DELLパソ兄さんの、Inspiron、XPS、Alienware、Gシリーズ、Vostro、Latitude製品のパソコン購入レビューサイト
  1. HOME
  2. DELLデスクトップPC
  3. DELL法人デスクトップ
  4. OptiPlex 7040シリーズ
  5. スモール

PCI Expressスロットを装備しつつも、従来のスリムタワーよりもかなりコンパクト!

OptiPlex 7040スモール(Skylake設計)

OptiPlex 7040スモールは、従来スリムタワーと呼ばれていたモデルよりもだいぶコンパクトになっている。レビュー時点で第6世代Core i7-6700 プロセッサーを搭載できるため、CPUパフォーマンスではハイエンド機に匹敵する。ただし電源が180Wと少ないので、グラフィックカードの搭載はあまり意識しないほうがいい。※内蔵グラフィック(インテル HD グラフィックス 530)のまま使うほうが賢明なモデルだと思う。

OptiPlex 7040スモール今回の構成(Core i7-6700 プロセッサーと内蔵グラフィック仕様)では、ストリートファイター4がフルHDでも「83.64 FPS」という高パフォーマンス。へたなローエンドグラフィックカードを搭載するよりも性能が高い。なお、写真の周辺機器はDELLと関係のない市販製品。モニタは23インチ画面である。

メモリスロットが4基、拡張スロットの数、オンボード端子の数も多く、光学ドライブも搭載するなど、このサイズとしてはかなり充実している。M.2と3.5インチベイによるデュアルストレージ対応であり、将来性もある。また、80PLUS BRONZEの電源搭載や工具・ネジフリーのメンテンナンス性にも評価できる。今回レビューしたOptiPlex 7040スモール実機の構成は以下の通り。

OptiPlex 7040 スモール
2016年1月論評
Skylake設計

DELL OptiPlex 7040 スモール ※2016年 Skylake設計

  • Windows 8.1 (64bit)
  • インテル Core i7-6700 プロセッサー
  • 8GB(4GB ×2)DDR4 メモリ-2133MHz
  • インテル HD グラフィックス 530
  • 500GB HDD (3.5インチ SATA / 7,200 rpm)

DELLクーポン情報!

【 2022年5月22日時点 】

★Alienwareノートの一部モデルに、24%オフ クーポン。★そのほか、17%~23%オフ クーポンの対象モデル多数あり!★8年連続世界シェア1位!DELLモニタがオンライン・クーポンで最大20%オフ!

クーポンコード掲載はこちら ⇒ 【DELL公式】 お買い得情報ページ

2016年1月15日時点のレビュー。パーツ構成やカスタマイズ、採用パーツのベンダーは供給状況により変更があるため、購入された場合の一致性は保証していない。あくまで、手元にある実機の現状レポートである。

OptiPlex 7040スモールのデザイン、装備端子

デザインOptiPlex 7040スモールでは、USB3.0端子×6基、USB2.0端子×2基を装備。前面USB2.0端子の1つはPowerShare対応。モニタ出力にはHDMI端子、Display Port 端子 × 2基を装備しており、VGA端子はオプション対応。ビジネスPCらしく、レガシーポート(PS/2コネクタとRS-232Cシリアルポート)を装備。また、ギガビットイーサーLAN端子を装備。kのように、オンボードの端子だけでもかなり豊富だが、ロー・プロファイルの拡張カードが搭載できる拡張性もある。

淘汰されつつあるパーツだが、光学ドライブを搭載しているので、配布用のCDやDVDを作成するユーザーには必要となるだろう。ただし、ノートパソコンと同じくスリムドライブなので、読み込み速度は速くない。

OptiPlex 5040スモールとまったく同じOptiPlex 7040スモールの筐体デザインは、OptiPlex 5040スモールとまったく同じ。印字ロゴを見ないと見分けできない。ちなみに右側のがOptiPlex 7040スモール。

工具いらずのメンテナンス性で、楽々、内部構造チェック

OptiPlex 7040スモールをかけてみる背面の青いレバーを下げるだけで、サイドパネルのロックが解除できる。なお、セキュリティロック穴は天井面の端に付いている。

OptiPlex 7040スモールを横置きにした引っ掛けているツメを外せば、フロントパネルが取れる。OptiPlex 7040スモールを横置きにした場合、DELLロゴの位置が気になるのなら、フロントパネルの裏側からロゴエンブレムを回転させる。OptiPlex 7040スモール本体の前面下にはスピーカを内蔵している。

