Inspiron 13 2 in 1 (7347)の、側面デザインと装備端子
Inspiron 13 2 in 1(7347)【Inspiron 13 7000シリーズ 2 in 1】の側面デザインと、装備する端子を紹介する。今回レビューしたInspiron 13 2 in 1(7347)の実機に基づいた情報となる。
2014年11月論評 Haswell設計 |
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2014年11月時点のレビューおよび、撮影したInspiron 13 2 in 1(7347)実機の情報となる。
側面デザインと装備端子
Inspiron 13 2 in 1(7347)の前面と背面には、装備する端子はない。前面では右端にバッテリライトを装備している。
背面では中央に排気口のスリットがある。主体はノートパソコンであるため、ファンレスというわけではない。動作時は若干の風切音がでる。
なお、ディスプレイの180度オープン時では排気口を塞ぎがちになるので、その状態での長時間駆動はお勧めできない。
左側面と右側面~USB端子は3基ある
左側面では、 セキュリティスロット、電源コネクタ、HDMI 1.4a端子、USB 3.0端子 x 2(1基のみPower Share対応)、コンボヘッドフォン / マイク入力ジャック x 1、スピーカを装備する。
稲妻マークが印字がPower Share USBであり、パソコンの電源が入っていなくても、ここのUSB端子から周辺機器を充電することができる。携帯電話やオーディオプレイヤーなどUSB経由で充電をする機会が増えた現在では便利な機能。ノートパソコンを持ち運んだら、USB充電器の代役にもなる。
右側面
次は右側面。
右側面では、電源ボタン、ボリュームボタン、スピーカ、USB 2.0端子 x 1、メディアカード(SD、MMC)、ビルトイン式のスタイラスペン(標準)を装備。スタイラスペンがシルバーカラーなので、ちょっと電源ボタンに見えてしまう。
Waves MaxxAudio Pro搭載オーディオが採用されているが、サンドクオリティに過度の期待はできない。至って普通といった感じ。また出力も大きくはないので、ボリュームは中間ぐらいまでがほどほどというところ。MAX出力だと、音が歪んで筐体がかなり振動する。
Inspiron 13 2 in 1(7347)が装備している端子の特徴を、パソコン基礎知識として述べておく。面倒くさいなら、スルーしていただきたい。
USB2.0は、理論値480Mbps(60MB/s)の転送速度。USB1.1から転送速度を上げたのでHigh Speedと呼ばれる。USB 1.1の転送速度は理論値12Mbpsであり、USB2.0ではその40倍。 パソコンの電源が入ったまま、ケーブルを抜き差しできる「ホットプラグ」に対応。 USB 2.0端子から供給できる電流は500mA (供給電圧は5Vほど )。最大伝送距離は5mとされる。後方互換でUSB 1.1の周辺機器も接続可能。ただし、USB 2.0の速度を出すにはUSB 2.0対応機器が必要。Aコネクタ形状はUSB3.0と共通。USB3.0対応機器にUSB2.0のBコネクタを接続することができるが、USB3.0の速度は出なくなる。 |
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USB3.0は理論値5Gbps(625MB/s)の転送速度。理論上、USB2.0の10倍近くの速度で、SuperSpeed USBと呼ばれる。パソコンの電源が入ったまま、ケーブルを抜き差しできる「ホットプラグ」に対応。 USB 3.0端子から供給できる電流は900mA(USB2.0の1.8倍、供給電圧は5Vほど )。 最大伝送距離は3mとされる。USB1.1/2.0と区別しやすいようにコネクタ部分が青色であることが多い。USB1.1/2.0と互換性を持つが、USB 3.0の速度を出すにはUSB 3.0対応機器が必要。USB3.0ハブで複数に介しても速度は低下しない。 USB 端子のバージョンについて USB(Universal Serial Bus)は、周辺機器を接続するためのシリアルバス規格。
ただし、スピードや機能に関しては後方互換となる。(後方互換:古いバージョンは新しいバージョンの機能が使えない。その逆は問題ない。) Power Share USB仕様とは Power Share USB対応であれば、稲妻マークが印字されている。USB端子がPowerShare USB仕様だと、パソコンの電源が入っていなくても、ここのUSB端子から周辺機器を充電することができる。携帯電話やオーディオプレイヤーなどUSB経由で充電をする機会が増えた現在では便利な機能。ノートパソコンを持ち運んだら、USB充電器の代役にもなる。 ただし、外付けHDDとの接続ではPC電源を切ってもドライブが動いたままになるので、注意が必要。Power Share USBが不要であれば、BIOSにて休止設定をすればよい。また、機能しないならBIOS設定で機能オフになっている可能性がある。 |
