン/オフの設定設定をクリックすると、この4項目の調節が可能。CPU電力と消音(ミュート)はオン/オフの設定、画面輝度、キーボード照明はパーセントで設定できる。

バッテリー エクステンダを有効にできないACアダプタを接続している場合は、バッテリー エクステンダを有効にできない。

※バッテリエクステンダ以外での設定があると、その設定はバッテリエクステンダのシステム値に反映されない。つまり連動性がないと注釈に書かれている。(バッテリー消費に影響を与える設定をBIOSおよびOSにて加えた場合、バッテリー エクステンダには反映されない)

アラート設定

アラート設定機能ではハードウェア設定に応じて、電源アダプター・バッテリー・温度に関するアラートをサポート。そして「ドッキングおよびUSB Type-Cデバイス/プロトコルの非互換性に関するアラート通知」もサポート。この画像はアラート設定の復元として、デフォルトに戻す項目。

以上がバージョン3.5.0 (2020年4月時点)

バージョン 3.4.0 (2019年10月時点)

DELL Power Manager バージョン 3.4.02019年10月にレビューしたInspiron 13 7000 2-in-1 (7391)のときでは、DELL Power Manager バージョン 3.4.0だった。この頃はまだ「ピークシフト」が項目に入っておらず、全5カテゴリーだった。

ちょっとメモ

最大60W出力のPD対応ACアダプターPCでは65WのACアダプタが付属していたが、このPCではPower Delivery対応なので、USB Type-C端子に自前のAUKEY PA-Y12(最大60W出力のPD対応ACアダプター)を接続してみた例。動作を確認した。しかし、65Wのサポートアダプタを取り付けろとの警告(付属のアダプタが65Wだからそのとおりなんだけど)。レビュー時点での市場では60W以上のPower Deliveryアダプタ製品がほぼ無い。のんびり充電する分には問題ないだろう。

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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2020年 ノートPC部門2年連続1位」
出典-日経コンピュータ 2019年8月22日号 顧客満足度調査より

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