OptiPlex 7040スモールの内部構造

内部構造サイドパネルを外して内部にアクセス。今回の構成では500GB HDDを搭載。PCI Expressスロットには、PCI Express x4と、PCI Express x16を実装しているが、レビュー時点ではグラフィックカードの選択肢はない。保証外だが自前での搭載となる。スリム筐体なので、グラフィックカードなどの拡張カードはロー・プロファイルに限られる。なお、拡張カードはレバーでロックされるため、工具やビスが不要である。

ファンCPUクーラーのファン。OptiPlex 7040スモールの左側面パネルには吸気口がないため、パッシブダクトを使って集中させているようだ。

PCケースファンは前方の下にあり、前面吸気によるエアーフローとなっている。

80PLUS BRONZEの電源を採用

電源ユニットは総容量180Wでエントリーレベル。メインとなる+12Vは2系統で、それぞれ12A,14Aが最大。筐体から分かるように、電源面でもローエンド・グラフィックカードしか搭載できない。しかし、内蔵グラフィックのインテル HD グラフィックス 530は、ローエンド・グラフィックカードに匹敵する性能なので、この機種は非グラフィックカード構成で十分な存在だと思われる。

80PLUS BRONZEとは

OptiPlex 7040スモールでは、効率指標の共通規格「80PLUS BRONZE」の電源を搭載している。変換効率で優秀とされる基準は80%であるが、80PLUS認証がついた電源ユニットであれば、それをクリアしている。(第三者機関による認証プログラムなので信用性が高い)

※変換効率とは、「コンセントもとのAC(交流電流)から、PCで使うDC(直流電流)に変換したとき、どれだけ有効に変換できたか」の指数。例えば、変換効率70%なら、残りの30%は「変換時の電力」と熱としてPCに使われず消えている。

80PLUSには以下のグレードがある。

グレード 負荷率20%の場合
(クリアすべく変換効率)
負荷率50%の場合
(クリアすべく変換効率)
負荷率100%の場合
(クリアすべく変換効率)
80PLUS Standard 80% 80% 80%
80PLUS BRONZE 82% 85% 82%
80PLUS SILVER 85% 88% 85%
80PLUS GOLD 87% 90% 87%
80PLUS PLATINUM 90% 92% 89%

負荷率20%、50%、100%のときの変換効率がチェックされる。やはり電源ユニットは負荷率50%のとき、変換効率が良い。80PLUS BRONZE以上は負荷率50%時の変換率が高く設定されている。 なお、80PLUSにこだわるユーザーであれば、80PLUS BRONZE以上がトレンドとなっている。

OptiPlex 7040スモールの、3.5インチHDDドライブベイ

HDDはプラスチックの3.5インチ・ドライブマウンタで挟み込まれている。間のピンには振動軽減のゴムがかましてある。マウンタの固定から、本体の固定までネジフリーの構造である。ケーブルを外し、マウンタのレバーを引けばPCからマウンタ付きのHDDを取り出すことができる。

スリム型光学ドライブ

楕円形のレバーを摘んでロック解除すれば、光学ドライブを引き出すことができる。これはHDDを取り外さなくてもできる工程である。(写真では外しているが、見やすくするためである)

HDD&光学ドライブの共用マウンタ

共用マウンタメモリスロットにアクセスするには、HDD&光学ドライブの共用マウンタを取り外す必要がある。輪っか状のレバーを引き、傾けて持ち上げると共用マウンタが取り外せる。

OptiPlex 7040スモールのマザーボード

マザーボードドライブマウンタを外せば、その下にあるメモリスロット、M.2スロット、SATAコネクタなどが見える。SATAコネクタは3基あるが、このPCケースでは2基までのドライブベイである。なお、さすがにALLではないが、高耐久性の固体コンデンサが多用されている。

OptiPlex 7040スモールのメモリスロットDDR4 メモリスロットは4基あり、実機では8GB(4GB ×2)メモリ-2133MHz が搭載されている。M.2スロットもあるが、レビュー時点では、DELLのカスタマイズにSSDの選択肢はなかった。先述の通り、3.5インチ・ストレージベイがあるので、デュアルストレージ構成ができる機構である。

パフォーマンス比較 Core i5-6700搭載時

Core i7-6700Core i7-6700と内蔵しているインテル HD グラフィックス530のスペック。4コア実装8スレッド動作で上位CPUである。
Core i3-6100と同じくTDP65Wなので、ワットパフォーマンスが良いということか。また、名前は同じ「インテル HD グラフィックス530」であるが、Core i3-6100よりも「バス幅64⇒128bit、バンド幅12.8⇒34.1GB/s」とスペックが高めになっている。なるほど、これがゲームのベンチマークテストで影響したようだ。