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HDMI端子は「DVI」をベースに設計されたデジタル出力規格。1本のケーブルで「映像・音声・著作権保護の制御信号(DRM・HDCP等)」を転送できる。 PCでも使われるが、基本はデジタル家電向けのインターフェース。PCを液晶テレビに出力するときにも役立つ。デジタル機器メーカーはHDMI規格の開発元に高い使用ライセンス料(ロイヤリティと年会費)を払わなくてはならないため、生産コストが上がる。 バージョン1.0から始まり、バージョンアップを繰り返している。内容は「転送速度アップ、機能追加、高解像度の対応」など。互換性は維持されている。3D映像の出力にはHDMI 1.4以上が必要。 HDMI 1.0
HDMI 1.1
HDMI 1.2a
HDMI 1.3
HDMI 1.4
HDMIはバージョンアップしているので、HDMIケーブルのカテゴリにも気を使いましょう。将来性を考慮して「High Speed HDMI ケーブル」を購入するのがお勧め。 Standard HDMI ケーブル(カテゴリ1) 伝送速度試験で約75MHzにクリア。1080p(1920×1080)でも問題ないが、安定性を考えるとHigh Speed HDMI ケーブルのほうがよい。 High Speed HDMI ケーブル(カテゴリ2) 伝送速度試験で340MHzにクリア。1080p(1920×1080)以上の高解像度に対応。将来性も考慮してすると、High Speed HDMI ケーブルを選ぶべき。 付加要素:~◯◯ with Ethernet (イーサーネット対応) Ethernet(イーサーネット)の転送機能を使うなら、各カテゴリにwith Ethernet (イーサーネット対応) の付加がついたケーブルが必要。 |
Inspiron 13 2 in 1(7347)の底面デザイン
Inspiron 13 2 in 1(7347)の底面は天板と同じくシリコンコーティングされており、しっとりした手触りになっている。典型的なプラスチック素材むき出しの状態ではない。モジュールカバーはなく、内部アクセスには分解となりハードルが高い。
仕様によると3セルバッテリを内蔵しているようだ。また、この手元にあるInspiron 13 2 in 1(7347)実機では、東芝製 MQ01ABF050 [500GB 7mm]が採用されていたため、7mmの薄型HDDを搭載する設計のようだ。DELLサイトのユーザーレビューを見ると、SSDに換装できたそうだが、当方では未チェック。
底面を側面から見た様子。排気口は底面と背面の中間に配置されている。
バックライト付きキーボード
Inspiron 13 2 in 1(7347) のキーボードおよびパームレスト部分の解説をする。部分的に小さいキーはあるが、概ねフルサイズキーボードとなっている。バックライトキーボードを装備しており、暗がりでも操作ができる。
F10と兼用でバックライトキーボードの切り替えスイッチがある。オンオフだけでなく2段階の調光が可能。(写真では調光具合が分かりにくいが、実物では若干の差が分かる)
キー配列
半角全角キー、~、¥キーなどが若干小さくなっているが、多くは約18mmキーピッチのフルサイズキー。
カーソルキーは段差のないスタイルで小さめであるが、スペースが独立しているので、操作性は悪くない。
キーストロークは深くはないが、ウルトラブックと同じくらいの印象。キートップはほぼフラット。
任意で優先順位を切り替えられるが、ファンクションキーとコントロールキーが兼用となっている。劣勢側はFnキーとあわせて使うことになる。
ボタン一体型のタッチパッド。最近は主流になりつつあるスタイルだ。
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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レビュー項目
- 据え置きとして使える13.3インチノートが、タブレットに変形!Inspiron 13 2 in 1(7347)
- DELL Inspiron 13 2 in 1 (7347)の、側面デザインと装備端子・キーボード
- Inspiron 13 2 in 1 (7347)のパフォーマンス(過去PCとの比較あり)