納得パソコン購入術！パソ兄さんによる、Pavilion Slimline 400-220jpのレビュー！HPパソコンをご検討の方は参考に

HPエントリーモデルと、Pavilion Slimline 400-220jpとで性能比較

近々にレビューした「Haswell設計（H87 Express ）のHPエントリーモデル」で性能を比較してみる。

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2014年6月時点のレビューである。最新情報はHPオンラインストアへ！

Pavilion 500シリーズ（Haswell設計）と、性能比較

比較する機種はどれもHaswell設計でありカスタマイズ可能なモデルであるため、製品比較というよりもCPUのパフォーマンス比較となる。「Pentium G3220、Core i3-4130 、Core i5 -4440」での比較となり、グラフィックは「HD グラフィックス、～4400、～4600」での比較になる。

今回のPavilion Slimline 400-220jp実機ではPentium G3220搭載。2コア実装でHTテクノロジーはないため、コア数のまま2スレッド動作となる。統合しているGPUはHDグラフィックス。

結果は以下の通りで、わかりやすい典型的なスコアが得られた。予算の問題もあるが、長期的に使うことを考慮すると、Core i5以上が狙い所だと思う。Core i5であればHD解像度でストリートファイター4が快適に遊べる。
ともあれ、搭載するパーツ選びの参考にどうぞ。


Pavilion Slimline 400-220jp （Haswell設計）	Pavilion 500-240jp （Haswell設計）	Pavilion 500-140jp （Haswell設計）
Windows 8.1 （64bit）	Windows 8.1 （64bit）	Windows 8（64bit）
インテル Pentium G3220	インテル Core i3-4130	インテル Core i5 -4440
4GB（4GB×1）メモリ	4GB（4GB×1）メモリ	8GB （4GB × 2）メモリ
HD グラフィックス	HD グラフィックス 4400	HD グラフィックス 4600
1TB SATA HDD	1TB SATA HDD	1TB SATA HDD
CINEBENCH R10のスコア
処理時間⇒1分27秒	処理時間⇒1分03秒	処理時間⇒40秒
ストリートファイター4のベンチマーク結果設定解像度 1280×720 ウィンドウ表示
AVERAGE FPS 39.23	AVERAGE FPS 48.60	AVERAGE FPS 82.94
バイオハザード5 「ベンチマークテストA」の結果 ※DirectX 10 解像度 1280×720 ウィンドウ表示
Average FPS 25.2	Average FPS 30.4	Average FPS 47.2
ラストレムナントのベンチマーク結果（解像度 1280×720 ウィンドウ表示）
Average FPS 18.32	Average FPS 23.05	Average FPS 41.26

CPUパフォーマンス比較（CINEBENCH R10で比較）

Pentium G3220を搭載したPavilion Slimline 400-220jpでは、CINEBENCH R10の処理時間⇒1分27秒であった。過去のレビューデスクトップPCより、これより遅かったものをピックアップ。
第1世代（Nehalem）のCore i3やSandyBridge世代のPentiumより、やや優秀と見てよさそうだ。以下、比較参照した過去のレビュー機情報。

今回レビューしたPavilion Slimline 400-220jp （Haswell設計）		処理時間 ⇒1分27秒
OS	Windows 8.1 （64bit）
プロセッサ	Pentium G3220(3.0GHz, キャッシュ3MB, 2コア/2スレッド)
メモリ	4GB（4GB×1）DDR3 SDRAM メモリ（1600MHz）
グラフィックス	インテル HD グラフィックス
ストレージ	1TB ハードドライブ (SATA, 7200回転)
		1分57秒
Nehalem設計	Inspiron 580s　/　2010年1月発売
	Windows 7 Home Premium 64bit
	Core i3-530 (2.93GHz, 4MB L3キャッシュ)
	4GB (2GBx2) DDR3-SDRAMメモリ
	RADEON HD 5450 1GB
	640GB SATA HDD（7200回転）
		1分47秒
SandyBridge設計	Inspiron 620 /　2011年5月発売
	Windows 7 Home Premium SP1 64bit
	Pentiumデュアルコア G620 (2.6GHz, 3MB L3キャッシュ)
	4GB (2GBx2) DDR3-SDRAMメモリ
	HDグラフィックス
	500GB SATA HDD（7200回転）
		2分31秒
Core設計	自作パソコン Core 2 Duo 　/　2008年10月に自作
	Windows Vista Home Basic SP1 32bit
	Core 2 Duo E8400 (3GHz, 6MB L2 , 1333MHz FSB)
	4GB (2GBx2) DDR2-SDRAMメモリ
	RADEON HD 4650 512MB
	500GB SATA HDD（7200回転）
		5分28秒
NetBurst 設計	自作パソコン（Pentium D） /　2006年11月に自作
	Windows XP Home Edition SP3　正規版 32bit
	Pentium D 915 (2.8GHz, 4MB L2 , 800MHz FSB)
	1GB (512MBx2) DDR2-SDRAM メモリ
	RADEON HD 3650 512MB
	160GB SATA HDD（7200回転）

ゲーム・パフォーマンス比較

Pentium G3220を搭載したPavilion Slimline 400-220jpでは、Haswell世代のインテル HDグラフィックスが内蔵されている。ストリートファイター4のベンチマークではAVERAGE FPS 39.23（RANK C ）だったが、似たような成績の過去レビュー機をピックアップしてみた。ストリートファイター4はCPU性能の影響がわりとあるので、単純にグラフィックだけで比較ができないが、「昔のエントリーグラフィックカード、GeForce G210やGT220あたりに近いのだろうか」という印象。

やはり、Pavilion Slimline 400-220jpはエントリー機とはいえ、Pentium G3220ではなく、Core i5-4440か、Core i7-4770 の搭載をオススメしたい。内蔵する「インテル HD グラフィックス 4600」はパフォーマンスが高い。

ストリートファイター4　解像度 1280×720 ウィンドウ表示

今回レビューしたPavilion Slimline 400-220jp （Haswell設計）		AVERAGE 39.23 FPS
OS	Windows 8.1 （64bit）
プロセッサ	Pentium G3220(3.0GHz, キャッシュ3MB, 2コア/2スレッド)
メモリ	4GB（4GB×1）DDR3 SDRAM メモリ（1600MHz）
グラフィックス	インテル HD グラフィックス
ストレージ	1TB ハードドライブ (SATA, 7200回転)
		AVERAGE 46.84 FPS
Ivy Bridge設計 Inspiron 660s 2012年5月発売	Windows 7 Home Premium SP1 64bit
	インテル Core i5-3450s(2.8GHz , 6MB キャッシュ)
	6GB （4GB×1 +2GB×1）DDR3 SDRAM メモリ（1600MHz）
	インテル HDグラフィックス 2500
	1TB SATA HDD(7200回転)
		AVERAGE 42.09 FPS
Nehalem設計 Omni 200-5450jp 2011年9月ごろ	Windows 7 Home Premium 64bit
	23インチワイド光沢液晶 (1920x1080)
	Core i3-550 (3.2GHz, 4MB L3キャッシュ)
	4GB (2GBx2) DDR3-SDRAMメモリ
	NVIDIA GeForce G210 512MB
	1TB SATA HDD（7200回転）
		AVERAGE 42.41 FPS
Nehalem設計 HP s5250jp 2009年12月	Windows 7 Home Premium 64bit
	インテル Core i7-870 (2.93GHz, 8MB L3キャッシュ)
	4GB (2GBx2) DDR3-SDRAMメモリ
	GeForce GT220 1GB
	640GB SATA HDD（7200回転）