ストリートファイター4のベンチマークテストで比較してみると、Core i5-6400 +NVIDIA GeForce GT730 のPCを大きく上回ったパフォーマンスだった。これまでとは比較にならないくらい内蔵グラフィックの性能が向上している。OptiPlex 7040スモールはロー・プロファイルのグラフィックカードを搭載できるが、NVIDIA GeForce GT730 を搭載した過去のパソコンよりも高パフォーマンスだったので、ロー・プロファイルならもはやグラフィックカードの搭載は考えなくていいだろう。

ストリートファイター4製品画像

1280 × 720 「ウィンドウ表示」における、ベンチマークテスト比較

※グラフィック設定・デフォルト / 60FPS以上も測れるようにディスプレイ垂直同期をOFF
GPU性能が主体となるが、このゲームはCPU性能の影響がそこそこある。
OptiPlex 7040 スモール

DELL OptiPlex 7040 スモール ※2016年 Skylake設計

  • Windows 8.1 (64bit)
  • Core i7-6700
  • 8GB(4GB ×2)DDR4 メモリ-2133MHz
  • インテル HD グラフィックス 530
AVERAGE FPS 145.09
Inspiron580デル

DELL Inspiron 580(独自にグラボ搭載) ※2010年 Nehalem設計

  • Windows 7 Home Premium 64bit
  • Core i3-530 (2.93GHz, 4MB L3キャッシュ)
  • 4GB (2GBx2) DDR3メモリ
  • GeForce GT730 1GB GDDR5 / 64bit(コアクロックOC仕様954MHz)
AVERAGE FPS 137.51
Inspiron 3650

DELL Inspironデスクトップ( Inspiron 3650) ※2015年 Skylake設計

  • Windows 10 Home (64bit)
  • Core i5-6400 (6M キャッシュ, 最大3.30 GHz)
  • 8GB (8GBx1) シングル チャネル DDR3L メモリ-1600MHz
  • NVIDIA GeForce GT730 2GB DDR3 / 64bit
AVERAGE FPS 105.67
OptiPlex 7040 Micro

DELL OptiPlex 7040 Micro ※2016年 Skylake設計

  • Windows 8.1 (64bit)
  • Core i5-6500T
  • 8GB (8GB ×1) DDR4 メモリ - SO-DIMM-2133MHz
  • インテル HD グラフィックス 530
  • 128GB M.2 SSD(SATA接続)
AVERAGE FPS 103.20
Ivy BridgeのDELL新作

DELL XPS 8500 (既成品からグラフィックカード外す) ※2012年 Ivy Bridge設計

  • Windows 7 Home Premium SP1 64bit
  • Core i7-3770 (3.4GHz , 8MB キャッシュ)
  • 12GB (2GBx2+4GBx2)DDR3 メモリ(1600MHz)
  • インテル HD グラフィックス 4000
AVERAGE FPS 83.28
Inspiron 3847

Inspiron 3847 ※2014年 Haswell設計

  • Windows 8.1 (64bit)
  • Core i5-4460
  • 8GB (4GBx2) デュアルチャネル DDR3 メモリ(1600Mhz)
  • NVIDIA GeForce 705 1GB DDR3
AVERAGE FPS 69.50
デル初のショートスリムデスクトップ660s

DELL Inspiron 660s ※2012年 Ivy Bridge設計

  • Windows 7 Home Premium SP1 64bit
  • Core i5-3450s(2.8GHz , 6MB キャッシュ)
  • 6GB (4GB×1 +2GB×1)DDR3 メモリ(1600MHz)
  • GeForce GT 620 1GB DDR3
AVERAGE FPS 67.46
OptiPlex 5040 スモール
2016年1月論評
Skylake設計

レビューした、DELL OptiPlex 5040 スモール

  • Windows 8.1 (64bit)
  • インテル Core i3-6100
  • 4GB (4GBX1) DDR3L メモリ-1600MHz
  • インテル HD グラフィックス 530
AVERAGE FPS 64.36
dell studio xps8000

DELL Studio XPS 8000 (独自にローエンドGPUへ換装) ※2009年 Nehalem設計

  • Windows 7 Professional 64bit
  • Core i7-860 (2.8GHz , 8MB L3キャッシュ)
  • 4GB (2GBx2) DDR3メモリ
  • RADEON HD 4650 512MB
AVERAGE FPS 58.43

