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Whiskey Lake（Uシリーズ）で、光学ドライブを内蔵した15.6インチノート！

Inspiron 15 （5583）レビュー第２弾！ブラックモデル

Inspiron 15 5000 (5583)こと、Inspiron 5583（コンピューターモデル名）の第2弾レビュー。光学ドライブを内蔵した、15.6インチ（1920 × 1080） 非光沢 ノート。レビュー時点では第8世代 Core i7-8565U などが搭載可能で、単体GPUにNVIDIA GeForce MX130が搭載できる。

カラーバリエーションは2色ラインナップされており、前ページではInspiron 15 （5583）のシルバーのモデルを紹介したが、ここではブラックモデルのデザインを紹介する。 カラー以外の構成は同じなので、スペック解説やパフォーマンスについては省略する。シルバーのモデルを参考にされたし。

今回レビューした、DELL Inspiron 15（5583）のブラックモデル。 一応構成を記載しておくが、前ページのInspiron 15（5583）シルバーと同じ。

• Windows 10 Home （64bit）
• 15.6インチ 非光沢 ディスプレイ（解像度1920 × 1080）
• 第8世代 Core i7-8565U（4コア / 8T、8MBキャッシュ、1.8GHz / 最大 4.6GHz）
• 8GB（8GB×1） DDR4メモリ （2666MHz）
• NVIDIA GeForce MX130 4GB GDDR5
• 128GB NVMe SSD （M.2 / PCI Express） + 1TB HDD（2.5インチ SATA）

※2019年6月15日時点のレビュー。本製品の発売日は2019年4月5日である。

レビューに関する、注意事項

※レビュー時点および手元の実機に限った内容であり、選択や時期により仕様は異なる。
※販売は既存構成（パッケージ）が基本で、そこから選択できるパーツは制限される。
※搭載可能パーツやベンダーは、レビュー機と異なる場合がある。
※標準搭載の範囲は不明。最終確認、最新情報はDELLサイトにてご確認を。
※製品の「コンピューターモデル名」を必ず理解しておくこと。購入アドバイスは個人的意見。
※法人向けモデルの場合でも、個人ユーザーが購入することは可能。（注文は個人名の記入でOK）

Inspiron 5583 ブラックモデルは、凹凸のテクスチャ・デザイン

Inspiron 15（5583）は全般的にポリカーボネート（工業プラスチック）のボディなので、特にプレミアム性はない。エントリーな筐体である。外観は下位の3000シリーズと変わらない。ブラックモデルはシルバーと違って、天板と「パームレストの下半分」が少し凹凸のテクスチャ・デザインとなっている。

テクスチャ・デザインは黒とグレーのラインが交差しており、ごく僅かに山あり谷ありの立体加工がされている。指で擦ると少しぼこぼこした手触り。中央には少し窪んだクロム調のDELLロゴを配置している。

キーボードとパームレスト

キーボード面では下半分、タッチパッドの列がテクスチャデザインになっている。汗ばんだ手がぺっとりするのが嫌なユーザーであれば、この凹凸が若干役に立つのではないだろうか。上半分は梨地の非光沢。

Inspiron 15（5583）ブラックのキーボード面。全般的に非光沢なので見た目は大人しめ。パームレストも天板と同じくポリカーボネート（工業プラスチック）なので、コツコツ叩くとプラスチック感がわかる。搭載されているものは、G7-15（7588）などで採用されているキーボード・パーツである。過去にレビューしており、このページでは細部の解説を省略する。パーツとしての詳細解説はリンク先にてどうぞ。

一応、Inspiron 15（5583）ブラックのキーボード拡大。

ホームポジションの様子。テンキーがあるのでやや左寄りのスタイルになる。

のっぺりとした電源ボタン。クイックスタートガイドでは一応オプション扱いになっているが、電源ボタンが指紋認識リーダー（Windows Hello対応）にもなっている。

一体型のタッチパッド。面積はわりと広い。クリックの硬さなどはちょうどいい印象。

正面とディスプレイ

非光沢ディスプレイのフルHD（1920 × 1080）のみ。15.6インチに1920 × 1080なので、わりと高解像度で表示領域が広い。ただし実機を見る限りTNパネルなので、視野角は狭い。表面加工は非光沢であるが、厳密には若干半光沢である。

ディスプレイベゼル上部のWebカメラは左右にデュアルマイク内蔵、右隣に動作ライトを配置している。ベゼル下部にあるDELLロゴはただのプリントであり、シルバーモデルの「窪んだクロム調のDELLロゴ」よりも質素である。何なんだ、この格差は？

右側面に光学ドライブ搭載

9.5mmウルトラ・スリムドライブ内蔵している。

トレイ式のDVDスーパーマルチドライブ。

右側面にはSDカードスロット、USB2.0端子、光学ドライブ（DVDスーパーマルチ）、セキュリティロック・スロットを装備。USB端子はユーザーポジションからみてやや手前に位置するので、有線マウスだとややケーブルが邪魔になりやすい。SDカードスロット 挿入したSDカードはやや突き出し気味になる。