CINEBENCH R10 ベンチマークテスト

マルチコアでレンダリングCINEBENCH R10のレンダリング時間を比較してみると、昔のハイエンド機が嘘みたいに遅い。もう2009年の話だが、Core i7-975 Extreme Edition で46秒もかかっていたとは・・。

OptiPlex 7040 スモール

DELL OptiPlex 7040 スモール ※2016年 Skylake設計

  • Windows 8.1 (64bit)
  • インテル Core i7-6700 プロセッサー
  • 8GB(4GB ×2)DDR4 メモリ-2133MHz
  • インテル HD グラフィックス 530
  • 500GB HDD (3.5インチ SATA / 7,200 rpm)
⇒28秒
ハイスペックなタワー型Studio XPS 9100

DELL Studio XPS 9100 ※2010年 Nehalem設計

  • Windows 7 Home Premium 64bit
  • Core i7-960 (3.20GHz, 8MB L3 キャッシュ)
  • 9GB(2GBx3, 1GBx3) DDR3メモリ
  • ATI Radeon HD 5870 1GB
⇒46秒
Alienware Aurora ALX

Alienware Aurora ALX ※2009年 Nehalem設計

  • Windows 7 Home Premium 64bit
  • Core i7-975 Extreme Edition (3.33GHz, 8MB L3 )
  • 9GB (2GBx3, 1GBx3) DDR3
  • 【CrossFireX】 ATI Radeon HD 5870 1GB
⇒46秒
dell studio xps8000

DELL Studio XPS 8000 ※2009年 Nehalem設計

  • Windows 7 Professional 64bit
  • Core i7-860 (2.8GHz , 8MB L3キャッシュ)
  • 4GB (2GBx2) DDR3メモリ
  • GeForce GTX 260 1792MB
⇒51秒
studioxps7100

DELL Studio XPS 7100 ※2010年 AMD Phenom II 搭載

  • Windows 7 Home Premium 64bit
  • AMD Phenom II X6 1055T
  • 12GB (4GBx2, 2GBx2) DDR3メモリ
  • ATI Radeon HD 5870 1GB
⇒54秒

OptiPlex 7040シリーズについて、詳しくはDELLサイトへ

法人パソコンを購入するならOptiPlex 7040スモールOptiPlex 7040スモールは、OptiPlex 7040マイクロほどのコンパクトさはないが、従来スリムタワーと呼ばれていたモデルよりもだいぶコンパクトになっている。それでいて、メモリスロットが4基、PCI Express スロットが2基という数は評価できる。オンボード端子の数も多いので、とくに拡張性を意識しなくてもいいだろう。光学ドライブが必要なユーザーにも対応している。その他、80PLUS BRONZEの電源や、工具・ネジフリーのメンテンナンス性にも評価できる。

何よりもハイエンドなCore i7-6700 が搭載できるので、CPUパフォーマンスが非常に高い。へたなローエンドグラフィックカードを搭載すると、この内蔵GPUよりもパフォーマンスが劣る場合があるので、個人的にはグラフィックカードを意識する必要がないモデルだと考える。OptiPlex 7040スモールのレビューは以上。

欲しい時が、DELLパソコンの購入タイミング!キャンペーン情報!

DELLクーポン情報!

【 2022年5月22日時点 】

★Alienwareノートの一部モデルに、24%オフ クーポン。★そのほか、17%~23%オフ クーポンの対象モデル多数あり!★8年連続世界シェア1位!DELLモニタがオンライン・クーポンで最大20%オフ!

クーポンコード掲載はこちら ⇒ 【DELL公式】 お買い得情報ページ

DELLと楽天ポイント
★DELL直販合計8万円(税抜)以上購入で、楽天ポイント3,000ポイントプレゼント!★合計15万円(税抜)以上購入なら、楽天ポイント7,500ポイントプレゼント!

※パソ兄さんサイトの経由特典となっており、リンク先の優待専用ページでの手続きが必要になります。(それ以外の注文では対象外) ※予告なく変更または終了する場合があります。

8万円以上購入なら ⇒ 【 3,000ポイント付与の優待専用ページへ招待

15万円以上購入なら ⇒ 【 7,500ポイント付与の優待専用ページへ招待

※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より

DELL法人モデル、特別なお客様限定

DELL法人モデル(Vostro、Precision、OptiPlex、Latitudeシリーズ)の購入を希望なら、当サイトの「特別なお客様限定クーポン情報」を御覧ください。掲載コンテンツ・ページはこちら!

コンテンツ ⇒DELLパソコンをもっとお得に購入!クーポン情報

レビュー項目

パソ兄さん HOME

Copyright© 納得パソコン購入術!パソ兄さん All Rights Reserved.