端子が集まっている左側面

左側面に端子が集中している。ユーザーポジションからみて奥側に配置されているので、接続したケーブルは煩わしくなりにくい。

左側面では、電源コネクタ（隣に動作ライト）、USB Type-C（USB3.1-Gen1 ）端子、HDMI端子、100BASE-LAN端子、USB3.1-Gen1 端子×2基、ヘッドセット端子を配置。有線LANは100BASEなので、サーバー構築環境では低速。無線LANはIEEE802.11ac対応なので、そちらを使ったほうが速い。

注意事項として、USB Type-C（USB3.1-Gen1 ）端子の装備は、GeForce MX130搭載モデルのみである。

前面、背面、底面のデザイン

前面に端子等はない。ほぼ底面側の傾斜面になるが、左右にスピーカを配置。

背面はほとんどヒンジ（蝶番）で占める。隙間に排気口を配置するが、ヒンジから若干段差になっており、エアーフローの考慮がされている。TDP（熱設計電力）15WのCPUを搭載するモデルなら、まず問題ないだろう。

底面も天板と同じくポリカーボネート（工業プラスチック）材質。非光沢の梨地である。中央にはinspironロゴの窪みがある。吸気口のスリットはやや小さめで、基本的に低消費電力設計の機体であることがわかる。

底面から端子がある側面まで一体型であり、トレイみたいな形状に成形されている。これはつなぎ目が少ない「ユニボディ設計」であり、比較的堅牢性に長けた設計である。最近の傾向としては当たり前の構造になっている。

Inspiron 15-5583シルバーモデルとの2ショット

Inspiron 15（5583）のブラックとシルバーの両機が手元にあるので、2ショット撮影しておいた。

2面が写るように、それぞれ斜めの角度から撮影。

インターフェースのある面を重ねて撮影。端子の位置を確認するなど視認性で言えば、シルバーのほうがわかりやすい。

天板とパームレストおよびキーボード面での比較撮影。ブラックは天板とパームレスト下半分が立体テクスチャなので、手触りが違う。シルバーでは完全にフラットなのでのっぺりとした印象。キーボード面ではシルバーのほうが2ツーンカラーになるので視認性はいい。良し悪しと言うよりか、好みで選べばいい。

Inspiron 15（5583）のレビューは以上。

Inspiron 15（5583）購入ポイント：まとめ

• 天板、底面はポリカーボネート（工業プラスチック）材質
• テンキー付きキーボード搭載
• 光学ドライブ搭載
• 指紋認証リーダー付き電源ボタン（Windows Hello対応）　※おそらく標準搭載
• ブラックのモデルは、天板およびパームレストの半分が少し立体（僅かに凹凸）のテクスチャ加工
  シルバーのモデルは、テクスチャ加工がなくフラット
• 幅: 380 mm × 奥行き: 258 mm　× 厚み: 20～23 mm
• 最小重量（公称） 約2.17 kg （レビュー実機の測量では2.206 kg）
• 3セル（42 WHr） 内蔵
• Whiskey Lake-U設計で、第8世代 Core i3-8145U、Core i5-8265U、Core i7-8565U 搭載可能
• NVIDIA GeForce MX130 4GB GDDR5 搭載可能。
  ※USB Type-C（USB3.1-Gen1 ）端子を装備するのは、GeForce MX130搭載モデルのみ
• デュアルストレージ可能！ 128GB NVMe SSD （M.2 / PCI Express） + 1TB HDD（2.5インチ）
• 無線LANはIEEE802.11ac対応、
• 有線LANはFast Ethernet （100 BASE）
• HDMI端子、USB3.1-Gen1 端子×2基、USB2.0端子×1基、SDカードスロットなど装備

デメリットや購入前の留意事項

• 筐体はポリカーボネート（工業プラスチック）材質ベースなので、低価格帯モデルらしい質感
• 有線LANはFast Ethernet （100 BASE）なのでサーバー構築している環境では不向き
  ※無線LANのIEEE802.11ac対応が救い
• USB Type-C（USB3.1-Gen1 ）端子を装備するのは、GeForce MX130搭載モデルのみ
• USB3.1-Gen2に対応していない
• キーボードパーツはエントリーモデルでも採用される汎用パーツ
• PowerShareなし（PC起動なしでUSB充電用に使える機能が無い）
• 換装のための内部アクセスは、底面ボディをごっそり取り外す構造なのでややハードルが高い。 分解マニュアルはDELLサイトに掲載されているが、分解は保証なしの自己責任であることに要注意！

※調査時点における情報である。一部情報は時期により異なる場合もある。

最新情報など、詳しくはDELLサイトへ

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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より

レビュー項目

• DELL Inspiron 15（5583）シルバーモデル ～構成：Core i7-8565U+GeForce MX130
• 第2弾レビュー！Inspiron 15（5583）ブラックモデル ～同じ構成なのでスペック解説省略

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